3月のライオン 雑誌掲載最新話

3月のライオン最新 132話 ネタバレ&感想 二海堂vs櫻井七段といい辻井さんの日

2017年3月10日発売のヤングアニマル 6号に連載されている

3月のライオン 132話のネタバレ&感想になります。

 
第132話 風の2万空理③ ヤングアニマル 6号掲載(2017)

内容ネタバレ

 
Bブロック一回戦櫻井七段と二海堂の名前が呼ばれ

司会の人から二人の紹介がされていた。

 
櫻井七段の紹介の時に大きな声援(特に一砂)が起こり

その様子を見ていた神宮寺会長はその人気に笑みを浮かべていた。

 
会長の近くにいたスミスによると最近は登山というか

それを通り越して山を走っているらしく

地方対局の後、夜明け前に山を走ってからそのまま

対局に平然と臨んでいるとのことだった。

 
それに対し会長は二海堂のツヤとテリにぷっちょりした

なんかこうふくぶくしいというか拝みたくなるような

見ているだけで運気が上がりそうだと褒め囃すのだった。

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そしてついに始まった二人の対局は

二海堂が誘導する形で将棋の純文学といえる相矢倉へと移行していき

思惑通りに進んだ二海堂は夕べひらめいたあの手が試せると意気込んでいた。

 
それは昨夜花岡に休むように言われた二海堂が

隠れてもうちょっとだけ研究しようとしていたところ

置いてあったファイルをエリザベスが隠そうとしていたが

それを拾った際に最近見かけない戦法を見かけた時の事だった。

 
その戦法を見た二海堂はこの戦法は最新定跡にも

効き目があるんじゃないかということに気がつき

もし自分が先手をとれるならばと研究したのだった。

 
それがバッチリはまったらしく

対戦相手の櫻井はもちろん会長もその戦法雀刺しを見て驚き

スミスもまたその戦法の効果を認めるほどだった。

 
スミスはこれだけの研究よっぽどの決意があったんだろうと呟きつつ

その決意の先にいる宗谷名人の対局している方へと目を向けるが

そこには全くもって歯が立たん!といっそ清々しい表情を浮かべる田中の姿が・・・。

 
作戦が上手くはまった二海堂は確かに櫻井七段の体力は無尽蔵でおそろしいが

持ち時間の短い将棋なら問題なく安心して全力で向かっていいとして

これまで感じたことがない位に対局を楽しみ

ついに櫻井七段の投了によって勝利を得るのだった。

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対局を終えた二海堂はようやく宗谷名人と対局できると

まだ興奮がさめやらないようで

食事の用意をした花岡の言葉はまるで聞こえてはいなかったが

花岡から頼まれた島田に声をかけられようやく我に返ることに。

 
どうやら島田も新房八段との対局に勝利したようで

零はどうなったのか尋ねる二海堂だが

返ってきたのは負けたという言葉だった。

 
あまりにもあっさり負けたことが分かり

その理由を尋ねようとした二海堂だったが

島田からその対局の棋譜を見せられ納得せざるを得なかった。

 
零の対戦相手だった辻井九段は今日はどうやら”いい辻井さん”の日だったらしく

宗谷名人すら吹っ飛ばすこともある相手を前に

零はほぼ一瞬でかっ飛ばされたとのことだった。

 
その事を知った二海堂はもう言葉も無いようで

”いい辻井さん”だったなら仕方ないとして

ようやく食事へと手を伸ばすのだった。

 
その頃一方の控室(大)では神々に吹っ飛ばされた民達(零と田中)に

復活の呪文を唱え続けているスミスの姿がありましたとさ・・・。

 
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!


感想

 
とりあえず零のことはさておき

二海堂が勝利したことは本当によかったですね!

 
前にも増して強くなっていただろう櫻井七段に対し

作戦が上手くはまったことが最大の勝因だったとは思いますが

それもそれだけの研究をしてきたからこそでしょうし

それだけ宗谷名人との対局に燃えていたのもあるかと。

 
もちろんエリザベスの行動が功を奏したのもまぎれもない事実ですが

やっぱりあれだけの意気込んでいたのが大きかったと思います。

 
正直櫻井さんとの対局はよくて五割かなと思っていたので

勝敗自体は驚きはしませんでしたが

あれほどまでにあっさり勝てたことには驚きました。

 
ただまあ、今回は言ってみれば運とルールが二海堂に味方したのであって

通常の対局ならばまた違う結果になったのかもしれませんね。

 
それはそれとして田中さんは相手が宗谷名人だったのである意味仕方ないとして

”いい辻井さん”ってなに!?

 
正直思いもしなかった展開に爆笑させてもらいましたが

”いい辻井さん”の時にはあの宗谷名人も倒すことがあるみたいですし

零が負けたのも納得せざるを得ないでしょうね。

 
ぶっちゃけ事故か何かにあったみたいな感じで

それでも主人公?なのかと思う部分もないわけではありませんが

まあ、運が悪すぎたと言う事で・・・。

 
というか”いい辻井さん”と”悪い辻井さん”の時があるみたいですが

以前零が対局した時の辻井さんって”悪い辻井さん”だったのかどうなのか気になるところ。

 
あれが通常の辻井さんだったならばあれほど苦戦したのも頷けるんですが

もしあれが”悪い辻井さん”だったとしたら

ちょっと言葉が見つからないですね・・・。

 
一回戦負けの零はともかく

二海堂はついに念願の宗谷名人との対局になるわけですし

どんな対局を見せてくれるのか楽しみです!

 
当然その実力の差はありありとあるわけですが

同じプロ棋士同士の戦いに100%はないので

是非とも奮戦してもらいたいものです。

 
まず間違いなく負けるとは思いますが

それでも対局して納得できるくらいに戦うことが出来れば

二海堂としても満足できるでしょうし

緊張のあまりやらかすことなくいつも通りに戦うことを期待したいですね。

 
もちろんまぐれでもなんでも勝つことが出来るなら

それはそれで面白くなりそうですけどね。

 
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