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しっぽと逆鱗 最新 第22話 ネタバレ&感想 あの日のこと

2026年9月16日発売の

週刊少年サンデー 42・43合併号に掲載された

しっぽと逆鱗 第22話

ネタバレ&感想になります。

 

diary22 遠吠え

内容ネタバレ

 

縁側に座りながら月子は言った。

つきこはわるいオオカミ。

いや、ごくあくオオカミ。

ちも、なみだもないと。

 

それに対し深山は言葉を返す。

べつに・・・俺はお前がいい奴だから

一緒に暮らしてるわけじゃないと。

 

そう口にした深山を見て

どこかハッとした表情を浮かべた月子は

せんせい・・・あのね・・・と

今まで黙っていたことを語り始め・・・

 

~数か月前~

ご機嫌な様子で山にいた月子は

ふと周りを見て首を傾げる。

 

? あれ、ここどこ?つきこ、まいご?

おやじ!おやじ!と不安になった月子は

ワンワン!と周囲に吠えるも反応はなく

思い出したように遠吠えする。

 

その遠吠えは山に響き渡り

遠吠えが届いたのかヒロが姿を見せる。

 

どうやらヒロも月子を探していたのか

汗だくなようで疲れたように口を開く。

 

やっと見つけた。

森の奥まで入っていくなって言ったろと。

 

ヒロの姿を見つけた月子は

獣人へと変わりながら抱き着き

ヒロも安堵したように言葉を続ける。

 

ほんと、お前に遠吠え教えておいてよかったわ。

それが一番遠くに届く鳴き方だからな。

助けてほしい時はそれで親父を呼ぶんだぞ。

 

いつでも親父が飛んできてやる。

そう言って笑いかけるヒロを見て

月子は目をカッと見開いて告げる。

にんげんはとべないと。

 

それに対しヒロは笑みを浮かべ

おいおい忘れたかぁ?

親父は龍と友達なんだぞ?と言い

にんげんにはげんかいがあるという

月子と共に家へと帰るのだった。

ヒロが用意した食事を前に

椅子に座った月子は突然

おつかいにいくと声を上げる。

 

洗い物をしていたヒロがおつかい?と聞き返すと

月子はどこかドヤ顔で言葉を続ける。

 

とおぼえできるようになったし

もうおとなのオオカミと。

 

ヒロは心配そうにうーんでもなぁ・・・

ここから亀ばあの店まで歩いて

30分はかかるし・・・と難色を示すが

月子はできる!と返す。

 

みみとしっぽはかくす!

ひとがいるときによんほんあしにならない

やくそくわかってる!と。

 

その言葉を聞いたヒロは

そうだよな月子はもうわかってるよな・・・と言い

月子もウンウンと頷くが

ヒロはでも、まだ早いかなーと。

 

ヒロから認められなかった月子は

不機嫌になり文句を言っていたが

ヒロは鍬田から以前言われたことを思い出す。

 

お前が死ぬのが怖いなんて言うようになるとはな。

でも、海外にいようがここにいようが

人はあっけなく死ぬ。

 

だからお前の役目はな・・・

お前に何があっても月子が

生きていけるようにすることだろと。

 

そう鍬田から言われたことを思い出したヒロは

じゃあこうするかと月子に声をかける。

月子の誕生日がきたら、お使い行くと。

 

それを聞いた月子はたんじょうび!?

なんでもねがいがかなうという・・・あの・・・と

目を輝かせながら口にし

ヒロはいやそこまでの力はない・・・と言いつつ

ペンを持ってカレンダーの前へ。

 

そして16日に花丸しながら

この日が月子の誕生日だと言葉を続ける。

正確な日付はわかんないけど俺が今決めたと。

 

おやじがきめるならまちがいない!と

嬉しそうな月子を見ていたヒロだが

そこへ月子は今日も元気じゃなと鍬田の声が。

 

どうやらいつの間にか家の中にいたようで

ほれ、肉と包みを手にしている鍬田を見て

ヒロは呆れながら口を開く。

 

おお、じいさん。

またいつの間に家の中に・・・

 

でも肉はありがと。と

笑顔で包みを受け取るヒロに鍬田は告げる。

 

ヒロ、今月の16日な。

月子を山に入れるんじゃねえぞ。

 

この辺の猟師たちでやる合同猟がある。

月子が間違えて撃たれたらかなわんと。

 

それを聞いたヒロは

ああ、気を付けるよと返し・・・

誕生日当日、ヒロは風邪をひいたのか

布団の中でいた。

 

