雑誌掲載最新話 ヴィンランド・サガ

ヴィンランド・サガ 最新 第131話 内容ネタバレ&感想 ヴァグンとの顔合わせとトールズの死の真相

8月25日発売のアフタヌーン 10月号に連載されている

ヴィンランド・サガ 131話のネタバレ&感想になります。

 
第131話 バルト海戦役⑦

内容ネタバレ

 
エスキルたちの言う通りに船に乗ったトルフィンだったが

着いた先は降ろしてくれと頼んだフユン島のどこかではなく

ヴァグン大隊駐屯地だった。

 
いきなり戦士たちに整列されて迎えられたトルフィンは

エスキルにどういうことだと声をかけるが

返ってきたのは謝罪と共に我が首領にお会い頂きたいというものだった。

 
そんなエスキルたちに案内されるままにヴァグンと会うことになったものの

なにも言ってこないヴァグンに挨拶だけしてすぐさま帰ろうとするトルフィンだったが

次の瞬間ヴァグンは突然感極まったかのように大粒の涙を流しながら

トールズが男児を遺してくれたことを喜んでいた。

 
父を知っているらしいヴァグンに話を聞こうとしたトルフィンだったが

ヴァグンは涙を流しながらトルフィンを抱きしめこれこそ戦神ティールのお導きだとして

これこそがフローキを誅すべしとのお告げなのだと天に向かって拳を振り上げると

何故ならフローキこそがトールズを殺害した張本人なのだと告げるのだった。

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思いもしなかった事を告げられたトルフィンは駐屯地内をヴァグンに先導されながら

詳しい話を聞くことに。

 
ヴァグンはフローキの黒い噂は20年前から囁かれており

有力な武将が何人も不可解な死を遂げその度にフローキの地位は高まり安定していったが

奴と武将たちの死を関連づける証拠がなかったのだと語る。

 
しかしトールズが無名の海賊ごときに遅れを取るはずがないと確信しており

その確信は正しくそれが証明されたのはごく最近だと語り

向かった先のテントの中から繋がれた一人の男を外へ。

 
その男を手に入れたのは偶然だったようでケチな盗賊だったが

捕らえて余罪を尋問した際に思いがけないことを吐き

それは自分はアシェラッド兵団にいたというものだった。

 
それを聞いたトルフィンはすぐさま男の顔を確認すると

自分以外に生き残ったのはアトリとトルグリムだったことを思い出し

風貌からこいつがアトリだと判断していた。

 
そしてヴァグンはこの男の証言で噂のウラがとれたことで

アシェラッドを使いトールズを暗殺したことが分かったと話し

その理由はトールズが第三代団長の座が約束されていたからだと語る。

 
フローキが父であるトールズを殺した事がわかったトルフィンは

あまりの事実にふらつきながらもヴァグンから父の仇を討てと言われ

その怒りで鬼の様な恐ろしい表情へと変わってしまっていた。

 
しかしトルフィンは怒りに身を任せることなく己を取り戻すと

少し独りにさせてくれと言ってその場を後にするのだった。

 
そして海が見える岩の上でじっと何かを考え込んでいるトルフィンに対し

ヒルドはお前が自分の父親の仇を討つと言うなら私もただちに私の父親の仇を討つと

警告する。

 
それを聞いたトルフィンはオレに父の仇を討つ資格なんてないことはわかっていると応えつつも

ただ一瞬頭が真っ白になって怒りが自分を完全に支配したのだと語る。

 
そしておそらくフローキを目にしたときオレはきっと

何もかも忘れて奴に飛びかかりズタズタに引き裂くだろうことが恐ろしいのだと・・・。

 
ヒルドはそんなトルフィンに改めてお前の正体は残忍で冷酷な殺人鬼であると告げ

トルフィンはいつになったら自分は生まれ変われるんだろう、

もっと優しい人間に、もっと強い人間になりたいのにと呟くのだった・・・。

 
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!


感想

 
ついに自分の父親を死に追いやった張本人が分かったトルフィンですが

正直よく自分を取り戻したなと。

 
あのまま怒りに任せてしまっても敵討ちが正しいと思われているこの時代では

エイナル以外誰も文句は言わないでしょうし

よく自分の意志だけで抑えたなと正直それだけで尊敬に値します。

 
とりあえず自分を取り戻したことでトルフィンが

フローキとヴァグンの戦いに参戦することはまずないとは思いますが

ヴァグンとしてはなんとしてでもトルフィンを旗にフローキを倒したいと考えているでしょうし

あっさりトルフィンを逃がすことはまずないかなと。

 
それに正直私的にもトルフィンがフローキに対し何らかのケジメを取る必要が

あるのではないかと思っているというか取って欲しいと願っていますので

相手の命を奪えとは言いませんがどのような形でもこの戦いに参加するべきじゃないかと。

 
まあ、エイナル達には確実に反対されることはまず間違いないとは思いますが

トルフィンがどう動くのかによって二人の戦いも変わってくると思われますので

少しでも良い結末になるように動ければ何よりではないかと思います。

 
まあ、それが一番難しいのはわかっていますが

そういう誰もが考えもしなかったことをやらかすのが

主人公であるトルフィンだと思いますのでその動きには期待したいですね。

 
話しは変わりますが次回のヴィンランド・サガの本編は休載で

代わりに4コマ掲載予定とのことです。

 
月刊誌と言う事もあって休載はかなり久々な感じですが

この作品がより良くなるのに必要な事だと思いますので

じっくり休んで良い作品を生み出してくれることを願っています。

 
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