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キングダム 最新 475話 ネタバレ&感想 桓騎軍らしい作戦

5月26日発売の週刊ヤングジャンプ 26号に連載されている

キングダム 475話のネタバレ&感想になります。

 
第475話 動揺のその先

内容ネタバレ

 
中央の丘を獲るためにこの四日間必死で奮闘してきた

桓騎軍の兵士たちは丘に趙の旗が掲げられているのを見て

撤退を指示した桓騎に動揺と怒りを漂わせていた。

 
そしてそれは将として戦っていた幹部たちも同様であり

桓騎を前にしてもその不機嫌さが表情に表れていた。

 
そんな将たちを代表する形で雷土が桓騎に撤退を指示した理由について尋ねると

桓騎は今もこの黒羊の勝敗は中央丘をどちらが取るかにかかっており

あの撤退の指示もそのためのものだと説明するが・・・。

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そんな説明で納得出来る筈もなくそんな彼らに桓騎は

長くやっているせいか最近考え方が軍に染まってきてないかと苦言を呈すると共に

理由だの戦術だのどうでもいいとしてしのごの言わずに昔みたいに

自分を信じろと声をかける。

 
その言葉を聞いた雷土たちは改めて桓騎が自分達の思いもしないやり方で

勝つのが面白いのだということを思い出していた。

 
そうして落ち着いたところで桓騎は彼らに次は久々に俺達らしいやり方で行うとして

”弱者をいたぶる”と言った上で今この黒羊には趙でも秦でもない

第三の人間がいるのだと説明を始めるのだった・・・。

 
一方、趙側では紀彗ら将たちが集まり

改めてこの戦いは中央丘を手にしたものが勝者であるとして

この夜を徹してこの丘を砦化しようと考えていた。

 
そうした中、金毛らに遅れる形で慶舎の死を知らされた岳嬰は

怒りが抑えられないようで慶舎の弔い合戦だといきこみ

紀彗は明日こそがかぎであり明日一日桓騎軍の攻めを凌げばこの戦いに勝利できるのだと

明日の戦いに向け決意を新たにしていたのだった。

 
そして黒羊戦五日目の朝は紀彗らが全く予想していなかった景色から始まり

樹海の至る所から煙が立ち上っていた・・・。

 
それは樹海にあった集落が燃やされたことで起こった煙であり

現在桓騎軍に身を寄せている尾平らは集落の焼け跡を見て

一体何が起こっているのかわからずにいた。

 
そんな彼らに対し上役の男はここは一般人の集落ではなく

趙軍の物資などの隠し場所だったと説明した挙句

共犯者に仕立て上げるかのように落ちていた宝石を無理やり尾平に持たせるのだった・・・。

 
そして一方敵を撒いてなんとか元の所まで戻って来た飛信隊は

丘に趙の旗がひしめいているのを見て困惑していたが

そんな中、羌瘣は知っている方角に煙が立ち上っているのに気づき・・・!?

 
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!


感想

 
前回桓騎が撤退を指示したことで何かしらの思惑があるとは思っていましたが

これこそ盗賊集団という作戦でしたね・・・。

 
言われてみれば桓騎の言う通りこれまで軍対軍の綺麗な戦いに終始してきましたし

桓騎軍らしくないといえばらしくない戦いだったかもしれませんが

ここにきていきなり弱者をいたぶる作戦に出るとは予想外もいい所でした。

 
まあ、でも紀彗らにとってもこの作戦は予想外もいい所であり

まさかといった部分ですのでかなり有効なのは間違いないと思います。

 
紀彗は以前の経験から民を見殺しにするなんてことは出来ないでしょうし

桓騎もそこを突こうとしているのかもしれませんが

まさに悪辣な作戦なのは間違いないかと。

 
今回の戦いの前に桓騎が信に大人の戦い方がどうこう言っていましたが

このことを指しているんでしょうね、おそらく。

 
まあ、間違いなく信はこの作戦に反発するでしょうけど

なんだかんだ言って上が決めたことに逆らうのも無理でしょうし

なんというかすっきりしない戦いになるんだろうなと。

 
それにしても尾平のバカは上役に言われるままに宝石を手にしてしまいましたが

あれは流石にマズイですよね・・・。

 
そのことを知れば間違いなく信は激怒するでしょうし

最悪飛信隊から放逐される可能性もあるかも・・・。

 
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