傍らにいる月子にヒロは謝っていた。

すまん月子 親父風邪ひいた。

今日月子の誕生日なのに・・・と。

 

しかし月子はきにするなと告げる。

あしたも誕生日にしたらいいと。

 

その手があったか・・・と返すヒロに

月子は看病のつもりなのか

何かと世話を焼いた。

 

みずのむか?と水を持ってきたかと思いきや

キラキラのふくもいる?と言い出し

何故か布団の上にキラキラの服が。

 

他にも本日の主役と書かれた襷と

サングラスまでかけられることになり

ヒロはその気遣いがうれしかったのか

ちょっと元気になってきたかもと返すと

月子はこうすればだれでもげんきになると

ドヤ顔で頷いていた。

 

そんな月子にヒロはうつるといけないからと

別の部屋に行ってろと言い

月子も素直にその言葉に従うが襖を閉めた後

以前ヒロが言っていたことを思い出す。

 

熱を出した月子を看病していたヒロは

アイスを手にしながら言った。

 

ほら月子、このアイスはな

病気の時しか食べられないありがたいアイスだ。

これ食えば病気なんてすぐなおると。

 

そう言っていたことを思い出した月子は

カレンダーを見て決意する。

 

たんじょうびだから、おつかいできる!

おやじまってろ!つきこがたすけてやるからな!と。

日が落ち始めた頃、目を覚ましたヒロは

熱で朦朧としつつも今何時だ・・・?と

月子を探すが家の中にその姿はなかった。

 

玄関が開いているのに気づき

外か・・・?と思った瞬間

鍬田から言われた合同猟が

今日行われていることを思い出し

急いで山の中へと向かう。

 

月子の名を呼びながら歩くヒロだが

今の身体で森を歩くのはしんどいらしく

顔を顰めた瞬間、パンッという音が耳に入る。

 

猟銃と思われる音を聞いたヒロは

焦った様子で月子の名を呼びながら走り出すが

その瞬間、足を滑らせてしまい・・・

 

一方その頃、月子はアイスが無事買えたのか

アイスが入った袋を手に家に戻っていた。

 

おやじ!おつかいできた!

かめばぁアイスくれた!

 

と言いながら家の中へと入った月子は

これでびょうきなおるよ!と

ヒロがいた部屋に向かうが

そこには寝ているはずのヒロの姿はなく・・・

 

獣へと変化した月子は嗅覚を使い

ヒロの後を追い山へと向かう。

 

おやじどこいった?と思いながら

ようやくヒロを見つけた月子だが

すでに息を引き取っていたのか

ヒロは頭から血を流し動かなかった。

 

ヒロが亡くなってしまったのだと

理解できないのかしたくないのか

月子は足で背を押したり服を引っ張るも

ヒロからの反応はなかった・・・

 

その傍らに座った月子は

以前ヒロから言われたことを思い出す。

 

月子、お前も狼なら

遠吠えくらいできるようになんねえと。

 

月子にオオカミの仲間はいないけど

月子が吠えたら、親父がいるでも返事するからなと。

 

そう言っていたことを思い出した月子は

空に向かって遠吠えするも

ヒロはそれに応えることなく

ただ寂しく空に響くのだった・・・。

 

当ブログでは簡易的な

あらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は

本誌かコミックスでどうぞ!

感想

 

ついに月子の口から

あの日起きたことが明らかになりましたが

なんていうか言葉がないですね・・・

 

運が悪かったと言えばそれまでですが

どちらも好意からきている行動の結果

ああなってしまったというのは

あまりにも悲しすぎる・・・

 

感情を抜きにして考えれば

月子が外に出なければ起きなかった事態ですが

まだまだ幼い子供でもありますし

ヒロのためを思っての行動ですからね。

 

そしてヒロも熱に浮かされていなければ

足を滑らせることもなかったかもしれませんが

それも月子を心配してのことで

親として当然の行動だったのではないかと。

 

結果としてみれば何か違ったら

そうはなっていなかっただけに

悪い方の運命の悪戯としか言いようがないでしょうね。

 

なんにしても今回ヒロがどんな状況で

命を落としたのかは明らかになったものの

噛み跡については描かれなかったので

次回描かれることになるかと。

 

鍬田が見つけた時に道っぽい場所に

いたように見えましたので

恐らくヒロの身体を運ぶ際に口で噛んで

引きずった可能性が高い気がします。

 

違う可能性もありますが

それにしたって月子が噛んだことで

亡くなったわけではなさそうですし

疑ってはいなかったものの

その点はちょっと安心してもいいのかなと。

 

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