2026年2月26日発売の
週刊ヤングジャンプ 13号に掲載されている
キングダム 第867話の
ネタバレ&感想になります。
第867話 因縁の北部
内容ネタバレ
宜安・番吾より押し寄せる
六万の趙北部軍。
その行く手に立ち塞がった玉鳳軍は
兵力では倍の趙北部軍に対し
劣勢どころか優勢に進めていた。
各部隊からの劣勢を報せる報を受け
本陣では信じられないのか側近たちが
口々に声をあげる。
騎馬だけではない。
歩兵自体個も集も強い。
一番厄介なのは奴らの士気の高さだと。
そんな彼らに袁環は声をかける。
静まれ うろたえることはない何一つ。
奴らのこの勢いは長くは続かぬ。
玉鳳は王賁の檄で入りから一時的に
士気が高まっているだけだ。
同数規模の戦いならそれも勝因となろうが
倍の数には通用せぬ。
苦戦しても延々と援軍を送り続ければ
いずれ奴らの士気も失われる。
それに正面への憂いもある。
こちらに兵力を偏らせた分
元々の敵 霊咒公との戦いが苦しくなる。
霊咒公は強い。玉鳳が半分の力で
抑えきれると思ったら大間違いだ。
こちらより先に霊咒公軍が玉鳳の正面を殲滅する。
そうすればこの場にもその軍は雪崩れ込んで来る。
元々この地での玉鳳の戦いは詰んでいるのだと。
一方その頃、霊咒公軍との戦いを任された
玉鳳中央軍は関常が想定していたように
劣勢に追い込まれていた。
各隊からの苦戦や壊滅の報が入る中
歩兵大隊が崩されるとの急報が。
大隊が分断されたら身動きが取れなくなり
詰んだも同然であることから
関常はすぐさま援軍を回して死守を試みるが
敵の勢いは止まらず・・・!?
天仁隊が敵中央を分断しますとの報告を受け
霊咒公は勝利を確信したのか
終わったなと口にしていた。
中央を分断した天仁隊も同様であり
その分断をさらに広げるために動き出す中
関常は歯を食いしばりながら
己の不甲斐なさを悔やんでいた。
す・・・すまぬ若。
これ程早く詰むとは思わなかった。
霊咒公軍が想像以上に戦上手だったのもあるが
やはり若が不在では玉鳳の真価は発揮できぬ・・・
俺の力不足だ・・・すまぬ・・・と。
そんな絶望的な状況の中
突如戦場に新たな軍勢が姿を見せる。
それは玉鳳の背後からであり
援軍が来た!と玉鳳軍が歓喜の声をあげ
霊咒公軍の者達は新手が来るぞ!と。
新たな敵軍を前にすぐさま体勢を整え
迎え撃つ霊咒公軍に対し
我々の存在を忘れてもらっては困る!と
兵を引き連れて突撃したのは壁の軍だった。
影がいまいち薄かったためか
助けに来たはずの玉鳳軍から
誰だ!?と困惑されて
壁だ!と名乗る一幕も。
関常は驚きからか敬称をつけず
壁・・・だと!?と零し
配下の者から諫められながらも口を開く。
バカな壁軍は・・・
初日に王翦軍の援軍として南下したはず
なぜ今ここに・・・!?と。
関常すらも知らされていなかった
壁軍による援軍だが
開戦三日前、壁の元へ王賁自ら訪れていた。
壁は今まで王賁と接点はなく
ほとんど話したことがないためか
一体何をしにきたのか分からず戸惑っていた。
そんな壁に対し王賁は
軍議を遮って申し訳ないと謝罪した上で
壁将軍に大事な話があって来たと告げる。
玉鳳の命運を壁将軍の軍に託したいと。
いきなりそんな事を言われて
驚く壁に対し王賁は言葉を続ける。
此度の大戦全体の勝利は我が玉鳳が
宜安・番吾の趙北部軍を
とめられるかどうかにかかっている。
だが玉鳳だけでは正面の敵と
左から来る北部軍 両方は止められぬ。
貴殿の軍には一度王翦軍の方へ
動くと見せかけて森林地で急旋回し
玉鳳の戦場を目指し苦戦しているであろう
玉鳳の中央軍の援軍を頼みたい。
そしてその足で敵軍の将
霊咒公を討ち取って頂きたい。
さすれば玉鳳は北部軍を止める事ができ
李牧の策をくじける。
どうか壁将軍の力でこの重要な北部の戦いを
勝利に導いて欲しいと。
上手く敵の虚を突くことが出来た壁軍は
一気に突破して霊咒公の討つべく動き出す。
しかし霊咒公は全く取り乱すことなく
ただの一万の援軍だとして
神殺を出せ 正面から叩きつぶせと援軍を送り出す。
その援軍は敵の主力とみられる精兵であり
壁軍の兵士達の動きが鈍るが
壁は皆に檄を飛ばす。
ええいひるむな 我々は
強敵への戦法も十分訓練した。
それにこの因縁の北部で
もう負けるわけにはいかぬ。
赤麗で毒殺された仲間も
収容所で命を落とした仲間も・・・
必ず見ている。力を貸してくれる!
