雑誌掲載最新話 BIRDMEN-バードメン-

BIRDMEN-バードメン-最新 62話 flight60 ネタバレ&感想 日本の状況とマライカ覚醒

2018年5月30日発売の週刊少年サンデー 2018年27号に連載されている

BIRDMEN-バードメン- 62話(flight60)のネタバレ&感想になります。
 
flight060 NEXT LEVEL

内容ネタバレ

 
鷹山が異質なのははじめから分かっていたと思う。

でもその異質さが深みを増し様々な色彩を帯びはじめたのは

あいつが自分の力に強く自覚を持つようになってからだと言う事を・・・

俺はよく分かっていなかったのかもしれない。

 
目覚めた烏丸は光鳳のもとへ訪れるが

彼は影鳳に膝枕されくつろいでいた。

 
その事を驚く烏丸達に対し光鳳は何事もなかったように

なかなかに楽しい夜だったなと話し

お前とは今一度語り合いたいと思っていたと笑い声を上げていた。

 
そんな彼に対し呆気にとられながらも烏丸は

何か要件があったようで・・・。

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その後仲間から心配の声をかけられていた烏丸のもとへ

つばめの弟が起きたとの報せが届く。

 
鴨田や鷺沢が喜びながら彼のもとへと向かう中

烏丸は助けた際に自身がやったことを思いだし

他の皆に任せて鷹山のもとへ足を運ぶ。

 
そこにはマライカを腕に抱く鷹山の姿があり

その子が4人目?と声をかけながら

すぐにここを出ることを伝えるのだった。

 
どうやらここを出るのはFOXからの指示だったらしく

言われた通り場所を移動したことを連絡する烏丸。

 
FOXは最初に逃げてきたセラフには発信機が付けられており

わざと逃がされたと語る。

 
元々EDENがマークしていたのはおそらく”煌炎者”であり

それは彼のα波に他にはない特徴がある事から追いやすいのだと。

 
その彼が突然西アフリカから元いた東へ移動し始め

その直前に烏丸達の世界配信がアラビア半島であったことから

直接コンタクトを取りにいったと推測でき、

その先をどう計画していたにしろ君らに繋がるルートさえあればやりようがあると語る。

 
その上でEDENの目的はセラフとその進化を管理下に置く事であり

その人間とセラフを繋ぐ存在である”繋ぐ者”は人類にとって最強の札で

本気で獲りに行くのに手段は選ばないと。

 
自分を狙えばいいのにと思いつつ

FOXに二人の子供がいなくなったつばめの家族について尋ねたところ

それについては龍目に代わろうと言われ久々に彼と話をすることに。

 
いきなり龍目に代わったことですぐに返答できず黙ってしまった烏丸だが

龍目から今や自分も政府の監視対象者であること、

つばめの弟である翔馬が海野家から離された事情について説明を受けることに。

 
そして烏丸達が人間ではなくなったことは

龍目を通して家族に伝えられているらしく

その反応は様々だったと。

 
自分の母親が事実を受け止めきれないでいることを聞いた烏丸は

母さんには絶対言わなくていいけどと前置きしつつ

俺たぶん、もっと訳分からないものになると告げるのだった。

 
一方、鷹山に抱かれながら眠り続けるマライカのもとへ

シルバーアイが訪れその力を改めて見ていた。

 
どうやら今のマライカは以前とはまるで違う

枠外とも言えるものに変わっているらしく

シルバーアイは鷹山に君は一体どこまでできるんだ?と問いかけるが

そこへ新しい”拡散者”が来たという知らせが届き

視てくれとやって来た彼のもとへ連れていかれることに。

 
一方、烏丸は鴨田や鷺沢に残してきた家族が

もれなく政府監視対象者であることを報せていた。

 
国も頼りにならない事から翔馬を日本に戻す線はないと結論が出され

アイリーンはそしたら仲間に引き入れるしかないと話すが

烏丸は自身の行動を悔やんでいた。

 
そんな烏丸に対しサクルは

王になるのは大変だとして自分の都合で目を閉じ

