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3月のライオン アニメ 第11話 内容ネタバレ&感想 川本家で過ごす大晦日と正月

3月のライオンアニメ 12月24日放送のアニメ版3月のライオンの第11話の内容ネタバレ&感想になります。

ネタバレはあくまでも詳しくなりすぎず

流れを理解できるくらいの内容となっておりますので

詳細が知りたい方はいずれ出るDVDやBDを購入することをオススメします!

 
第11話 ゆく年/くる年

内容ネタバレ

 
<Chapter.22 ゆく年>
年内の対局をすべて終えた零はひどい熱を出して寝こみ

うす暗い部屋でうずくまって12月31日を迎えていた。

 
そんな彼の家にチャイムが何度も鳴り響き、

具合が悪いこともあり、しつこいチャイムにいら立ち始めた零だが

ドアの郵便受けかられいちゃ~んと呼ぶモモの声が・・・!?

何でかわからないままに玄関に向かった零だったが

ドアを開けるとそこにはマスクをした三姉妹の姿が。

 
あかりたちはこんなことだろうと予想していたらしく

混乱する零の準備を整えるとすぐさまタクシーで医者に診せに行くのだった。

 
診察の結果インフルエンザじゃなかったことから

川本家で看病されることになった零。

 
ひなたとモモに看病され、あかりの作った粥を食べ

薬を飲んで横になるかというところで

あかりから心配してるだろうからと目白の家に電話するように言われることに。

 
零はもう独立しているからと返すものの

あかりから3日ほど充電が切れていた自身の携帯の着信履歴を見せられ

そこには養父から一回や二回では無い数の不在着信が。

 
こんなに心配されている内は独立したなんていいませんと告げられ

養父に連絡をとった零だが電話越しに父の声に触れた瞬間

自分の浅はかさを思い知っていた。

 
ほんとに心配してくれてた父の声を聞き

ぼくはバカだとぐるぐるぐるぐる考えて

でも結局自分のことばっかだと考えている内に眠ってしまっていた。

 
あかりに起こされ目を覚ますと居間ではすでに夕飯を食べ終えた

ひなたやモモ、相米二達がこたつで眠りについていた。

 
こうなると思っていたのだと語るあかりから

母親と祖母そしてもう一人いた頃の話を聞いていた。

 
そして面倒を見てくれたことに礼を述べる零だったが

あかりはたすかったのは私のほうで

あなたがいてくれなかったらきっと今ここでひとりっきりで

片付けながら多分泣いちゃってたと語る。

 
それを聞いた零は何故か涙を流し、

あかりもまたそれを見たからなのか涙を流してしまっていた。

 
鼻をすすりながら二人であわててティッシュを探していたら

テレビから除夜の鐘が聞こえてきていた。

 
そんな風に情けなく今年が空にきえてゆく・・・

自分のひとりぼっちに気を取られ

誰かのひとりぼっちに気づけないでいた

まぬけな自分にも除夜の鐘はしんしんとふりつもり

新しい年がやってこようとしていた。

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<Chapter.23 くる年>
まだ母と妹が生きていた頃

母のタンスにシールを貼ったことを怒られ

妹と二人震えながらごめんなさいと謝っていた。

 
そんな懐かしい夢を見ていた零が目を覚ますと

すでに熱は大分下がっていたようで

居間で皆に年始の挨拶をし、おもちを食べることに。

 
皆揃っておもちを頬張っていたところ

郵便屋さんのバイクと共に年賀状が届き

ひなたは嬉しそうにそれを取りにいっていた。

 
皆それぞれに年賀状が届いていたらしく

嬉しそうな表情を浮かべるひなたは零にも届いているかもと言い出し

零の静止をよそに家まで取りにいってしまっていた。

 
そして20分後、帰って来たひなたは

気まずそうに零に来ていた2枚の年賀状を渡すが

零はゼロだと思っていたらしく嬉しそうな表情を浮かべていた。

 
来ていた年賀状は一つは二階堂からのもので

もう一つは会長である神宮寺からのものだった。

 
しかしその年賀状には将棋連盟の会長なのにも拘らず何故か将棋ではなく

マレーシアでカジキを釣った時のものが映っており

皆が困惑させられていた。

 
そうこうしている内に美咲が川本家へ訪れ

色々話している内に晩御飯を一緒に食べることに。

 
あかりとひなたが作ったおせちを食べ

帰っていった美咲を見送った頃にはもう10時を回っていた。

 
あかりはもうこんな時間だと少し慌てた様子で

ひなたにモモをお風呂に入れるように頼むと

零にここ使うから二階に上がってくれるように頼んでいた。

 
なんでも川本家のお風呂は居間の窓をあけたところにあるらしく

しかも脱衣所がないことから居間が脱衣所を兼ねているとのことだった。

 
思いもしなかった新情報に慌てた様子で二階へと上がった零は

薬を飲み布団に横になろうとしていたところで

どうしてぼくは知り合ったばかりのひとの家で

こんなに普通に眠ろうとしているんだろうと不思議に感じていた。

 
そしてどうしてこんなに落ち着くのか、

どうしてあんな懐かしい夢を見たのかと考えていたところ

すぐ傍にあるタンスの隅にシールが貼ってあるのに気づき

そっかそういうことかと納得していた。

 
時間とみんなと全部を、

そして自分までそっと包んで微睡んでいるように感じながら

零は眠りについていた。

 
それはいったい何年振りかわからないくらい

深くてやわらかい眠りだった・・・。

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感想

 
12月に放送と言う事でクリスマスに続いて

かなりタイムリーな回となりましたが

これって初めからそう想定してたなら大したものですよね。

 
それにしても今回についてですが

なんていうか風邪ひいた零はともかくとして

かなりほんわかした感じの回でしたね。

 
前回の後味の悪さを全部払拭したかのような

安心して見ていられた回だったと思います。

 
やっぱり3月のライオンはシリアスな場面も嫌いなわけじゃありませんが

三姉妹とほんわかした感じで過ごす話が一番好きかも。

 
次回には零の因縁の相手である後藤登場で

一気にシリアスモードになってしまうだけに

今回が大事な気がします。

 
それにしても川本家ではあかりさんとひなちゃんが

オリジナルのおせちを作っていたみたいですが

私の家ではいつの間にか作らなくなっていたので

色々感慨深いものが。

 
話しの中でも言っていたように

あの重箱に詰めていく作業はそれなりに達成感があるとは思いますが

最近はコンビニやネットで本格的なおせちが買えるだけに

こういう風に手作りのおせちも少なくなったんだろうなと。

 
川本家では日本ならではの風習とか色々出てきますが

今の若い人達は知らないものも結構あるのかもしれませんね。

 
ともあれ今回で年内の放送は終わって

続きは1/7とのことです。

 
あと続きではありませんが

12/29(木)22:50に前半総集編を放送するとのこと。

 
時間自体が22:50~23:15と短いですのであんまり期待は出来ませんが

なにか総集編でしか観れないようなものがあるといいなと願ってます。

 
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