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キングダム 最新 490話 ネタバレ&感想 政vs李牧

9月28日発売の週刊ヤングジャンプ 44号に連載されている

キングダム 490話のネタバレ&感想になります。

 
第490話 宿命の舌戦

内容ネタバレ

 
李牧との謁見に応じた政は挨拶もそこそこに

何を目的にわざわざ咸陽にやってきたのかと

あえて礼を欠くほどの壁を作って接していた。

 
それに対し李牧は自身が歓迎されていないことを承知の上で

間に合ううちになんとしても秦王である政に上奏したきことがあって参上したと述べ

中華統一の夢をあきらめて頂きたいと申し出るのだった。

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李牧は政に対し心から尊敬している事、生まれてから今までなしたことを挙げ

そして今この世から戦を無くすために国を一つにしようとしている事、

その上で本当ならあなたのような王に仕えたかったのだと語る。

 
しかし仕えていたならやはり中華統一を全力で止めていたと述べ

国の存亡に関わる最終局面に近づく時その国は想像以上の力を発揮して抵抗し

それの力は合従軍を跳ね除けた秦の方々が一番知るところであろうと。

 
つまりそこからはさらに血で血を洗うような凄惨な戦が待っており

それは悲劇そのものであると述べた上で

自分も”戦の根絶”を心から願うものであると語る。

 
そしてそれは他の五国にも同じ考えを持つ者達がおり

ならば手を取りあうべきではないかと言い出すが

昌平君は統一以外にないと一蹴。

 
しかし李牧はあると応え、政に今すぐ六国に伝文を送り

六国の王を咸陽へ集結させるように願い出た上で

”七国同盟”だとその意図を語る。

 
それこそ無理だと反論する昌文君だったが李牧は

目的は”中華の恒久的平和”で七国が守る盟約を他国との戦争を一切禁じ

この禁を破った国はすみやかに残りの六国で攻め滅ぼすという

単純なものにすればよいのではないかと語るが

政はそんなものでは無くならぬと言い放っていた。

 
その上で確かに七国同盟を作れば中華より戦は消えるだろうが

百年後自分も李牧もいなくなった七国がその盟を守る保証がどこにあるのかと。

 
そんな七国同盟の案に対しそんな不完全なものを残して平和を成したというのかと語り

根本を変えるしかないのだと告げ李牧も引き下がることなく反論するが

政は秦は武力を以って趙を含む六国全てを攻め滅ぼし中華を統一すると告げ

お前たちは今すぐ発ち帰り趙王に完全降伏を上奏するがいいと言い放つのだった。

 
それに対し李牧は残念ですがと前置きした上で

”宣戦布告”しかと承りましたと応えつつも

しかし最後に後悔するのは秦国のほうだと述べるのだった・・・。

 
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!


感想

 
ついに李牧との謁見が始まって激しい舌戦が繰り広げられていますが

予想通りというかどちらも全く引かないですね・・・。

 
まあ、李牧もわざわざ政に仕えたかったという位に

王として認めているわけですから油断も妥協もしないのはわからなくもないですが

七国同盟は正直ないかなと。

 
李牧の言っていた通り確かに戦はなくなり短期的には平和となりますが

そもそも李牧という存在自体が問題でその圧倒的な存在がある限り

この同盟は上手くいかないのではないかと。

 
なんだかんだ言って秦や他の国の大将軍クラスを次々と討ち取っているのは事実で

結果この中華でもっとも恐れられている以上

そんな李牧が何を言ったところで裏があると思うのが当然。

 
そしてそんな李牧ならばぶっちゃけ相手が他六国でも勝てるのではないかと

他になにかあるんじゃないかと疑う声も間違いなくあがると思いますしね。

 
もし自分が王なら同盟汲んでほしいならとりあえず李牧の命を差し出させることを

何とか認めさせてからの話しかなと。

まあ、李牧が死んじゃったらその同盟自体する必要もなくなる気もしますけどね。

 
何はともあれ七国同盟設立が本気かどうかはさて置き

秦と趙は決定的に相容れないことが分かった以上

あとは李牧がどうでるかにかかっているでしょうね。

 
現在この中華で一番の影響力をもつ李牧の動向次第で

どうなるか決まるといっても過言では無いと思いますし

次回何を語り始めるのか楽しみです。

 
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