銀の匙 124話のネタバレ＆感想になります。
第１２４話 四季の巻27
内容ネタバレ
八軒が受験勉強に励む一方
その彼女であるアキは勉強の邪魔をしちゃ悪いかなと思い
連絡をとらずにいた。
とはいえ自分の受験の時に助けてくれた八軒に
何かできることないかともどかしく思っていた。
そんなアキに大川が提案したのは
彼氏の代わりに豚の世話をすることであり
アキは彼女っていったいなんなんですかねぇ～と思いながらも
八軒の代わりに豚の世話に勤しむのだった。
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センター試験当日、相川は会場の前で八軒に声をかけられるが
八軒の姿はこれまでに見たことないほどにやばいくらい影が薄くなっていた。
そんな八軒に物を食べさせながら二人は
会場に入りつつお互いこれからの予定を話していたが
どうやら畜大の本試験は2月の下旬らしく
合格発表が3月6日、卒業式の時点ではまだ結果待ちとのことだった。
そんなことを話していた二人だったが
そこへいると思っていなかったあやめが姿を見せ
センター試験を受けると聞き
高校卒業確定したことを驚くと共にそんな彼女の勉強を見ていた
兄慎吾に改めて感嘆するのだった。
弟がそんなことを話しているとは露知らず
当の本人はネットを介してあやめの父親から先生のおかげで
無事に卒業できそうだと礼を言われていた。
そこにはあやめの担任である旭山もいるらしく
オール1だったあやめをオール2まで上げてくれた事に礼を言われ
さらにはその親族も続々と姿を見せると共に礼を言われることになり
いつまで続くんだと冷や汗を流す慎吾だが
今頃センター試験真っ最中という事もあり弟に向けてエールを贈るのだった。
1月20日始業式。
担任である桜木から高校生活最後の学期の始まりと言う事で
これからについての説明を受けることに。
1月末の卒業認定試験が終われば家庭学習期間ということで
卒業式までほとんど学校に来ることはなくなるようで
浮かれて卒業取り消しにならないようにとのことだった。
八軒と相川はこれから受験を控えていることもあってか
来週の卒業試験こそ受けるものの受験勉強に励むために全休になっていた。
常盤はそんな二人が抜けることで自分の班が
タマコと二人しかいないことに気付いたようで
この時期除雪作業だらけじゃん！と文句をいうが
八軒がそれに取りあうはずもなく・・・。
困った常盤は八軒の彼女であるアキに八軒の代わりに手伝えと声をかけるものの
アキからはなんで彼女＝労働力なのよ！と返され
居合わせた栄からはあんたも大川先輩もそんなだから彼女できないのだと言われることに。
そして八軒と同じくセンター試験を受けたあやめから
採点は222点でしたと笑顔で報告を受けた慎吾は
ああ・・・うん、美しい数字だねぇ・・・と渇いた笑みを浮かべるのだった。
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ！
感想
約10ヶ月ぶりの連載再開となった銀の匙ですが
その面白さは相変わらずでした！
今回の話ではついにセンター試験日を迎え
八軒が挑むことになったわけですが
なんていうかその後の予定を聞いてその大変さが・・・。
私自身センター及び大学受験をした経験がなかったので
そういう事情に疎いのもありますが
思いのほか大変みたいですね。
それまでの勉強は当然として
卒業式が終わった後に合否が出ると言うのは
なかなかに辛いものがあるんじゃないかと。
さらに相川の場合はそのまえに受ける私立の本試験もあるとか
2月から3月末までの予定を見た時には
うわぁ・・・という感想しかなかったです。
そんなことがありながらも
相変わらずなあやめの登場にほっこりする場面もありましたが
八軒も言ってましたが本当によく高校卒業認定もらえたものです。
あくまでもこのままだったらという予定ではありますが
オール1のままではそれも難しかったでしょうし
改めて慎吾の奮闘には頭が下がります。
まあ、その立役者である慎吾もまた
あやめの家族・親族から担任と色々な方から
お礼されることになって辟易していましたが
それだけあやめの成績をあげるのは大変だったんだろうなと。
そんなこんなでようやく三学期、高校生活最後の学期を迎えたわけですが
卒業認定試験こそあるものの当分の間は勉強漬けの日々になりそうですね。
流石の大川さんも八軒の邪魔をしないとは思いますが
あの人は突然前ぶれもなく現れて
場をめちゃくちゃにするのが当たり前の人でもありますので
彼には今後も要注意でしょうね。
ともあれ八軒ならば問題なく合格できるだろうとは思いますが
何事もなく無事に受験を終えられればいいなと願うばかりです。
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