2023年12月7日発売の
モーニング 2024年1号に掲載されている
宇宙兄弟 407話の
ネタバレ＆感想になります。
第４０７話 終わりだ
内容ネタバレ
ベルトが外れるというアクシデントから
宇宙へ投げ出されてしまった日々人。
そんな弟を助ける為、
六太はジェットアームを使い助けに向かうも
燃料切れを起こしてしまい
日々人と入れ替わるように
自分が宇宙に投げ出されてしまうことに。
そんな突然の二人の窮地に
誰もが戸惑い騒然となる中
一刻も早く事態を把握すべく
ロスコスは日々人に状況の説明を求め・・・。
ロスコスからの通信を受けた
日々人は焦った様子を見せながらも
現状について説明する。
こちら日々人！
今ソユーズに掴まってる！
ムっちゃんが俺を押した反動で流されてる！
ソユーズ後方の上空だ！
どんどん遠ざかってる・・・！
早く助けないと見失う！と。
一方、日々人を助けることに成功したものの
宇宙へ投げ出された六太は暗闇の中
己の行動の迂闊さを後悔していた。
やっちまった・・・！クソ・・・！
これでいけると思ったのに・・・！
すまん・・・！
すまん日々人・・・！
いけると思ったんだ・・・！と。
六太が宇宙へ投げ出されたことを知り
マクシムはすぐさまフランツに指示する。
そのままムッタを撮り続けろ！
ソユーズと一緒にだ！と。
そしてロスコスのツープに
六太が流されている映像を見せつつ
オリュールで救助に向かわせてくれ！
今すぐやれば間に合う！と伝える。
しかしそんなマクシムの求めを
ロスコスは受け入れることなく却下する。
オリュールでの救出は許可できない。
どう考えても帰りの燃料が
足りなくなる・・・！と。
その事を伝えられたマクシムらは
何も出来ない現状にじゃあどうするんだと
苛立ちをぶつけることしか出来ずにいた。
日々人は流されていく
六太に必死に声をかける。
こっちを向いててくれ！
俺も今ムっちゃんを撮ってる！
助ける方法はある！
絶対助けに行くからな！と。
しかしそんな日々人の声も
今の六太の絶望を
塗り替えることは出来なかった。
何言ってんだよ・・・。
この状況で助かるわけがない・・・と。
皆が六太救出のために
何かいい方法はないかと考える中
事態はさらに悪くなりつつあった。
このまま離れていくと
宇宙船を介しての交信ということもあり
六太との通信が途絶えてしまうと。
時間がない状況の中
エディはハガートらに願う。
ムッタと話をさせてくれ！と。
どんどんとソユーズから離れていくのを見て
六太は終わりだと恐慌状態にあった。
そんな六太を落ち着かせたのは
ヒューストンからのエディの声だった。
エディは六太に優しく語りかける。
まずは落ち着こうムッタ。
ゆっくり深呼吸だと。
その指示に従い
ゆっくりと深呼吸することで
落ち着きを取り戻した六太にエディは語る。
もうすぐムッタとの交信が途絶えると。
その言葉にやっぱり・・・と
不安にかられる六太だが
エディは言葉を続ける。
いいかムッタ——
必ず救出する 諦めるな。
必ず救出するからな・・・！と。
そんなエディの強い言葉に
多少気を持ち直した六太だが
離れすぎたのか通信が途切れ始める。
そしてついに何も聞こえなくなり
六太は何度も交信を試みるも
何も返答はなかった・・・。
交信も途絶え、痛い程の静寂の中
一人取り残された六太は・・・。
当ブログでは簡易的な
あらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は
本誌かコミックスでどうぞ！
感想
前回のラストで日々人の入れ替わるように
宇宙へと投げ出された六太ですが
どうしようもない程に状況は最悪ですね・・・。
オリュールを使って救助しようとするも
燃料不足から却下され
さらには通信が途絶するとか
良い情報が全くないところが
さらに絶望感を増している気がします。
それにしても宇宙飛行士でもない私には
想像する事しかできませんが
あの暗い宇宙空間の中で助けもなく
漂うというのは恐怖しか感じないでしょうね。
閉鎖空間に長期間一人でいた場合に
発狂する事があるというのは
何かで見たことはありますが
広大な宇宙空間で一人というのは
それ以上の恐怖を感じるのかも。
せめて通信が繋がっていれば
一人じゃないと思うことも出来るでしょうけど
今の六太はまさに孤独ですからね・・・。
エディから声を掛けられる前に
六太が取り乱して恐慌状態にありましたが
あれも仕方ないのかも。
というよりももし自分だったら
もっと当たり散らして
汚い言葉を発していただろうなと思いますし。
ともあれ今もなお絶対絶命の中にある
六太ではありますがなんとかして
助かって欲しいと願うばかりです。
その方法は全く思いつきませんが
NASA・JAXA・ロスコス
総力を結集してなんとか
良い知恵をひねり出してくれれば・・・と。
気になる続きについてですが
合併号となる次号は休載で
次回は12/28発売の4・5合併号に
掲載予定とのこと。