霊咒公を討ち彼らの弔いとし
秦軍に勝利をもたらすぞォ!と。
壁軍が檄により士気が高まり勢いを増す中
亜花錦は外へ追われつつあった。
しかしそうした中、亜花錦は
この状況に笑みを浮かべていた。
頃合いだなと。
戦の前、王賁は右軍を率いる
亜花錦の元を訪れていた。
王賁は告げる。
中央関常と右のお前は苦戦すると。
亜花錦もだろうなと同意すると
王賁はさらに言葉を続ける。
右軍その流れで敵将の注意から
外れるくらい外に追われろ。
後方から壁軍が援けに来る。
それで何とか中央は拮抗すると。
亜花錦は壁軍一万がそれほど戦うか?と
訝しんでいたものの
王賁がこの戦いの主役だと思い込ませた。
士気は高いと言ったことで
悪い人だと笑っていた。
そんな亜花錦に対し王賁は問いかける。
俺がここへ来た理由は分かるなと。
亜花錦は王賁が自分達に何を望んでいるのか
理解した上で言葉を返す。
ああ 右が”主攻”だなと。
王賁はその通りだと肯定した上で告げる。
霊咒公を討つのはお前だと。
そして壁軍が援軍としてきたことで
中央が拮抗していると判断した亜花錦は
配下の者達に反転すると告げる。
左へ大きく回り込み霊咒公本軍の裏を取る。
しくじれば玉鳳は全滅すると心得よと。
当ブログでは簡易的な
あらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は
本誌かコミックスでどうぞ!
感想
李牧の秘策に対して玉鳳が
一体どう出るのかと思ってましたが
ここでまさかの壁軍登場とは驚きました。
言われてみれば秦軍内で北部との
強い因縁があるのが壁ですので
彼を抜擢するのは利に適っている気がします。
自分を含めて毒にやられた挙句に
収容所でボロボロにされたわけですしね。
ただそんな壁を囮にして
亜花錦が霊咒公の首を狙うというのは
中々に笑わせてもらいましたが。
それにしても李牧の策をある程度
読んでいたのは前回の話で分かってましたが
まさかここまで周到に準備していたとは
王賁の才はとてつもないですね。
元々蒙恬と同じかそれ以上にキレるのは
わかっていたつもりですが
信が頼もしくなったのと同様に
王賁も成長しているんだなと
改めて思わされた気がします。
まあ、それくらい出来ないと
大将軍にはなれないと言われれば
その通りではあるんですが。
なんにしてもこれ以上の策がないのであれば
あとは亜花錦が霊咒公を討てるかどうかに
全ては懸かっていると見ていいかと。
王賁の期待通りに亜花錦が
霊咒公を討てるかどうかわかりませんが
霊咒公もそうすんなりとは討てないでしょうし
これからどんな戦いを魅せてくれるのか楽しみです。
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