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魔法使いの嫁 最新 15話 ネタバレ&感想 魔法使いの歴史とリンデルの過去

第15話 We live and learn.

内容ネタバレ

 

百花の歌(エコーズ)の使い魔と共にチセとルツは

竜の背に乗り空を飛んでいた。

チセが前は竜に咥えられて飛んだんだっけと思い出していると

使い魔が鹿?のソリに乗っている主リンデルを発見し下りることに。

 

リンデルはチセが元気そうなことを確認しながら頭を撫で

一緒にいたルツを見て良き家族も出来たようで何よりだと。

その後竜に乗ってくるのは疲れただろうと

今度はリンデルと共にソリに乗って移動することに。

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出発する前、使い魔によると主であるリンデルが風の噂に

チセが魔法を使うのが不得手だと聞き、それならば早く杖を作るべきだとして

竜の国へ来るようにという話だった。

 

エリアス曰く魔法は妖精や精霊から力を借りるもので杖はそんな彼らに

こちらの意図を伝える便利なものであり

チセが例えた指揮者の指揮棒みたいなものであると語る。

 

そういったわけでチセに杖が必要なので竜の国に来るようにとのことだった。

それを聞いたエリアスは最近外に出てばかりだったからか出かけるのを渋っていたが

使い魔の話ではリンデルはチセ一人で来るようにと言っていたらしく・・・。

 

そうして竜に乗ってルツと共にリンデルに会いに行くことになったが

見送ってくれたエリアスはどこか様子がおかしく・・・。

 

それを思い出したチセがエリアスはまだ病み上がりのような状態だったことから

やっぱり来なかったほうがなどと考えているといつの間にか

目的地である竜の国へと到着。

 

そこでリンデルは前には詳しく話さなかったとして竜の国について語る。

ここはギャオという地の裂け目に作られた竜の営巣地であり

何百年か前に最初の管理者が世界に散るわずかな竜をここへ移したと。

 

さらに自分は元々しがない遊牧の民であり物心つくころには独りトナカイと苔を追って

暮らしており名前も師匠にもらったものだと語る。

 

そうして話しているうちにネヴィンの樹へ到着。

その樹はネヴィンが還ってからそれほど経っていないにも関わらず立派に成長していた。

 

リンデルは空を見上げもう暗くなってきたとして自分は夕餉の準備をすると言い、

ナタをチセに渡すと己の杖は己でな!と笑顔で・・・。

 

残されたチセはちょうどいい枝を伐るためネヴィンの樹に登っていた。

登りながらネヴィンはもう土に還ってしまったのかな、

まだ何ヶ月も経っていないのにやっぱり生き物として根源から違うのかなど

考えていたからか手が滑り樹から落ち!?

 

地面に叩きつけられる寸前でルツが助け無事だったチセだが

ルツに怒られ説教されてしまうことに。

心配するルツは代わりに取りに行こうかと提案するが

チセは自分の使うものだからともう少し頑張ることに決め・・・。

 

その頃、エリアスは銀の君と共に居間にいたが

チセがいないことでこうも家が静かなのかといつもと違う空気を感じていた。

そんな中、窓から一羽の鳥が現れ・・・。

 

その鳥はエリアスに用がある誰かが遣わしたものらしく

私は学院管理局のアドルフ・ストラウドと名乗り

先日エリアスの手元にいる少女についての噂を聞いたと語る。

 

そして単刀直入に申し上げるとして人の子である彼女の将来について

話しをさせていただきたいと言うが・・・。

 

夜も更けチセはリンデルが作った食事を食べることになるが

リンデルはチセの腕が擦り傷だらけになっているのを見て手をかざすとその傷が治っていた。

リンデルの手は薬の手と呼ばれるものらしく死なぬ傷ならたちどころに治ると言うものだった。

 

昔はそういうものも多かったがここ数百年は生まれていないと語るリンデルに対し

チセが一体いつから生きているのか、他の魔法使いも皆長生きなのかと問いかけると

リンデルは呆気にとられる顔を見せたかと思った次の瞬間には

何も説明していないエリアスに怒りをぶつけていた。

 

怒るリンデルにエリアスに聞かなかった自分が悪いと謝るチセだったが

リンデルはチセに対して怒っているわけではないとして落ち着きを取り戻すと

今回チセを呼んだのは少し心配だったからだと語り出す。

 

