たくさんの漫画の中から管理人が厳選したオススメ漫画を少しのネタバレを交えて紹介しています。当ブログにはプロモーションが含まれています。

オススメ漫画ネタバレ情報局

真・群青戦記 最新 第43話 ネタバレ&感想 不惜身命

2022年2月24日発売の

週刊ヤングジャンプ 2022年13号に

掲載されている真・群青戦記 43話

ネタバレ&感想になります。

 

第43話 六文銭

内容ネタバレ

 

”六文銭が嫌いだった”

”真田の行く末を暗示しているようで”

 

弁丸は家紋を見ながら思う。

なぜ当家はあのような家紋なのだ・・・

縁起でもないと。

信之が氏政の前に姿を見せた時

弁丸もまた兄に付き従い

北条の本陣にいた。

 

兄様のお身体は

すでに限界を超えておられる。

 

その事は弁丸にもよく分かった。

そして掲げられた真田の旗を見て

改めて思う。

 

だから嫌いだったのだ。

六文銭など・・・と。

 

氏政は嫡男自ら先陣してきたことで

よほど余力がないと判断していた。

 

この隊も恐らく少数精鋭・・・

数ならば我らが上だと。

 

信之は囲まれる前に

氏政の首を獲ると決意し

弁丸に言葉をかける。

 

弁丸!後は任せたぞ!

大丈夫だ、お前には才があると。

 

その姿を見て弁丸が

泣きそうな表情を見せる中

信之は馬を走らせ

氏政はそれを迎え討つ。

 

信之は本陣の兵を蹴散らし

咆哮を上げながら氏政のもとへ

一直線に向かう。

 

そしてあと僅かで

氏政の首に手が届こうとした瞬間

パンっと銃声が鳴り響く。

 

後北条家二十将衆

御馬廻・山角四郎左衛門尉康定の

放った一撃は信之の身体を貫き

一瞬動きを止めていた。

 

撃たれた信之は態勢を立て直し

再度氏政を狙うも

その身を北条兵の槍が貫き・・・。

一方その頃怒りのままに

不破に斬りかかるミチロウだが

慣れていないせいか

鍔迫り合いの末

吹き飛ばされてしまうことに。

 

不破はそんなミチロウに対し

そんなんじゃ2人共

ここで死ぬことになるぞと

ガッカリした様子で告げる。

 

その言葉にミチロウは怒りを滾らせ

再び立ち向かおうとするが

マコトの声に足を止める。

 

だ・・・めだ・・・

ミッちゃ・・・んは・・・。

 

たどたどしくも

自分を止めるマコトの声に

ミチロウは我を取り戻す。

 

不破はそんなマコトに

水差すなよと呆れたように告げる。

 

せっかくお兄さんが

やる気になったのにと。

 

不破は良い事思いついたとばかりに

じゃあ逆に生きる希望を

1つ与えようとミチロウに語り掛ける。

 

現代に帰る手段は存在する。

きみ等は帰れるんだと。

 

その内容について聞かされた

ミチロウは・・・。

 

信之が討たれ

鎌之介らが奮闘する中

弁丸は一人六文銭の旗を手に取り

兄の言葉を思い出す。

 

弁丸、当家の家紋の意わかるな。

”不惜身命”如何なる時も

死をいとわぬ覚悟で臨む。

 

六文銭とは

三途の川の渡し賃だと。

 

弁丸は六文銭の旗を

信之の亡骸にかけ語り掛ける。

 

これをお持ちください兄様・・・

誠にご立派でした。

 

そのご勇姿・・・

初めてこの家紋の意義を

理解できた気がいたしますと。

 

そして弁丸は先程までの

涙を消し立ち上がる。

 

拙者も”それ”に恥じぬ武辺を

真田(あと)はお任せくださいと。

 

当ブログでは簡易的な

あらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は

本誌かコミックスでどうぞ!

感想

 

戦いも大詰めを迎え

クライマックスといった感じですが

予想していた通り信之の死は

避けられなかったようですね・・・。

 

あれだけの深手で

ここまで氏政に肉薄出来ただけでも

称賛に値するとは思いますが

弁丸を覚醒させたのが

何よりの成果だったのかも。

 

信之が討ち取られた時の

氏政と山角の笑みを見て

正直ムカつきましたが

恐らく覚醒した弁丸によって

命を落とすことになると思えば

少しは怒りも収まりそうですし。

 

それにしても”六文銭”の意義とは

中々に心にくるものがあります。

 

それも信之の奮闘ぶりが

あってこそのものだと思いますが

まさに不惜身命を体現した

武将だったのではないかと。

 

それにしてもミチロウと不破の

戦いについてですが

思わぬ方向に進んだみたいですね。

 

前作でもあったように

元の世界に帰れる手段があるのは

ある程度予想してましたが

まさかこのタイミングで明かされるとは。

 

正直明かされるとしたら

最終回近くになると思ってましたので

ちょっと驚きです。

 

前作では確か歪んでしまった

歴史の修正か何かだったわけですが

今作も同じなのか気になるところ。

 

もし同じならばミチロウもまた

修正するように動くことに

なりそうな気がしますが・・・。

 

ともあれ今回の戦いは

そろそろ終わりを迎えそうですので

どういう結末になるか楽しみです。

 

気になる次回については

次号休載とのことですので

続きは3/10発売の15号とのこと。

 

第42話へ

第44話へ