2020年4月9日発売のモーニング 2020年19号に連載されている
宇宙兄弟 353話のネタバレ&感想になります。
第353話 いつもの顔で
内容ネタバレ
六太の事を考えるうちに
良いアイデアを思い付いたケンジと新田は
その足で考えた方法が可能なのか
話を聞きに向かっていた。
どうやら新田は以前六太がフィリップを乗せて
筋トレしていた映像からピンときたらしく
六太達は常に帰れない恐怖の中にいるけど
それと同時に”軽さ”の中にいると語り・・・。
ケンジと新田が帰った後
残って話し合いを続けていたビンス達。
”ビートルをテザーでスティッチに固定”
という悪くないアイデアが出ていたものの
肝心の時短のアイデアは出てこず
頭を悩ませていた。
そこへノックと共にケンジ達が姿を見せ
再び話し合いを行うことに。
ケンジと新田のルートCを使うという話に
訝し気な表情を浮かべるビンス達。
ルートCは行き止まりに10M以上の壁が存在することから
そうそうに断念したルートだが
新田はスティッチをリフトとして使うことで
乗り越えることが出来るのではないかと提案する。
しかしスティッチの脚をフルで伸ばしても6Mであり
それでも届かないことが明らかだったが
スティッチを2台使うというアイデアが。
他の者たちは流石に無理だと考えたものの
月面ではその重さもかなり軽減されるようで
それを聞いたピコは行けるかもしれないと語る。
さらにケンジからは乗り超えられた場合にある
もう一つの難所の”滑落”ポイントについてのアイデアが。
ビンス達は先程のビートルをテザーで固定する案を明かすが
ケンジの案はさらにウインチを命綱として使うという
さらに発展したものだった。
その後二人の案は無事に通り
あくる日シミュレーション試験へ臨むことに。
二人が臨んだシミュレーション訓練は成功をおさめ
さらに実際にスティッチを2台積み上げるという試みも無事成功。
ようやくこの結果について六太達に知らせることになった
ケンジと新田は良いニュースを届けられることを喜びながらも
いつもの顔で行おうと考えていた。
そして六太とフィリップに
実機テストとシミュレータ試験で成功したことを伝え
出発予定は6日後だと知らせる二人。
六太とフィリップはその知らせに喜び
改めてケンジと新田にありがとうと感謝を伝えたところ
突然ケンジが席を立ちモニター越しに手を出す。
それが何を求めているのか気づいた六太は
笑みを浮かべながら同じように立ち上がり
モニター越しに握手する二人。
フィリップからは何やってんの?と言われ
新田には画面越しに握手している奴らを
見たのは初めてだと呆れられる中、
ケンジは六太に「かぺ!」と声をかけ
六太も「かぺらしてもらうぜ!」と返すのだった。
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!
感想
前回のラストにケンジと新田が何か思いついた感じでしたが
そのアイデアは打開策に繋がったみたいですね!
本当によくやってくれた!としか言いようがないんですが
よくあのアイデアを考えついたものです。
私もビートルをスティッチで持ち上げようとしているところまでは
予想してましたがまさかスティッチ2台積みとは
本当に頭が下がります。
なんにせよ今回で無理だと思われていた
ルナランダーへの道も開かれたわけですし
あとは必要なものが届くのを待つだけですね。
それに今回は久々に「かぺ!」の言葉も出てきましたし
言うこと無い展開だったと思います。
あくまでも地球でのテストですので
また何かトラブルが起きるかもしれませんが
それでも光明が差したのは間違いないので
六太たちが無事成功することを願っています。
ちなみに気になる続きについてですが
予告では4/23発売の21・22合併号とのこと。