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界変の魔法使い 最新 第19話 ネタバレ&感想 契約

2025年4月23日発売の

週刊少年サンデー 21・22合併号に掲載されている

界変の魔法使い 第19話

ネタバレ&感想になります。

 

其の十九 夜の魔法使いの城で鬼ごっこ

内容ネタバレ

 

城の住人たちの協力を得て

ロキに捕まることなく

逃げることに成功した王子。

 

だが夜になり妖魔として制限されていた

ロキが十全に動けるようになったことで

あっさりと見つかってしまい

慌てて逃げ出していた。

 

王子は追いかけるロキに対して

修行で培われた結界術を使い

とりあえず視界から離れたものの

結界はロキの腕の一振りで破壊されてしまう。

 

王子の姿を見失ったロキは舌打ちしながら

壁を破壊し外から王子を探そうとするが

そこへちょっと待ったー!と世無が姿を見せ・・・!?

城を無闇に壊すんじゃない!

鬼ごっこだぞ!?と注意する世無だが

ロキは真っ向から反論する。

 

止めるんですか?

あなたが止めに入った時点で

小僧の負けになりますけど・・・

それでも止めるんですか・・・!?

 

そう開き直って言われた世無は驚きながらも

お前今腹いせでムダに壊してなかった・・・?

と口にするが完全にブチ切れているロキは告げる。

 

変身しないというルールは守りますが

それ以外は好きにやらせてもらいます。

 

別に命までとりゃしませんのでご安心を。

黙って見ててくださいなと。

 

なんでキレているのかわからない世無が

呆然とそれを見送る中

書庫ではいつものようにライチが

カボウから勉強を教わっていた。

 

勉強しながらライチはカボウから

王子が今していることを聞いていたところ

そこへ王子が姿を見せる。

 

王子はすみませんすみませんと

物音を立てないように通り過ぎながら

ライチにコレお願いと頼む。

 

その後すぐにロキが書庫へ姿を見せ

小僧が来ただろうと訊ねるが

そこに王子の姿はなかった。

 

ロキはライチが王子のにおいがついた

タオルを巻いていることに気づき

またタオル・・・とライチに詰め寄った瞬間

書庫の天窓が開く音がしたことで

そこか!と急ぎ王子を追いかける。

 

再び距離をとることに成功した王子は

廊下の片隅に姿を隠しながら考える。

 

できるだけ皆の居住区には

行かないようにしよう・・・

協力してもらったし・・・

 

夜になって妖力が強まった分

ロキさんの妖気がつかまえ易くはなった・・・

それを避けて逃げ回るしかないか・・・

 

そんな事を考えていた矢先に

王子は妖気を感じ立ち上がるが

その瞬間王子を囲むように

羽のようなものが現れる。

 

王子はそれが幻術だと看破し

落ち着いて本体の位置をつかむとして

浮遊石を使い天井へ。

 

たぶんだけど、ロキさんはまだ

僕を無傷で捕えようと思ってる・・・

 

ならこちらにもやりようはある――

位置が分かれば、そちらを睨みながら

距離をとる・・・!

 

そう考えた王子は逃げながら

その位置を探し出そうとするが

眼前に羽のようなものが

所狭しと姿を現す。

 

これも幻術だと看破しながらも

コレでは位置を読みにくいとして

王子は結界を設置し始める。

 

それでも相手の間合いだ。

動き回った方がいい・・・!と

考える王子だが窓の外の人影に気づき・・・!?

窓から城内に入って来たロキは

廊下の至る所に結界が

施されているのを見て舌打ちしていた。

 

結界を壊せば位置が知れる・・・

慎重かつ一気に間をぬって――

 

そんなことを考えていたロキだが

姿が見えない王子から

ちょっと提案があるとの声が。

 

場合によっては、鬼ごっこ以外の

決着のつけ方があるかもしれませんと。

 

ロキは返事で私の位置を探るつもりか・・・

と考え黙っていたが王子は訊ねる。

「契約」とは何ですか?と。

 

あなたの望みは僕と世無との「契約」ですよね?

首輪をつけるとも言った。

 

何か・・・特別なものということは分かります。

すみませんが詳しく教えて頂けませんか?

 

そう言い廊下の結界を解除したことで

ロキはヨウゼンが言っていたことを思い出す。

それだけ外に出てみたいのさと。

 

そんな王子を不憫に思ったのか

ロキは契約について語る。

 

我々の言う「契約」とは

主に”真印”を介したものを指す。

 

真印とは、生きものが

個々それぞれにもつ魂のしるし・・・

それによって、魂を縛る契約ができる。

 

一生隷属させることも

禁を犯した場合に

その死を以て償わせることも可能――

 

一度契約すれば決して破棄できぬ

逃れられない魂の首輪だ。

 

お前のような力を持つ子供には

必要だと私は思う。

 

おそらく主は既に

お前の真印を採っているだろう。

一方的に契約することも可能なのだ。

 

それをしないのはひとえに主の――

そう語るロキの言葉を遮るように

王子はあの人に魂を縛られるのは御免ですねと

シュタタタと逃走を開始。

 

ロキは呆気にとられながらも

人の好意を無下にされたことにブチギレ

こんのクソガキ!と超スピードで追いかける。

 

そしてその勢いのまま

王子の体に触れた瞬間

王子の体は幻のように消えてしまい・・・!?

 

当ブログでは簡易的な

あらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は

本誌かコミックスでどうぞ!

感想

 

夜になりこれからが本番の

ロキとの鬼ごっこですが

やっぱり夜のロキはとんでもないですね。

 

昼の制限された状態でも

単純な身体能力で勝てなかったのに

それを遥かに上回る身体能力に加え

妖術も使ってくるとかムリゲー過ぎるなと。

 

そんな相手に対して

まだ捕まっていないだけで王子は

十分過ぎるほど大したものだと思います。

 

ロキの冷静さを失わせるような

言ってみれば小賢しさが目立ちますが

それがなければもう捕まっていると思いますし。

 

それにしても最後王子が使った術って

あれはいわゆる式神的なものなんですかね?

 

王子の姿が消えた瞬間

ヒト形のようなものが見えましたし。

 

王子のいた国はなんとなく

中国や日本のような雰囲気がありましたし

そういう術の文化もあったのかも。

 

ともあれあれを使うことで

捕まることなく

契約についても知ることができたのは

かなり大きいと思います。

 

それが突破口になるかはわかりませんが

逃げる手段が増えただけでも

十分だと思いますしね。

 

なんにしてもリミットとなる夜明けには

まだまだ遠い感じですので

王子にとっては綱渡り的な展開が

続くのは間違いないかと。

 

そんな状況の中、最後まで王子が

ロキから逃げられるかはわかりませんが

どちらにしても王子は曲者ですので

これからどうなるのか楽しみです。

 

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