魔法使いの嫁 雑誌掲載最新話

魔法使いの嫁 最新 32話 ネタバレ&感想 普通の人間と魔法使い

9月5日発売のコミックガーデン 10月号に連載されている

魔法使いの嫁 32話のネタバレ&感想になります。

 
第32篇 Examples are better than precept.

内容ネタバレ

 
少し咳き込みながら眠るエリアスの部屋のテーブルの上に書き置きを残し

家を出たチセが向かったのはアンジェリカの工房だった。

 
そこで初めてアンジェリカの夫であるデイビットと会うことになるが

デイビットはチセの風貌をアンジェリカから聞いていたらしく

すぐにチセだということに気づき挨拶もそこそこに作業中で手が離せない彼女を待つため家の中へと

案内されることに。

 
そしてデイビットにお茶を入れてもらいながら

彼が魔法使いではなく普通の人間であることなど色々聞いていたところ

ようやくアンジェリカがやってきて・・・。

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チセはエリアスが26日の夜から目覚めないことを相談しに来たようで

その日の夜の事を説明することに。

 
その日チセとエリアスは同じベッドで横になりながら様々な話していたが

狼になった名残からかチセには眠気が全然襲ってこず

反対にエリアスはちょっと眠そうな声を出していた。

 
そんなエリアスを見てチセはこんなこと私もあったような気がすると

昔母と一緒の布団に入っていた頃を思い出しながら

その時に母親が歌ってくれた子守唄を口ずさんでみると

その歌に誘われるようにエリアスは眠りについてしまっていた。

 
しかし次の日になってもエリアスは眠り続けてしまっていたらしく

何をやっても起きないエリアスをどうしたらいいかわからず聞きに来たと話すチセに対し

アンジェリカはチセの歌った子守唄魔力が上乗せされたのではないかと語る。

 
そしてさらに普通は意図しないとそんなことにはならないはずだとした上で

もしかしたらそれがチセの特技なのかもしれないと。

 
それを聞いたチセは私が睡眠薬を作るのが苦手なのはこれのせいかと考えていると

アンジェリカはもしそうならちょいと手間がかかると話し

魔法はかけた本人が解く方がいいのだと語る。

 
それは鍵と錠の関係のようなもので錠に合わない鍵を入れても開かず

鍵の方が壊れるとした上で魔法をそのまま使うよりも薬の形にした方がいいかも話し

どれがいいか選んでくるといい席を立ったアンジェリカに礼をいうチセだったが

クリスマスの時にもらった腕輪のお礼をしていなかったことに気づき

次のクリスマスにはお返しさせてくださいと感謝の気持ちを伝えるのだった。

 
そうしてアンジェリカを見送った後デイビットからお茶のお代わりいるかと言われ

大丈夫だと礼をいうチセだったがここ最近の無理が祟ったのか

具合が悪くなり倒れそうになってしまうことに。

 
それを見たデイビットから具合が悪いならそこで眠るといいと心配されながら

ソファーを横になったチセだがちょっと咳き込んだ際に手に吐血してしまっていた。

 
デイビットはチセの身体についてもアンジェリカから聞いていたようで

上手くいけば俺の家族と同じ長い長い人生が得られるんだろと話し

そのためには無理はダメだと諭しながら

自分とアンジェリカそしてアルシアのことについて語り出す。

 
アンジェリカが自分と出会った時から全然変わっていないこと、

そして何年も口説いてようやくオーケーをもらうことができ

娘が生まれたが最近ようやく彼女が首を振り続けたのか分かったと。

 
自分は一人で死ぬ事を考えなくてもいいが彼女たちは終わりがどこか知ることもなく

誰かを贈り続けなければいけないこと、自分には想像することしか出来ないが

それはすごくさみしいと俺は思うのだと・・・。

 
そして自分とチセはたぶん同じ立場だが

チセは自分と違ってうまくいけばついていけるのだと話し

だから俺達は無理も無茶もなるべくしないで出来る限り長生きしようよと

切ない表情で笑いかけ、チセもまたそうですね・・・と応えるのだった。

 
それから家へと帰ってきたチセは早速アンジェリカから教えてもらった方法で

薬を作ることに成功するが失敗しすぎたためか結局朝になってしまっていた。

 
疲れて眠い状態でありながらもエリアスの部屋へと向かったチセは

早速薬を飲ませようと寝ているエリアスの口を無理やり開かせたかと思いきや

作った薬をずぼっと口の中へ。

 
