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アルスラーン戦記 2巻 第5話 内容ネタバレ&感想

第5章 君主の度量

内容ネタバレ

今から五年前のパルス歴三一五年。

トゥラーン、シンドゥラ、チュルクの三国が同盟を結び

五十万の大軍を持ってパルスへと侵入した。

 

アンドラゴラスはこの事態に対し国軍を総動員し

各地の諸侯も王都エクバターナに集結させることに。

そして五十万の大軍に対して話し合いが行われると

当時ダイラム地方の領主であったナルサスは

自分の策を持って三国同盟を退散させることも出来ると言い出し・・・。

 

さらにナルサスは兵を使わずに多少の時間だけあれば十分だと言い

そこまで言うのであればとアンドラゴラスからやってみるようにと言われたその日

ナルサスは部下と共に姿を消した。

 

そして三日後戻ってきたナルサスは王に願い出て

捕虜にしてあったシンドゥラ兵二千を解放。

ナルサスは今夜のうちに三国同盟が崩れ去ることを予言し

総攻撃に備えることに。

 

その夜、ナルサスの予言通り三国同盟は同士討ちを起こし

それを機にパルス軍は五十万を潰走させることに成功する。

 

ナルサスによると命を受けてからの三日間の間に自身の兵を使って

三国に流言をばら撒いたらしく、捕虜にしていたシンドゥラ兵二千を解放することで

三国を疑心暗鬼に陥れ結果内部崩壊することになったと。

 

そしてナルサスは今回のことで金貨一万枚に加え

宮廷書記官という地位につくことになるが・・・。

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ナルサスは自身の絵の創作を行なっていたがダリューンたちがきたことで

興がそがれたとしてエラムに食事の準備をするように申し付ける。

アルスラーンは創作とは何かとその描いていた絵を見るも

それが絵なのか理解できないようで放心状態に・・・。

 

そして食事が終わり、ナルサスはアトロパテネで起きたことについて聞き

ダリューンから智恵を貸してもらえないかと頼まれるも

今更浮世と縁を持つ気はないと断ることに。

 

それならばとアルスラーンからナルサスの考えを聞かせて欲しいと懇願され

ナルサスはアンドラゴラスは奴隷制度を廃止するべきだったこと、

これからルシタニアはパルスの奴隷にイアルダポート教への改宗を勧め

その代わりとして自由を保障することになると。

 

それにより奴隷たちが王都の内部で反乱を起こし

王都エクバターナは陥ちることになると聞いたアルスラーンは

再度知恵を貸してほしいを頼むが断られてしまい・・・。

 

あくる日の朝早く起きたアルスラーンは食事を作っているエラムから

奴隷から解放されたエラムの両親についての話を聞くことに。

その話を聞いたアルスラーンは奴隷は解放するべきなのかと

エラムに問いかけるも自分で考えるようにと言われてしまう。

 

その後、ナルサスの山荘にアルスラーンたちを探してか

カーラーンの部下が現れ・・・。

 

その者たちは山荘にどかどかと足を踏み入れ

自分たちは大将軍カーラーンの麾下のものだと語る。

そしてアルスラーンとダリューンがこちらに来ていないかと聞いた後

カーラーンはナルサスを高く評価しており麾下に加えたいと考えていると持ちかける。

 

しかしナルサスから腐肉は一人で喰え、ナルサスには不味すぎると伝えるように言われ

怒りのあまり斬りかかるがその瞬間足元にできた落とし穴にハマってしまうことに。

 

それを確認したアルスラーンたちは隠れていた屋根裏から出てくるも

ヴァフリーズが亡くなっていたことにショックを隠し切れないようで・・・。

 

その後再度ナルサスに自分を助けてもらいたいと頼むもすげなく断られてしまった

アルスラーンは忠誠を求める代わりに十分な代償を支払うと告げ

私がルシタニアを追い払い国王をなったあかつきには

ナルサスを宮廷画家として迎い入れることを提案する。

 

それを聞いた各人が呆然とする中、

ナルサスはアルスラーンの君主としての度量を認め

ルシタニアに国土を踏みにじられるのを傍観しているわけにはいかないと

アルスラーンに仕えることを宣言するのであった。

 

当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方はコミックスでどうぞ!

 


感想

ナルサスが仕えることになったのは非常に喜ばしいことですが

それよりなによりナルサスが創作している絵を一度見てみたいものですね。

一目見たアルスラーンが目がテンになり絵?という評価するものですから

どれほどのものなのか気になるところです。

 

まあ、それはそれとしてヴァフリーズが亡くなってしまっていることは

以前からわかっていましたが裏切り者のカーラーンが

大将軍の地位についているのはどうにも気に入らないですね。

 

というより国王も不在のなか大将軍の任命って誰がしているんでしょうかね。

もしかして勝手に名乗っているんでしょうか?

王妃が任命するとは思えませんしね。

 

今回の話でも少し出てきましたが国王や王妃がアルスラーンを冷遇する理由が

一体何なのか気になりますね。

ヴァフリーズはその理由を知っていたらしいですが亡くなってしまっていますし

この先このことが問題となるような気がします。

 

考えられるとしたらアルスラーンは実の子ではないとか

父親が違うとかでしょうか?

どちらにしてもショッキングな内容なのは明らかでしょうね。

 

次回の展開としては今回でナルサスが配下となってくれるとのことですので

ナルサスの言に従って動いていくことになるかと。

とりあえず今いる山荘を引き払うことになるでしょうけど

いかんせん味方が少ないので当分の間、王都には戻れないでしょうね。

 

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