たくさんの漫画の中から管理人が厳選したオススメ漫画を少しのネタバレを交えて紹介しています。当ブログにはプロモーションが含まれています。

オススメ漫画ネタバレ情報局

真・群青戦記 最新 第23話 ネタバレ&感想 大井軍の乱取り

2021年8月19日発売の

週刊ヤングジャンプ 2021年38号で

連載中の真・群青戦記 23話

ネタバレ&感想になります。

 

第23話 真田十勇士

内容ネタバレ

 

甲陽軍艦にはこう記される。

”乱取りばかりにふけり”

”人を討つべき心いささかもなく”

 

雑兵の繊維を維持するため

適地での掠奪行為は容認されていた。

大井の兵達が民家に押し入り

女を掠奪する様子を見た

佐助は相変わらず

大井の兵は品がないと

蔑みの目を向けていた。

 

郷の窮地に信之は怪我を押して

向かおうとするも

佐助にその傷では無理だと

弁丸と共に屋敷に

避難するようにと言われてしまう。

 

ミチロウ達もまた村の人達を

助けるため助力することを決め

佐助と共に動き出す一方

鎌之助と清海姫はすでに

大井兵との戦いを始めていた。

 

鎌之介はその槍を持って

次々と大井兵を討ち取り

清海姫も同様に敵を討ち取っていた。

 

そうした中、女を攫った大井兵は

奪った米と女を連れ

仲間の元へ向かっていた。

 

さっきから誰かに

見られているような気がする。

 

そんな事を言い出した男に

兵の一人はなに言ってんだと

取り合おうとはしなかった。

 

しかし仲間が待っている場所へと

辿り着いた彼らが目にしたのは

既に息を引き取った仲間達の姿だった。

 

それを見て兵の一人は

ある事を思い出す。

 

真田には此奴がおった・・・。

猿飛・・・佐助・・・。

 

そう呟いた男の首には

鎖鎌が押し当てられており

他の兵士は瞬く間に

討ち取られていた。

 

佐助は男から大井の情報を聞き出すと

命乞いする男を躊躇なく殺し

攫われた女に声をかける。

 

女はこの人が猿飛佐助なのだと

恐怖のあまり腰が抜けてしまい

佐助に抱きあげられ

城へと運ばれることに。

 

その様子を見ていたミチロウ達だが

さっそうと城へと向かう佐助の姿を

ただ黙って見送ることしか

出来ずにいた。

 

児玉はその身のこなしを見て

人を殺しているのにもかかわらず

かっこいいと思い

ミチロウは佐助の後姿に

厳しい表情を浮かべていた。

 

児玉は猿飛佐助について語る。

猿飛佐助は山で去ると一緒に

飛び回ってた姿がその名の由来に

なったという説があると。

 

ミチロウと菊池は

実際にその身のこなしを見て

十分にあり得ると感じていた。

ミチロウが零した

真田十勇士という言葉を

耳にした一場は

真田十勇士とは何だ?と

問いかける。

 

児玉はまだこの時代では

そう呼ばれてないのかと思いつつ

真田十勇士について説明する。

 

猿飛佐助を筆頭に

三好清海入道、三好伊佐入道

由利鎌之助その他6人の計10人。

 

その人達を後世で真田十勇士と呼び

活劇として僕らの時代まで

語り継がれているのだと。

 

そんな事を話していたミチロウ達だが

そこへ真田の小倅を討った者には

褒美を弾むぞと馬を走らせながら

こちらへ向かってくる武士が。

 

その姿を一目見た一場が

忌々し気に大井殿と口にしたことで

ミチロウは目の前の男が

この事態を引き起こしたのだと知り

睨みつけるような目を向け・・・。

 

一方その頃鎌之助は

囚人の一人である

小山と相対していた。

 

そして小山の体を見て

でっけぇなお前と

どこか嬉しそうに声をかけると

その身なり例の囚人だろと

槍を構えるのだった。

 

当ブログでは簡易的な

あらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は

本誌かコミックスでどうぞ!

感想

 

この時代乱取りは当たり前に

あった事だと思いますが

そういうことをしなければ

領民を食わせていけない背景も

あったんでしょうね。

 

だからやってもいいという

訳ではないんですが

必要に駆られてという部分も

あったのではないかと。

 

とちょっと真面目に

この時代について考えてみましたが

とりあえず作中の大井軍は

めっちゃクズっぽかったですね。

 

時代的に細部までは分かりませんが

信濃国って裕福とまではいわないまでも

それなりに食える土地だったはずですし。

 

なんにしても当主不在の真田家を

騙して押し入ったわけですから

救いようはありませんが。

 

なんにしても佐助たち真田十勇士が

郷にいる以上そうすんなりとは

いかないのは間違いないかと。

 

懸念されるのは大井家を

唆した囚人二人についてですが

真田家を中心に進む物語で

十勇士と戦って無事に済むとは

思えませんしね。

 

正直鳥居はともかく

小山は悪いやつではなさそうですが

実際に大井軍についている以上

ここで命を落とす可能性もあるかと。

 

反対に鎌之介を破る展開も

あり得るかもしれませんが

出来ることならミチロウ達の

味方になって欲しいところです。

 

ともあれ小山と鎌之介の

一騎討ちの結果次第で

今後の展開も変わりそうですし

どういう戦いを魅せてくれるのか

楽しみですね。

 

第22話へ

第24話へ