テラフォーマーズ ＃34（207話）のネタバレ＆感想になります。
＃34 ＴＨＥＩＲ ＦＲＯＮＴＩＥＲ ＳＰＩＲＩＴ 戦う日本人
内容ネタバレ
各地で翔やサムライソードらが迎え撃つ体勢を整える中
六嘉はアメリカ側の間者からの連絡を受け
これ以上は危険だと判断し今のうちに行った方がいいとして
あとは七星たちに任せようと一郎に告げていた。
そして七星から「暴れて」「守れ」の指示が届いた
翔率いる関東土竜連合はすぐさま行動を起こし
人為変態すると同時に襲い掛かっていた。
さらに集合フェロモンを使うことで自身に狙いを向けさせた翔は
向かって来る複数のオニヤンマ型の羽を一瞬で切り飛ばし
飛べなくなったゴキブリ達は彼の仲間の一人である
カギムシをベースとした男の糸によってまとめて捕縛されていた。
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翔の想定以上の実力を目にした七星は
改めてこれが全生物で最も優れた”空気センサー”を持つ二星蛼かと思いながら
彼を仲間にしたいと言って来た日向との会話を思い返していた。
日向は七星よりも”彼ら”について理解しているようで
我々には理解できない連中としながらも
いざ走り出すまでに必要な手続きが多すぎる自分達とは逆であり
彼ら自身が単純である事を選択したのだと語る。
そして彼らの一見”根拠のない自信”は
彼らの”行動の速さ”と”立ち回りの速さ”に対するものであり
精神医学界ではもしも日本全土が焼け野原になった場合
最初に立ち上がって瓦礫を片付け始めるのは
「ヤンキー」だという者さえいるのだと・・・。
やけに彼らの肩を持つかのように話す日向に対し
七星は意外とそういう友達多いのかと問いかけると
日向は笑みを見せながらこう答えていた。
ウチにいる連中は殆ど男も女も考えるより体が動き
仲間と決めたら誰でも護る、絶対幕僚とかになっちゃいけないタイプの
生粋の”傭兵”共ですと。
一方、サムライソードもまた特に命令が無ければ
若く一人でいる女狙うというゴキブリ共の習性を逆手に取り
一人自分に向かって来るゴキブリを斬り捨てていた。
人為変態によりツムギアリの特性を活かした対人・対テラフォーマー滑車式大太刀
「奪還工芸士（ジャスティス・ビーバー）」を構えながらサムライソードは
お前らみたいな奴を斬りたくて私は日本まで来たのだと告げるのだった。
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ！
感想
まさかの日向によるヤンキー解説がほとんどだった今回ですが
とりあえず彼らは十分に戦えるみたいですね。
翔が強いのは燈との戦いからわかっていましたが
彼の仲間もまた人為変態＆天異変態共に上手く使えているみたいですし
思ったよりも大きな戦力になり得る存在なのかも。
私的にああいう連中は嫌いじゃないですし
見ていて面白くも感じますので悪くないと思っていますが
あの独特なノリは好き嫌いが結構はっきりしますので
ダメな人はとことんダメなんだろうなと。
なんにしてもテラフォーマーたちの大軍が押し寄せている中
戦力になる連中の参戦はありがたいのも確かですので
引き続き頑張って欲しいものです。
そう言えば今回の最初の方のページで前回とほぼ同じく
それぞれが名乗るシーンがありましたが
その中の一人風邪村一樹がジャパンランキング2位だったことを明かしてましたね。
今の2位は染矢なので自身で言っていたように順位が下がっているのだとは思いますが
彼が2位だったのっていつ頃の事なのか気になります。
以前火星から燈達が帰ってくる前に地球に現れたゴキブリの対処に
顧問を含めた何人かがいましたが
彼らの話の中で2位が病欠だと言っていましたので
もしかしたらそれが風邪村一樹なんじゃないかなと。
カラーじゃないのではっきりしませんが
見た感じ暗くて病弱っぽく見えましたしその可能性が高い気がします。
なんにしても今何位なのか自分でも把握できていないにしても
2位にいたくらいですからかなりの実力者なのは間違いないかと。
次回予告でサムライソードについて触れられていましたので
彼女がメインだとは思いますが
後半かその次くらいに風邪村の戦いが見られるんじゃないかと期待してます。
もちろんツムギアリがベースのサムライソードの戦闘も
初ですのでそちらも気になるんですが
あの武器に滑車式とありましたのでなんとなく想像できますし。
私としては23歳といういい年頃の女性がジャージで大太刀を振り回すというのも
いかがなものかと思ってしまい、そちらに目がいってしまうんですけどね。
まあ、あれはあれで悪くないとも思っていますが。
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