耳を塞いではいけないと告げるのだった。

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その後今一番の”拡散者”と顔を合わせた面々だが

烏丸は本人に選ばせるべきだと告げ

翔馬にセラフのことを説明することに。

 
そして説明を受けた翔馬の出した答えは

烏丸が思っていた通り鳥男には絶対なりたくないという拒絶だった。

 
ああやっぱりとその答えを予期していた烏丸は

結局自分が簡単に人類共存派とか言えたのも

心で怪物認定した鷹山を救いたいなんて思えたのも

俺にその自覚が足りなかっただけだと考えていた。

 
そのほうが無闇に力を振るって周りを傷つけても

そんなつもりじゃなかったなんて言い訳で自分を守れて

俺に都合がいいもんなと。

 
どんどん暗いほうへと考えが落ちていく烏丸だが

その手を取ったのは今まで眠り続けていたマライカだった。

 
マライカは翼が重くなってしまうとして

あなたの翼は大きいが荷物はもっと少なくていい

そしたらもっと高く飛べると告げ自身の能力を発動させる。

 
その力は皆が驚くほどのものであり

シルバーアイ曰く治癒や浄化のさらに上位の物とのことだった。

 
やりすぎるなと告げた鷹山の言葉に従い能力を止めたマライカは

烏丸に軽くなった!?と伝えると共に自身の声が伝わったことを理解し

嬉しそうに鷹山に抱き付いていた。

 
そして鷹山はそんなマライカを抱きとめながら

お前を飛べなくさせるのはいつもお前だなと烏丸に告げる。

 
マライカは大丈夫!もう悪いもの追い払ったと語り

嬉しそうに鷹山に笑みを向けるのだった。

 
マライカ・ムッサ(7)

第一特化能力”消滅者(イレイサ―)”

 
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!


感想

 
ついにマライカが覚醒したわけですが

なんていうかふわっとした感じですね。

 
”消滅者”ということなので

なにかを消す能力なのはわかるんですが

今回その対象となったのが烏丸の罪悪感ということで

その範囲がイマイチ判然としない感じです。

 
とりあえず精神的なものを消すことが出来るのはわかりましたが

それが良いもの悪いものどちらも消せるのか、

精神的なもの以外はどうなのか等色々検証が必要かなと。

 
なんにしても彼女が4人目の七翼である事は間違いなさそうですし

これから烏丸達一行に仲間入りすることになりそうですね。

 
今の段階で鳥男になるのを拒絶している翔馬が

これからどうするのかもわかっていませんが

結局のところこのまま日本に返すと言う選択肢がない以上

鳥男になるしかないような気はします。

 
まあ、彼が鳥男になるのを嫌がっているのは

おそらく烏丸の行動と変貌を目の当たりにしてしまったからで

マライカの能力によって思い詰めていたものが消された今の烏丸を見れば

また意見も変わるだろうとは思いますが。

 
それにしても烏丸の母親についてですが

理解できないのも分からなくはないんですが

もう精神的に病みつつあるみたいですね。

 
元々あの家自体上手くいっているとはとても思えなかったので

ああなるのも分からなくはないんですが

息子が人間じゃなくなったことが決定打になったのかも。

 
冷静に考えればあのままだったら命が無かった以上

それしか選択肢がなかったことに鴨田の父親同様

気付くと思うんですが今の様子だと難しいのかもしれませんね。

 
ともあれ日本についてはどうすることもできませんが

烏丸達一行についてはマライカが覚醒したこともあって

順調と言えるのでそのマライカをどうするのか、翔馬をどうするのかも含めて

次回どうなるのか楽しみです。

 
ちなみに予告によると次回は31号にて掲載とのことですので

続きは6/27になるかと。

 
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