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アルスラーン戦記 2巻 第10話 内容ネタバレ&感想

第10章 囚われの王妃

内容ネタバレ

秘密の通路を通ったのか王都から離れた場所に出てきたギーヴ。

そして彼方に見える王都から煙が上がっているのを見て

パルスという強大な国が終わる様を思いながらパルスを建国したとされる

英雄王カイ・ホスローの詩を謡っていた。

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王宮では王妃タハミーネの所在を探し続けていたが

そんな中、仮面の男は隠れていた宰相フスラブを見つける。

フスラブは彼らが誰一人助ける気がないことに気づくと

自分は王妃の居場所を知っていると言い出し・・・。

 

フスラブの情報によって王妃タハミーネを発見した仮面の男は

以前から知っているのかあの頃と少しも変っていないことから

人妖(ばけもの)めと言い放つ。

 

その後タハミーネは兵士たちに連れられ、イノケンティス7世のいる玉座の間へと

連行されるが、その最中タハミーネが関わってきた男をことごとく不幸にしてきたことから

妖なのかと兵士に噂されていた・・・。

 

そしてイノケンティス7世の前へと連れてこられたタハミーネが顔を上げると

イノケンティス7世は一目惚れしまったらしく・・・。

 

周りにいた側近からあの女だけは駄目だと説得されるも自らの妃にすると言って聞かず

埒が明かないと王弟ギスカールのもとへと報告しに行くことになるが

ギスカールもそのことは予想外だったのか怒りのあまり持っていたペンを圧し折り・・・。

 

ギスカールは急ぎイノケンティス7世のもとへ行くも

説得に応じることもなく宝物庫の管理をボダンに任せ行ってしまう。

周りの者はボダンが気に入らないらしく口ぐちに批判し、

ギスカールもまた口先だけの聖職者を厚遇しすぎると思っていた。

そしてタハミーネを娶ることに決めたことに対し間違って子でも出来たらと憂慮していた。

 

その頃王都ではルシタニア兵が好き勝手に振る舞っていることで

市の雰囲気も悪くなっていた。

そんな中、ある見せ物小屋に三年前ここに連れてこられ奴隷になったものを探しているという

まだ若いルシタニア兵の姿が・・・。

 

当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方はコミックスでどうぞ!

 


感想

王妃は無事だとは思っていましたが

まさか敵国の王に見初められるとは正直驚きました・・・。

とりあえずあのブタの妻になることで命は助かりそうですが

兵士が言っているようにおそらく不幸をもたらすことになるんでしょうね、きっと。

 

まあ、それはそれとしてわからないのがあの仮面の男ですね。

話していることからタハミーネを知っているようですが

どう関係しているのかは一切明らかになっていないようですし

一体何者なのか気になります。

 

今回の話で初登場した王弟ギスカールですが

ルシタニアの中で一番の人物のような気がしますね。

部下にも慕われているようですし、

あのブタよりは間違いなく有能なのは間違いないかと。

 

ただあのブタが好き勝手しているのを諌められないことから

なんていうか苦労人なんじゃないかと。

まあ、アルスラーンたちにとってはギスカールが王でなくて良かったので

その意味ではあのブタぐっじょぶ!(笑)

 

次回の展開ですが王都も落ち王妃も捕まってしまったことを

アルスラーンたちはまだ知らないはずですので

とりあえず王都に向かったアルスラーンたちがどう動くのかといったところでしょうか。

どちらにしても王妃が見つかったことでルシタニア関係の話はひと段落したので

次回からはアルスラーンたちがメインで進むことになるのではないかと。

 

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