無理矢理薬を飲まされたエリアスが何が起きたのかわからないままに

飛び起き辺りをきょろきょろと見渡すのを見てルツは

薬で起きたのかアレで起きたのかと冷や汗をかいていた。

 
ようやく起きたエリアスにチセは起きたことを喜ぶと共に4日も寝ていたのだと声をかけるが

流石に眠気が限界だったらしくそのまま眠ってしまい

訳がわからず困惑するエリアスにルツがどういう事なのか説明することになるのだった・・・。

 
一方、その頃レンフレッドはアドルフの部屋へアリスにもらった酒を持ってやって来ていた。

アドルフはレンフレッドに頼まれていた作業をしていたらしく

モニターにはチセのデータが写っていた。

 
なんでもチセはすでに日本で死んだことになっているらしく

エリアスに送った使い魔から帰ってこない以上

あくまでも勝手にだが学院に迎えるために二人は色々動いていた。

 
そんな二人が学院に話していたところに突然トーリーと呼ばれる二人の知り合いが部屋に乱入し

話しはカルタフィルスから始まり魔法使い、不老不死についてと変わっていくが

レンフレッドとトーリーの主義主張は合わないらしくギスギスしていた。

 
そして思わぬところでレンフレッドの酒癖が明らかになり

二人がその対応に追われていたところに妖精が姿を現す。

 
その妖精はメリトゥーリというアドルフの最初の師匠の使い魔のようで

そこにいたのがアドルフだけじゃないことに気づきながらも

まあいい、急ぎだとして次の言葉を告げる。

 
それは

菩提樹から一匹狼へ、

生きた竜の雛が2頭奇妙な密猟者に捕獲された、

早急に行方を特定し契約に基づき竜の雛を返還せよ

とのことだった。

 
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!


感想

 
とりあえず前回からの続きでいきなりエリアスが眠り姫状態になってしまうとは

思いもしませんでしたがその解決方法もなかなか興味深いものでしたね(苦笑)

 
まあ、魔法絡みと思ってアンジェリカに相談しに行ったことは理解できますが

作った薬をあんな方法で飲ませるとは正直予想外でした。

ぶっちゃけ吹き出してしまう位面白かったのでなんの文句もありませんけどね。

 
それはそれとしてまたしてもチセの身体に不調が出てきているみたいですが

そろそろ本格的に治療を開始しないといけない気がしますね。

 
エリアスもチセが亡くなることを望んでいるわけではないので

そろそろ何かしらの動きがあるものとは思っていますが

大きな動きがないだけにちょっと心配です・・・。

 
それはそれとして周りがチセの入学に関して色々動き始めているようですが

正直身体的にどうなのかと。

 
魔法使いや魔術使いの為の学院とのことですので詳細は分かりませんが

身体が弱い状態ではなかなか厳しいのは間違いないような気がしますしね。

 
身体が完璧に治ってから入学すると言う流れがベストだと思いますが

なんとなく治療する前に学院に通うことになる可能性が高そうな気がするだけに

早く何とかしてほしいものです。

 
とりあえずあらすじの最後の方に出てきた妖精についてですが

あれって多分リンデルの使い魔である海豹人ではないかと。

 
ルドルフがメリトゥーリと呼んだことやその使い魔の主が最初の師匠と言っていたので

100%そうだとは断言できませんが確か以前に人とアザラシの両の姿を持つ者だと言っていましたし

あの話し方、伝え方も以前と同じだったのでほぼ間違いないかと。

 
リンデルがアドルフの師匠だった話なんて聞いたことありませんが

そういうことも有り得ない事ではありませんし

妙なところで縁が繋がっているのかも。

 
アドルフ(多分)を一匹狼と称する理由も今のところ明らかになっていませんし

リンデルと何かしらの契約を結んでいるらしいこともイマイチわかりませんが

次回以降にでも多少説明されることになるのではないかと。

 
まあ、なんにしても竜2頭密猟したのはカルタフィルスの手の者なのは間違いないだけに

色々な意味で大事になるのは間違いないでしょうね。

 
それにしてもあのレンフレッドが酒飲むとあんな状態になってしまうなんて

予想外すぎて笑わせてもらいましたwww

 
いきなりネガティブになって涙を流しながらうだうだ言い出して

それも4時間続くとかもう笑うしかwww

 
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