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テラフォーマーズ 漫画最新 #33(206話) ネタバレ&感想 戦闘開始と凱からの手紙

12月8日発売の週刊ヤングジャンプ 2017年2号に連載されている

テラフォーマーズ #33(206話)のネタバレ&感想になります。

 
#33 THE WORLD WAR 石と棍棒と

内容ネタバレ

 
戦争が始まりそれによっての利益に高笑いするハザズィーとの電話を終えた二郎は

もしもこれがアメリカVS中国の正面衝突だったら

世界が核の炎に包まれる可能性がある以上笑っていられなかったと考えていた。

 
そして今日テラフォーマーが日本に攻めてきたのは

まさしく中国側のファインプレーであり

まさか総理大臣を直接襲って昏倒させるとは思いもせず

”あの地域”の特殊工作員の力なくしては出来なかっただろうと。

 
諸説あるが”近代物理学の父”アルベルト・アインシュタインは

第二次世界大戦で原子力が大きな武器となったが次の大戦では何がと問われ

第三次はわかりませんが”第四次”は”石と棍棒”でしょうなと答えていた。

そしてその予言は早まることになり・・・。

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上陸地点を確保するためクジラから飛んできた大量のオニヤンマ型のテラフォーマーだったが

アメリカ軍と中国軍による人為変態と最先端技術による近距離戦闘により

次々と駆逐されてしまっていた。

 
弾切れもなく大量の砲を運ぶ必要も無く

すばやく移動するのにガソリンは要らず補給はチョコレートと軽量の薬のみ。

 
人類は気付い(変化し)た、長距離ならばミサイルで

短距離ならばむしろ”石と棍棒”の方が良いと。

 
一方、爆発に巻き込まれて死んだと思われた<祈る者>だったが

その身に纏っていた防爆繊維(爆破覆幕)によって片腕のみの損傷で

海岸に辿り着いていた。

 
それは文字通り爆発の熱と爆風を防ぐためのものであり

衝撃まで完全に吸収するわけではなかったが下が海であったことが幸いであった。

 
加えて繊維の高額さゆえにあまり実用的ではなかった代物だが

その問題は21世紀生物学の進歩により解決され

それが21世紀の科学でも造れた改造生物であり

蜘蛛の糸と同じ成分の糸を大量に吐く蚕「クモイトカイコガ」であった。

 
そして<祈る者>は足下に朝太郎の着ていたと見られる上着を発見するが

それは自身の布と同じく爆発に巻き込まれたのにも拘らず形を保っていた。

 
そんな上着をじっと見ていた<祈る者>だったが目を前に向けた瞬間

後ろからどこ行くのと声をかけたのは爆発によって死んだと見られていた朝太郎だった。

 
朝太郎は足が千切れるなどの重傷を負っていたものの

天異変態用の機材を体に埋め込んでおり

”人為変態”するのと同時に自身の体の損傷も回復していた。

 
そんな朝太郎に対して<祈る者>は少し前に感じていた恐怖に対処するかのように

怒りを表情に漲らせながら振り向き戦闘態勢に入るのだった。

 
一方、2発のミサイルに搭載されたマイクロ波パルス爆弾により

テラフォーマー艦隊の8割ほどが死亡する中、

残りはそれぞれが合理的だと判断する方に統率なく動いていた。

 
七星は当然そうなることを予想していた。

言わばこれはゴキブリによる

”全員が戦闘員で””薬切れも無く””誰も裏切らない”プランδであると。

 
そして当然向かった先は自衛隊と軍がまだ来ていない所であり

それに対し七星がいけるかと声をかけるとそこにあったマンホールの蓋が

一斉に空へと浮き上がり・・・!?

 
東海道には翔が率いる関東土竜連合の旗を持つ男たちが、

房総にはサムライソードが、

紀伊には皇宮護衛官を務める風邪村一樹が

それぞれテラフォーマーを迎え撃つために姿を見せていた。

 
そうした中、戦いに出ることも出来ず不機嫌なミッシェルのもとへ

ある速達が届いていた。

 
その中には小吉が映った紙と共に中国航空宇宙軍大将・凱延超からの

「1人もしくは膝丸燈と2人で指定の場所へ来い」「この男を引き取れ」

とのメッセージが!?

 
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!


感想

 
いきなりの高笑いするハザズィーさんでしたが

あれってやっぱり日本が攻められることを前もってわかっていたことから

株かなんかで利益をだしていたという感じなんですかね?

 
そして二郎も同じくかなりの利益を出しているみたいですが

なんかイマイチ二郎の立ち位置が判然としませんね。

 
普通に考えると蛭間兄弟の一人ということもあって

六嘉や七星らと同様にこちらの味方なんじゃないかと思うものの

どうも二郎は自らの利益の為に動いているように見えますし

実際のところ味方なのかどうなのかイマイチわからない。

 
ただまあ、一警護という組織の取締役を務めているみたいですし

金儲けが全てというわけではなさそうですけどね。

儲けるだけならそれ以外にもいくらでも方法はあるわけですし。

 
それにしても<祈る者>が生きていたのはほぼ予想通りでしたが

まさか朝太郎も生きていたなんて予想外もいい所でした。

 
しかも体に天異変態用と見られる機材も埋め込まれてましたし

初めから自身を犠牲に自爆するつもりはなかったのかも。

まあそれだけ<祈る者>を絶対仕留めるという決意の表れかもしれませんが。

 
そして最後の最後に凱からえらい手紙が届きましたが

ぶっちゃけ怪しすぎて逆に意味がわからないですね。

 
普通だったら明らかにミッシェルと燈を捕えるための罠であり

疑う余地もないんですがこの状況、タイミングなのかと。

 
この混乱する中で捕えてしまえばいいと考えていることも十分あり得るんですが

こうもあからさまな手紙だと正直めっちゃ悩みます。

 
でもまあ、反対されようと何だろうと燈とミッシェルは行くことになる気がしますので

これが罠でない事を祈るしかないのかもしれませんけどね。

 
なんにしてもこれでミッシェルたちにも何らかの動きがあるのは間違いなさそうですし

この手紙がどういう展開を見せることになるのか楽しみです。

 
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