魔法使いの嫁 雑誌掲載最新話

魔法使いの嫁 最新 38話 ネタバレ&感想 魔女の集会

2017年6月5日発売のコミックガーデン 7月号に連載されている

魔法使いの嫁 38話のネタバレ&感想になります。

 
第38篇 The darkest hour is that before the dawn.

内容ネタバレ

 
チセの体を抱きしめながらエリアスは

これまでに出会った人達のことを思いだしていた。

 
リンデルやアンジェリカ、サイモン他様々な人と出会ったが

長く長くこの世を過ごして僕だけを見てくれるのは

君だけだったんだと・・・。

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竜の件が一先ず落ち着き見せ学院に戻っていたアドルフだったが

事後処理などを含めあれから忙しくあまり寝てないこともあってか

その顔色は悪く少し用事を頼んだアリスから心配されるほどだった。

 
アリスが去った後、アドルフは流石に限界だったのか

ソファーに倒れ込むように寝転がるものの

頭の中ではあと何をやらなきゃいけないのか色々考えていたが

気付くといつの間にか傍に海豹人の姿が。

 
いきなり現れた海豹人に驚くアドルフだったが

海豹人を介してリンデルと色々話すことに。

 
リンデルは契約とはいえアドルフを足にしていることを謝るが

アドルフは自分が魔法使いになれなかったことでリンデルの役に立てなかったことを

ずっと気にしているようで・・・。

 
疲れからか普段なら口にしないはずの言葉を口にし眠りについたアドルフを

リンデルは仕方ないのと呟きながらまるで子供をあやすかのように頭を撫でるのだった。

 
一方、チセとエリアスはマリエルの招待状に従い

書いてあった通りに準備を整え一緒にベッドに入ろうとしていた。

 
これでいいのかと不安に思いつつエリアスと一緒のベッドで

眠りにつくチセだったが

目覚めるとそこは深い霧が立ち込める森の中だった。

 
チセはエリアスと手を繋ぎここがどういう場所なのか説明を受けながら

森の奥へ進むとそこには大きな樹の下でテーブルを囲むマリエル達の姿が。

 
どうやらその中には男性もいるらしく

チセは日本で魔女(ウィッチ)と訳されるだけで男の人もいるんだと思いながら

挨拶を交わしているとそこへこのカヴンで司祭、まとめ役のようなことをしている

ピュリスから声をかけられることに。

 
他の皆とは違い樹の中ほどに腰掛けるピュリスに

招いてくれたことの礼を述べるチセだが

ピュリスの身体からは樹と同化するかのように根が生えており・・・。

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皆に私がここから離れられず手間をかけると告げるピュリスは

早速マリエルから聞いたチセの悩みについて話し始めるが

それは竜を生かしたまま呪いを解く方法は

ここにいる今の我々が持つ知識の中にはないという

期待していたものとは違う答えだった。

 
どうやらマリエルはチセを仲間に入れ竜の魔力を使った儀式を行うことで

ここから動けず死を待つだけのピュリスの呪いをどうにかしようとしていたようだが

ピュリスは彼らの望む術を提供できないのに助力を願うのは筋違いだと語り

さらにチセがカヴンに入る気がないと言う事にも気付いていた。

 
チセは改めて自分がエリアスの弟子であると告げ

このヒトと離れて仲間になることで呪いが解けるなら喜んで入るが

呪いが溶ければ私はすぐにでもこのヒトの傍に戻ると語る。

 
だからもし何か心当たりだけでもあるなら

別のものを対価にきっかけを教えて欲しいと告げるが

結局なにも収穫がないままに集会は終わってしまい解散することに。

 
その場を後にしようとするチセとエリアスのもとへやってきた

マリエルはわざわざここまで来てくれたのにごめんなさいと謝り

おわびだとしてエリアスの顔に口を近づけ何か呟いていた。

 
いきなりのマリエルの行動に驚くチセだったが

マリエルからあなたもと額に口づけを受けることに。

 
ビクッとしながらも受け入れたチセにマリエルは

複雑そうな表情を浮かべどっちかを選ぶっていうのは難しいと告げるが

チセはなんでそんなことを言うのか分からないままにエリアスとその場を後にするのだった。

 
そして朝になり目覚めたチセは先に起きていたエリアスに朝の挨拶をし

収穫はありませんでしたけど頑張りましょうねと声をかけるが

返ってきたのはエリアスの何故か少し元気なさげな返事だった。

 
そんな調子のエリアスに対しなんか落ち込んでいるのかと思いながら部屋を出るチセだったが

残されたエリアスは帰り際マリエルから渡されたメモを見ながら

彼女が言った「命の代わりにするものは命しかないわよ」という言葉について考えるのだった・・・。

 
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!


感想

 
3ヶ月ぶりの連載となったわけですが

今回は前半がアドルフ、中・後半が魔女の集会って感じでしたね。

 
前半のアドルフについてですが

なんていったらいいかわかりませんが

とりあえずアドルフはリンデルのことを慕っているのはよく分かりました。

 
結果として魔法使いにはなれず

リンデルの役にたてなかったと考えて

その他のことを必死に頑張っているのをみると

なんていうかいじらしいです。

 
それだけリンデルの役にたちたいと思っているんだとは思いますが

最後に彼に甘える様に眠ったのを見ると

二人の関係は師弟というより親子みたいな感じなのかなと。

 
見ていてホンワカするようなシーンでしたが

起きた時にアドルフが自分がしたことをどこまで覚えているかわかりませんが

その瞬間を見てみたいものです(笑)

 
そして中・後半の魔女の集会についてですが

とりあえず収穫と言えるものはなかった感じなのかなと。

 
最後エリアスがマリエルさんから渡されたメモと言葉から

エリアス自身の命を引き換えに呪いを解く方法が

ないわけではなさそうですがそれはどう考えても解決にはならないでしょうしね。

 
もし仮にそんな方法をエリアスがとったとしたら

チセを含めて誰も喜ばないでしょうし

どう考えてもいい結果にはならないのは間違いないですし。

 
というよりもそんなこと考えるよりも先に

カルタフィルスが黙っているとは思えませんし

なにかしらの行動を起こすのではないかと。

 
その結果、竜の呪いを全部持っていってくれれば

言う事ないんですけどね。

 
ともあれ現状他に竜をどうにかする方法を考えるほかないかなとは思うんですが

魔女ですらわからなかったとするとちょっと厳しいと言わざる得ないかなと。

 
私としてはエリアスが早まった考えを起こさなければいいなと願うばかりですが

今のところ他に手がないだけになんとも厄介な方法を教えてくれたものです。

 
というか誰でもいいのか、それともエリアスじゃなきゃダメなのか気になるんですが

そこのところどうなんでしょうね?

 
別にエリアスじゃなければいいやとは言いませんが

そこの部分は結構大事な気がします。

 
ちなみに次回についてですが続きは9月号とのことですので

次号である8月号は休載となるかと。

 
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