知らないほうが楽なら生き物はそれに甘んじそれは当たり前のことであるが

それではいけない、考えることをやめたヒトはもはやヒトではないと。

 

その上でリンデルは何故それで良いと思っているのかと尋ねると

チセは自分を生んだ人に産まなきゃ良かったと言われたこと、

父や弟も自分から逃げたことを語る。

 

他の人には見えないものが見えたりしたためか面倒もたくさん起こし

自分を欲しがってくれる人は誰もいなかったがエリアスだけが自分を手元に

置いてくれたと。

 

だからこそ自分はあのヒトが言わないことは聞かないし

都合のいい人間でいたいと語るチセに対しリンデルは

その表情からとてもそんな風には見えないと告げると

杖はまた明日だと言って寝物語に面白い話をしてやると言い出し・・・。

 

その話は自分たちが何故魔法使いと呼ばれるようになったのかという話から始まり

何故自分たちが人間より長命で頑健であるかはわからないが納得できない人たちは

何故自分がそうなのか何か果たすべき使命があるのではと。

 

それを探し同胞が幾人も伏していったが自分もまたその道理を嫌い

ひとり遊牧の旅をしていた頃、世話になった師匠から離れてもトナカイとは離れがたく

トナカイと共に苔を追っていたある冬のこと。

 

その冬も独りで過ごすはずだったが狼が出て

ある時夜通し番をする羽目になったものの狼は現れず

代わりにあれが来た。

 

あれとはチセもよく知るもので

それは夜が二つ足で歩むがごとくやってきたと。

 

当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!


感想

 

今回はページが多かったことに加え説明が多かったためか

めっちゃあらすじが長くなっちゃいました。

ある程度重要そうなことは網羅しましたが

こればっかりは本誌を見ないと分かりづらい点が多々出てくるのであしからず。

 

ちなみにあらすじにはチセが鹿と言っていますので鹿?にしてありますが

あれはトナカイの事だと思います。

まあ、トナカイは鹿の一種ですからどっちでもいいんですけどね。

 

今回のタイトルであるWe live and learn.ですが

意味としては我々は生きて、学びますという感じのようです。

 

私自身英語が大の苦手なのでネットの翻訳になりますが

話しの内容から言ってそう間違いではないかと。

人間は生きているだけで何かを学んでいるわけですしね。

 

それはそうと以前チセたちが竜の国に来てからどれくらいかはわかりませんが

ネヴィンの樹の成長めっちゃ早いですね!

チセが言っていたようにやっぱり根源が違うからなんでしょうか?

 

チセたちを運んできた竜もそうでしたが大きくなりたければ大きくなるし

小さいままでいたければそれなりらしいですからね。

なんていったらいいかわからないですが竜族半端ないです。

 

そういえば今回チセの過去について少し触れていましたが

両親はともかく弟がいたことは初耳でした。

母親は亡くなって父親はいなくなったと聞いていましたが弟までいたとは。

でその弟ですが話の流れからして父親が連れて行ったんでしょうか?

亡くなったとは言っていませんでしたし、そのうち会うこともあるのかも。

 

それにしてもエリアスだけが自分を手元に置いてくれたから

自分は都合のいい人間でいたいとはまさしく依存でしょうね。

以前アンジェリカにも言われていましたが依存したままではエリアスと幸せには

なれないんだろうなと。

 

でもその辺りはそう簡単に解決することではないので

今後に期待するしかなさそうですけどね。

 

そういえば忘れちゃいけないことがもう一点。

いきなり鳥が喋りだしたことも驚きましたが気になるのはその内容。

相手は学院管理局の人間らしいですがもしかしてチセ学校に行くんでしょうか?

 

学院管理局というものが一体どういうものなのかは分かりませんが

学院と付いている以上学校関係なのは間違いないんじゃないかなと。

もしチセが学校に通うことになるなら結構面白くなりそうですね!

その代わり銀の君とエリアスは寂しくなるでしょうけど・・・。

 

次回の展開についてですがとりあえずリンデルの話の続きが気になります。

今回のラストでまだ人間とは程遠い恰好のエリアスがリンデルの前に登場したところで

終わっていますからね。

これからどうなって今のようにリンデルと交流を持つようになったのか、

昔のエリアスはどういうやつだったのかなど色々気になること満載ですしね。

 

それにチセの杖完成させないといけませんし、学院管理局も気になるところですので

次回にどこまで進むかは分かりませんがかなり楽しみですね!

 

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