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ヒストリエ 最新 99話 内容ネタバレ&感想 パウサニアスの過去

2017年6月24日発売のアフタヌーン 8月号に連載されている

ヒストリエ 99話のネタバレ&感想になります。

 
第99話 心の座・2

内容ネタバレ

 
どこかアレクサンドロスに似た男は

心の座について聞かれたからか

「お前の心は何処にある・・・?役目を果たせパウサニアス・・・」

という兄の言葉を思いだしていた。

 
年の離れた兄はイリュリア王バルデュリスの娘であるアウダタを娶い

やがてオレスティスの王となるはずだったが

バルデュリス王がマケドニア軍に敗北したことで全てを喪っていた。

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マケドニア軍約1万とイリュリア軍約1万、

数は互角だったにもかかわらずイリュリア・バルデュリス軍の大惨敗に終わり

戦死者は7千にも及んでいた。

 
ほんのわずか1年前バルデュリス軍により王もろとも4千の兵を討ち取られたはずのマケドニア、

そのマケドニアを引き継いだ新王・フィリッポスはまだ24歳だった。

 
会戦勝利後マケドニアはバルデュリスの支配地だったイリュリア東部に勢力を拡大し

中間にあったオレスディスは完全にマケドニアに併合された。

 
いくつかの豪族が分割支配していたオレスディスだったが

豪族たちは競うように勝利者であるフィリッポスの足下に跪く。

 
フィリッポスの新たな軍備、様々な改革

武力だけではなく懐柔や敵勢力の分断と迅速な外交戦略と

併合地域の地縁・血縁を活用した組織編制。

 
そして政略結婚・・・王位を継いだばかりの24歳の若者とは

到底思えない老獪な手腕で崩壊寸前だった王国を一気に生まれ変わらせていた。

 
そんなフィリッポスを間近で見る機会があった兄弟は

そこで兄の嫁となるはずだったアウダタの姿を見ることに。

 
ほどなくフィリッポスの第二王妃となるアウダタ。

そんな二人の光景を目の当たりにしたためか

兄はこのままでは終わらんとして必ず再興することを決意する。

 
兄はフィリッポスに勝つ・・・フィリッポスを超える・・・!!と言うも

パウサニアスは兄が言っている事の意味がわからなかった。

 
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!


感想

 
前回初登場したアレキサンドロスに似た男の名前が

パウサニアスだと判明しましたが

思いのほか重要な人物だったことに驚きました・・・。

 
まあ、あんな風に登場したわけですから

それなりに重要なキャラだとは思っていたものの

歴史に名を残すほどの人物だったとは・・・。

 
ちなみにここではパウサニアスの行ったことについて

滅茶苦茶ネタバレになってしまうこともあって触れませんが

気になる方は調べてみるといいかも。

 
それはそれとして若い頃のフィリッポスが出てきましたが

あの人は若い時からやっぱり傑物だったみたいですね。

 
まあ、彼もアレキサンドロス程ではなくとも

歴史に名を残した人物ですし

若い頃からその片鱗を見せてもおかしくはないんですけどね。

 
そんな彼の活躍の影でパウサニアスの兄のように

恨んだり憎んだりする人が出てくるのは至極当然であり

言ってしまえばよくある事の一つだったのは間違いないかと。

 
そんな兄が原因となってパウサニアスが歴史に残るような事を

引き起こしたのかどうかはわかりませんが

少なくとも彼の人生において少なからず影響したのも事実だと思います。

 
あえてネタバレせずに彼の行動を話していることもあって

色々疑問に思う部分も多々あるでしょうけど

調べてみればわざわざそれを隠している理由も分かるのではないかと。

 
ともあれ次回についてですが終わり方が正直微妙だったので

今回の続きが描かれるのではないかと思います。

 
私的には早いとこエウメネスの視点に戻って欲しいとも思ってますが

パウサニアスがどうしてあのような行為をしたのかについても気になるので

それはそれで楽しみですね。

 
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