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キングダム 最新 708話 ネタバレ&感想 信の怒りと虎白公の復讐心

2022年2月3日発売の

週刊ヤングジャンプ 2022年10号に

掲載されているキングダム 708話

ネタバレ&感想になります。

 

第708話 復讐心の度合い

内容ネタバレ

 

桓騎軍の制止を振り切り

雷土の仇である龍白公を

討ち取った信。

 

そんな信に敵味方両者から

罵詈雑言が浴びせかけられる。

 

主を討たれた龍白隊からは恨みを

桓騎兵からは雷土の仇を

あっさり討ったことに対しての怒りを。

そんな連中に対し信は

ごちゃごちゃうるせェんだよ!

てめェらは!と怒りのままに

戦場に響くかの如く一喝する。

 

そして桓騎兵に対して告げる。

配置的に大将の一人である

桓騎を守る所にいたせいで

助けたくもねェお前達も

飛信隊が血を流して助けた。

 

将軍が好き嫌いで動いてたら

戦争に勝てるわけねェからだ

ありがたいと思いやがれバカヤロウ共!

 

雷土の仇がなんだ・・・

その前にお前らあのクソヤロォ一人の

怨念返しのために

去年一体何万人の無抵抗の

人間の首をはねやがったんだと。

 

その言を受け反論する摩論を

うるせェと一蹴した信はなおも告げる。

 

絶対に忘れねェ・・・

桓騎軍全員を・・・お前達を・・・

俺は絶対に許さねェからなと。

 

そんな信の言葉に黙る

龍白隊に対し信は声をかける。

 

決死の覚悟で出て来たお前達が

死ぬまで戦う気なのは分かっているが

あえて難しい事を言う。

 

投降してこの龍白の体を

国に返してやれ。

 

ここに置いておくと桓騎兵に

めちゃくちゃにされて

”さらしもの”になるぞと。

 

その提案に対し龍白隊が選んだのは

投降することなく

桓騎の首を狙う事だった。

 

信も彼らがそうするだろうとは

思っていたようで

舌打ちしつつも矛を振り上げるが

龍白隊の前に羌瘣・羌礼達が

立ち塞がっていた。

 

為すすべなく討ち取られる光景を前に

摩論は信に文句を言いつつ

助かったことを安堵していた。

 

そして桓騎はつまらなそうに

やっぱあいつがいねーと

盛り上がりに欠けるなと

亡き雷土の事を思うのだった。

一方龍白隊が桓騎まで

届かなかったことを知った

虎白公の脳裏に

瞬水樹の言葉が思い出される。

 

”桓騎と刺し違える以外は”

”無駄死にだぞ”

 

”お前の復讐心はその程度か”

”桓騎の首を取るまでは”

”泥水を啜ってでも”

”生き延びるべきではないのか”と。

 

そして彼らの急襲が失敗した

戦場を見ながら瞬水樹は思う。

 

”脱出しろ 虎白公”

”この戦いは始まったばかりだぞ”と。

 

それから何日か経ち

日が落ちようとしていた頃

門を破った王翦軍が

城内へと侵入を果たしていた。

 

城兵達と王翦軍が

激しい戦いを繰り広げる中

瞬水樹は残る者達に後を任せ

隠し通路から脱出しようとしていた。

 

去る前に瞬水樹は

残る者達に告げる。

 

おかげで”大いなる戦果”を得た。

昨年の虐殺があった故

滅多なことはせぬと思うが

それでも苦痛はあるだろう。

 

しばし時がかかるやも知れぬが耐えろ。

桓騎と王翦を討った後

必ず解放しに戻ると。

 

閼与陥落。

難城である閼与を落とした

王翦軍の面々の表情は

決して明るくなかった。

 

閼与の守備兵の想像以上の

士気の高さに陥落させるのに

予定の三倍の日数を要したためだ。

 

つまり王翦軍はこの閼与攻めで

想定よりも”三倍も多く死傷者”を

出してしまったのである・・・。

 

そして閼与城から脱出した

瞬水樹の前には虎白公の姿があった。

 

虎白公は苦しそうに語る。

お前の言葉に乗せられて

再び生き恥をさらしたぞと。

 

瞬水樹はそんなもの桓騎を討てば

全てがひっくり返ると言い

彼らと共に李牧の元へと

向かうのだった。

 

当ブログでは簡易的な

あらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は

本誌かコミックスでどうぞ!

感想

 

やっぱり予想通り

虎白公は生き延びる道を

選んだみたいですね。

 

まあ、あのまま吶喊しても

無駄死にもいい所ですし

色々思うところはあるでしょうけど

英断だったと思います。

 

それにしても信が

めっちゃブチキレてましたが

そりゃそうだろうなと。

 

元々信は万極に対して

ああいった事はやらせないと

誓ったわけですからね。

 

ある意味で仕方なかったとはいえ

忸怩たる思いがあったんだろうなと。

 

それはそうと閼与城が

ようやく陥落したものの

全て予定通りって感じですね。

 

想定よりも被害が大きかったのか

それとも想定通りなのかは

なんとも言えませんが

秦軍にとってかなり予想外の

結果になったと見て良いかと。

 

反対に李牧にとって

予定通りに進んでいることから

秦軍にとってこれまで以上に

厳しい戦いになるのは

間違いないでしょうね。

 

一体どこまで読んでいるのかは

未だ定かではありませんが

李牧の想定をどこかで破るなり

覆すなりしないことには

秦軍の勝利はないかと。

 

気になる続きについてですが

次号は休載とのことですので

次回は2/17発売の12号とのこと。

 

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