進撃の巨人 雑誌掲載最新話

進撃の巨人 最新 91話 ネタバレ&感想 マーレと巨人 22巻続き

2017年3月9日発売の別冊少年マガジン 4月号に連載されている

進撃の巨人 91話のネタバレ&感想になります。

 
第91話 海の向こう側

内容ネタバレ

 
辺りに死体が散乱する戦場の中

ファルコは意識が朦朧としているのか

倒れながら空へ向かって手を伸ばしていた。

 
そんな彼の身を案じた兄コルトが急ぎ駆けつけ

多数の銃弾が降り注ぐ中、味方のいる塹壕の中へと

担ぎ込まれることに。

 
そこには彼らの上官らしいマガト隊長を含めた数人がおり

意識が朦朧とするファルコが手当てを受ける中

コルトはマガトに報告と進言を行うが

マーレ人であるマガトにはエルディア人であるコルトの言葉は受け入れられずにいた。

 
未だ自分が何故ここにいるのかよく分からないファルコは

ガビ、ゾフィア、ウドの三人から手当を受けながら

一から作戦を説明されることに。

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どうやら自分達は4年に渡って戦争しているらしく

今が大詰めでありこのスラバ要塞または

要塞のすぐ下にある軍港の中東連合艦隊を沈めれば

自分達マーレ軍の勝ちとのことだった。

 
その事を聞いたファルコは何で俺達戦士候補生が

こんな前線に駆り出されているのかと尋ねたところ

返ってきたのはそれは私達の中から次の戦士を見極めるためだというガビの言葉だった。

 
そしてガビはさらに”時期”が迫っている事を告げ

マガト隊長は最終試験を最前線に決め

それはパラディ島制圧作戦の主力となる”鎧の巨人”の継承者を

選ぶためだと語るのだった。

 
ガビはどうやらそれに選ばれるのは自分しかいないと考えているようで

ファルコ達もまた自分達とガビには大きな違いがある事に気づいていた。

 
それはガビ曰く覚悟が違うらしくエルディア人の運命を背負い

自分達を苦しめるあの島の悪魔共を皆殺しにする覚悟であり

ガビはこの世界に残るのは善良なエルディア人だけだと

この戦いに勝って世界に証明し私が収容区からみんなを解放するためにも

私は負けないと決意を漲らせていた。

 
それを聞いたファルコ達は何も言えず黙るしかなかったが

そんな事を話しながらもガビは何かを作っていたらしく・・・。

 
一方、マガトに再考を促そうとするコルトは

ここで”顎”と”車力”を放つことで現状を打破することを進言するが

マガトはカードの切り方を間違えれば負けだと却下。

 
そうした中、装甲列車と呼ばれる連合の新兵器”対巨人砲”が姿を現す。

それは九つの巨人でも一撃で仕留められる徹甲弾を放つことが出来るらしく

マガトはもし撃ち抜かれてしまった場合

9年前から始まった「始祖奪還計画」が返り討ちに終わり

超大型と女型を失ったように再び巨人の力を取り戻せなくなることを危惧していた。

 
その上でマーレを超大国たらしめるものは巨人の力であり

これ以上失えばこの国は維持できず巨人の力は絶対でなくてはならないのだと語る

マガトは戦士隊に突撃準備を急ぐようにと指示し

何としても線路を破壊しなければならないと告げる。

 
それはあの装甲列車に要塞の周りをうろつかれている内は

”鎧”も”獣”もここに呼ぶわけにはいかないからであり

コルトにお前も獣を受け継ぐ身ならいい加減上に立つ者としての

覚悟を持つようにと告げるのだった。

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そうこうしている内に装甲列車がこちらへと向かって来ていることが分かり

マガトが列車ごと破壊するチャンスだと考える中

ガビは私なら一人で装甲列車を無力化できますと言い出す。

 
それを聞いたマガトは一顧だにせず却下するも

ガビはそれでも引き下がらず成功した場合と失敗した場合の

メリット・デメリットを説明し許可を出させることに成功する。

 
そして今だけ腕章を外すことを許可してもらったガビは

服をその場に脱ぎ捨て先程作った手榴弾を手に塹壕を飛び出すのだった。

 
その後ガビは作った手榴弾を足枷のように見せながら

線路の方へとさも投降しにきたかのように歩いていた。

 
ガビを発見した相手はあれがエルディア人かもしれないとして

巨人化する前に撃とうとするも

ガビが突然倒れたことで躊躇してしまい

その隙を突いたガビの手榴弾が線路へと投げられ次々と装甲列車が脱線。

 
笑い声を上げながらその場から逃走するガビに対し

生き残っていた敵から銃撃が浴びせられようとした瞬間

ファルコは塹壕の中から飛び出していた。

 
銃撃に晒されながらも上手く躱し続けるガビが

近くにあった爆発で出来たと思われる穴に飛び込み

そこへファルコもまた飛び込んだ瞬間

彼らを守る様に一体の巨人が姿を現していた。

 
それは”顎”と呼ばれるガリアードが巨人化した姿のようで

銃撃から彼らを庇ったガリアードはなおも銃撃を続ける

敵兵へと向かっていき半壊した建物ごと一撃で押しつぶすのだった・・・。

 
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!


感想

 
とりあえずいきなり舞台が海の向こう側に移ったことで

ちょっと混乱していますがなんか前回から何年か経っているっぽい?

 
マガトの話だと9年前から始まった「始祖奪還計画」が失敗し

超大型と女型を失いそれにより今日まで続く戦争の引き金になったとのことですので

この戦争自体が四年続いているらしいですし

最低でもあれから四年後なんじゃないかなと。

 
そうした時間の流れに関しては次回辺りで判明するとして

気になるのがなんで今回ファルコ達のいる場所が

描かれているのかですね。

 
まるで主人公がこれからファルコ(コルトかも)に

変わったかのように描かれていましたので

まさかとは思いますがそう言う可能性も0じゃないのかなと。

 
まあ、今更主人公の交代というのもまずないとは思いますし

取り越し苦労だとは思うんですけどね・・・。

 
それはそれとしてなんていうかここ最近の

エレンの記憶からマーレ人の本性を知っているものとしては

ガビのようにマーレ人に都合のいいように物を考えているのをみると切なくなります。

 
善悪考えなければマーレ人のとった方法は

それなりに理に叶った方法であるとは思うんですが

ああまで洗脳されちゃっているのをみると流石に・・・。

 
まあ、マーレ人としてはその方法でしか

自分達の力に出来ない以上仕方ないのだとは思いますが

傍から見たらどう見てもろくでもない連中であるのは間違いないでしょうね。

 
なんにしても壁の中での戦いは前回で終了している以上

今度は壁の外、海の向こう側にいるマーレ人との戦いが待っているのは

ほぼ間違いないでしょうし次回どんなことが語られるのか待つしかないかなと。

 
勝つにしても負けるにしてもマーレとの戦争は避けられないでしょうし

今まで以上にハードな戦いになりそうな気がします。

 
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