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君は008 最新 第212話 ネタバレ&感想 アユーシの背負うもの

2022年7月20日発売の

週刊少年サンデー 2022年34号に

掲載されている

君は008 第212話

ネタバレ&感想になります。

 

第212話 崇高なもくてき♡

内容ネタバレ

 

ドグラの東京襲撃を撃退し

中野へと戻ってきたエイト達。

 

そんな彼らの傷も癒えた頃

エイトは報告書を出す為

校長室へと向かっていた。

 

しかしそんな彼を待ち構えるように

花束を持ったアユーシが・・・!?

以前私には崇高な目的がある!と

睨みつけられたことで

エイトはアユーシに

苦手意識を持っていた。

 

あまり関わらないようにしようと

そそくさと先へ向かおうとするが

アユーシに声をかけられてしまうことに。

 

一体何の用なのかと

戦々恐々とするエイトだが

アユーシは突然その場で

全快おめでとうございますと平伏。

 

そしてキラキラした目で

ふつつか者ですが

これから仲良くしてくれますか?と

花束を渡されることに。

 

突然の事に逆に恐怖しつつも

花束を受け取ったエイトは

戸惑いながらも了承したところ

アユーシは喜びを全身で表現し

笑顔を浮かべていた。

 

その後アユーシも何故か

一緒に校長室へと向かうことに。

 

エイトはよく分からない事態に

困惑しつつもそれを受け入れ

ノックして校長室へと

足を踏み入れた瞬間

アユーシは花束に隠していた銃を

アララギへと発射。

 

銃弾はアララギの頭部を吹き飛ばし

混乱するエイトをよそに

アユーシはタイブレードを手に

とどめを刺すべく動く。

 

しかし倒れたアララギはダミーであり

その事に気づいたアユーシは

舌打ちしつつもエイトに

また後でね~♡と手を振りながら

校長室を後にするのだった。

訳が分からないままに

退室したアユーシに対し

エイトは声もかけられず見送るが

いつの間にかデスクには

アララギの姿が。

 

こ、校長!!と叫ぶエイトに対し

アララギはアユーシの襲撃について

説明する。

 

実は彼女とは、隙さえあれば

いつでも私を殺して構わないという

契約をしているのだと。

 

アララギは語る。

彼女の生まれ育った王国を

私が10年前に滅ぼした事を。

 

あの国、アユタ王国は

ドグラと組もうとしていた為に

近隣の国をそそのかして

攻め込ませた。

 

あの生徒、アユーシは

王の忘れ形見であり”アユタ王国”

最後の生き残りであると。

 

幼い彼女にアララギは言った。

いつでも殺しに来るといいと。

 

だが私は強いぞ!

並の戦闘力では倒されない!!

 

そこでだ・・・実は

確実に強くなれる・・・

いい~学校を知っているのだがね~

とこの学校に誘ったのだと。

 

その上で語る。

以来、彼女は「私への復讐」

そして「王国の復権」という

”崇高な目的”のためだけに

生き続けてきたのだと。

部屋に戻ってきたエイトは

ルームメイトである

野原と大河に先程の話をしていた。

 

みんな、いろんなものを背負って

入学してきているんだなと。

 

しかしそんなエイトに

言葉を返したのはいつの間にか

エイトのベッドの中にいた

下着姿のアユーシだった。

 

その姿に悲鳴を上げたエイトは

何なんだ君は!と狼狽えつつ

問いかけるがアユーシは

それはついでだと語る。

 

あなたに近づいたのは

もう一つの崇高な目的のため・・・。

 

王国を復権するには王族の血を

絶やすわけにはいかない・・・。

 

つまり我が婿には

極めて優れた者、そう・・・

ドグラ・マグラ四天王の一人を

倒すほどの精神力の持ち主!

こそがふさわしいのだと。

 

顔を真っ赤にしつつも

どういう事なのだ!と狼狽える

エイトだがルームメイトは

さっさと部屋を出て行ってしまう。

 

そんなエイトにアユーシは

ぼそっと呟く。

 

私の中の王家の血が騒ぐの・・・。

もうじきこの戦いは佳境に入り

また多くの者の魂が

消えゆくのだと・・・。

 

陽が沈み夜となり

雷が鳴り響く中

アユーシは校長室へと訪れる。

 

いつものように襲撃をかけつつも

その目的は国王の形見である

機密データをアララギに渡す事だった。

 

データを渡しアユーシは

改めてアララギに伝える。

王国復権の為の婿を決めたと。

 

実は白状するともしこのまま

お前を仕留められなければ

婿の第一候補は

校長、お前だったのだが・・・。

 

私は明石エイトの中に

新人類と渡り合える

強き可能性のようなものを見たのだと。

 

アララギもその言葉に

納得したように笑みを浮かべていた。

 

そしてアユーシは去り際に

それに・・・ちょっとだけ

年の差も気になるしね♡と言い残し

アララギはちょっとだけ傷つくな~と

彼女を笑って見送るのだった。

 

当ブログでは簡易的な

あらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は

本誌かコミックスでどうぞ!

感想

 

アユーシが動くと

前回の予告にあったので

何をしでかすのかと思ってましたが

成程こういう事かと。

 

まあ、彼女の背負ったものを思えば

そういう行動に出るのも

分からなくはないですしね。

 

それにしてもああいう行動を取るならば

てっきりあやめとぶつかるとか

そういう展開があるのかとばかり。

 

今回はアララギとアユーシの関係と

アユーシの背負うものがなんなのかを

描く回だったために

それに関してはまた今度

みたいな感じなのかも。

 

一回に色々詰め込み過ぎると

訳分からなくなっちゃいますし。

 

ともあれアユーシの行動によって

事態は色々進展し始めたようですね。

 

欄外のメッセージにも

最終局面とありましたので

なんだかんだでこの作品も

終わりに近づきつつあるのかも。

 

どちらにしてもすぐ終わるような

感じではないので

まだまだ続くとは思いますが。

 

なんにしても予告には

中野高校にいきなり奴が来る!?

とありましたので

予期せぬ人物が来ることになるかと。

 

敵なのか味方なのかは

正直なんとも言えませんが

”奴”とあったので

おそらくドグラ関係な気がします。

 

というよりもなんとなくですが

シックボーイあたりが怪しい気が・・・。

 

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