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地上へ・・・ 最新 第18話 ネタバレ&感想 地下世界にて

2025年5月21日発売の

週刊少年サンデー 26号に掲載されている

地上そらへ・・・ 第18話

ネタバレ&感想になります。

 

第18話 キチャからの手紙①

内容ネタバレ

 

”拝啓ヒイロ様”

”先日は助けて下さりありがとうございます。”

”おかげさまでキチャは生きています。”

 

”私、久しぶりに衛生区にいます。”

”6年前にここで製造され”

”去年実戦投入されて以来”

”一年ぶりの”里帰り”です。”

 

”今、シオンさんに教えてもらった”

””テガミ”という物を頭の中で書いています。”

 

”私は紙を持っていないので”

”ヒイロ様に出せないのが少し残念です。”

 

”ヒイロ様もご存知の通り”

”超人の”子供シンジン”は死亡率が大変高いです。”

 

”実際、私と同じロットで製造された超人達は”

”すでに全員死亡したそうです。”

 

”たぶん私もそう長くは”

”生き延びられないことでしょう。”

 

”あ、最近、子供の間で”

”「青いタブレットを食べたあとに」”

”「すぐ赤を食べると甘い」って噂があります・・・”

”でもあの噂 私はウソだと思いますよ”

そんな事を考えながら微妙な表情で

食事を摂っていたキチャに

無事だったようだねと声をかけて来たのは

シンクと呼ばれる女性だった。

 

どうやらシンクはキチャが

空間のひずみで”地上”に出たらしいと

聞いたらしく笑いながら訊ねる。

 

で、どうだった?

ボクらが守るべき”地上”は?と。

 

それに対しキチャが

聞いていたよりもオレンジでした!と答えると

周りの人たちも実は気になっていたらしく

そうだったのかとザワザワしていた。

 

”シンク様は私が憧れる”

”数少ない超人のうちの一人です”

 

”この方は”心の力アルビトラム”こそ”

”ヒイロ様、ビャクグン様には劣るけれど”

”製造されてから既に”

”20年生き延びているという不死身の超人!”

 

そんなシンクから会ったんだって?あいつと。

言われ誰の事を言っているのか分かったのか

キチャがはい!と答えると

シンクは続けて訊ねる。

 

・・・あいつは・・・

ヒイロは元気だったかい?と。

 

それに対しキチャが力強く

はい!あいわらず最強でした!と返すと

シンクはそうかい。とだけ返し

それ以上口にはしなかった。

 

”私もこの方のように長く戦っていたいですけど”

”たぶん無理だと思います”

 

そうした中、二人の超人が

シンク出撃だと声をかけると共に

キチャにもお前も一緒だと命令が。

 

自分が一緒だとは思いもよらず

困惑するキチャにさらに言葉がかけられる。

 

エリアK201の威力偵察だ。

遅れを取るなよと。

 

”エリアK201といえば有名な危険地帯の一つ。”

”先日も偵察隊の4人が消息を断った場所です。”

 

”どうやらキチャの命運もここまでのようです。”

”さようならヒイロ様”

首根っこを掴まれる形で

ポータルを使い外に出たキチャだが

あまりの恐怖からか震えていた。

 

シンクの提言により

まずは偵察隊が消息を断った地点まで

行ってみようということに。

 

”それって一番危険な行為なのでは?”

”キチャはそう思いました・・・が”

”口に出していうのは はばかられました。”

 

一行が低く飛んだことに驚くキチャだが

同行する男の超人は告げる。

”圧”がすごい、巨大オブジェクトの可能性大だ!と。

 

そしてもう一人の女の超人は

ギロリと睨みつけるように告げる。

 

自分の身は自分で守れ。

できないのなら邪魔にならぬ様に死んでくれと。

 

その言葉を受けキチャは震えながら思う。

”あ、やっぱり今日でキチャは最後みたいです。”

 

そうして低空飛行していると

シンクが消息をたった連中の一人と思われる

食い荒らされた腕を発見する。

 

”オブジェクトたちは超人を食べます。”

”・・・でもお腹が空いてるから”

”じゃないと思うんです。”

”なんで食べるんでしょう?”

 

シンクは遺体から得られる情報もあるとして

じっと残された腕を確認し

・・・齧った痕が小さいと口にする。

 

それを聞いた女の超人は

では案外小型のオブジェクトかもしれんなと

当初の予想との違いに驚いていた。

 

そうした中、キチャは岩陰に

何者かがいることに気づき

生存者がいました!と

確認するため岩陰へと向かう。

 

しかしそこにはいたのは

小型ではあるものの

全身に口のようなものを生やした

異形のオブジェクトだった。

 

あまりの衝撃に真っ白になった

キチャがえっと・・・違いました?と零すと

オブジェクトもまたキチャの言葉を真似るように

えっと・・・違いまし・・・た♡と口にする。

 

思わずキチャはしゃべったあ!と叫びながらも

”圧”をそらすのが上手いタイプなのか

未だ敵に気づかない他の皆に声をかける。

みなさん、オブジェクトッですぅ!と。

 

当ブログでは簡易的な

あらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は

本誌かコミックスでどうぞ!

感想

 

地上にも出て来たあの少女・キチャが

メインとなる回でしたが

やっぱり地下世界は色々違うみたいですね。

 

ヒイロ達の会話や回想から

地上とは全く違う世界であることは

ある程度予想していましたが

これほどまでに違うとは・・・。

 

まあ、彼らの目的というか

製造された理由が理由ですので

仕方ない面もあるとは思いますが

なんとも面白みがないなと。

 

それだけ切羽詰まっているのは

分からないでもないんですが

巨大な試験管みたいな中に

製造された赤子がいるのを見ると

なんともやるせないものが・・・。

 

それに今回明らかになりましたが

今回のメインでもキチャが

製造されてから6年しか経っていないことに

驚きを隠せませんでした。

 

彼女がヒイロ達よりも幼いことは

なんとなく予想していたものの

何より衝撃的だったのが

そんなにも幼い子が実戦投入されるのが

当たり前であること。

 

キチャの話だと特に子供の死亡率は高く

彼女と同期の者達は

すでに全員命を落としたと・・・。

 

そうする他なかったとはいえ

なんとも厳しい世界であることが

よく分かった回だったのではないかと。

 

そんな中でキチャが尊敬する

シンクという女性は

すでに20年生き延びているとのことですが

それだけ異端な存在なのかも。

 

とりあえず今いる超人の中でも

ヒイロやビャクグンには劣るものの

トップクラスにいるのは間違いないかと。

 

わざわざヒイロの事を聞いていましたし

ヒイロとも関係がある人物のようですので

いずれヒイロと再会する展開もあるのかも。

 

ともあれそんなシンクと共に

調査隊4人が消息を断った地に

向かうことになったキチャですが

早速厄介そうなオブジェクトが・・・。

 

しゃべれるというだけで

今までにないタイプだと思いますが

その姿も異形としか言いようがないですし

どんな戦いになるのか楽しみです。

 

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