2022年2月25日発売の
アフタヌーン 2022年4月号で
隔月連載中のヒストリエ 121話の
ネタバレ&感想になります。
第121話 王宮の外・3
内容ネタバレ
”そういえばこれまで・・・”
”あまり遠出した事もなかったな・・・”
”旅とか・・・”
逃げたエウリュディケを追う
兵達は城壁の外で
その姿を発見する。
兵達はその事に驚きながらも
エウリュディケの前に立ちはだかり
まずは子供を渡せ!と告げる。
そうすればあんた自身の
助命の可能性も出てくると。
しかしエウリュディケが
そこをどくがよいと
まるで取り合わなかったことから
兵の一人が背後から
槍で一突きしていた。
血を吐き膝をつく様子を見て
そのまま子供を貫かんと
槍を突き刺そうとするが
エウリュディケは失った右手を
盾に抵抗する。
その力は大の男が突き刺した
槍をビクともさせない程だった。
突き刺されたまま立ち上がる
エウリュディケの姿に
前にいた大柄の兵は
子供を殺せと命令されるも
その姿を見ておれはいやだ!と
泣きながら拒否。
変わって別の兵士が
槍を手に子供を
手にかけようとしていた。
エウリュディケは
深手を負ったせいか
言葉にこそならなかったものの
必死に我が子を思う。
やめよ・・・それは王の子ぞ・・・!
お願い やめて・・・私の子・・・
なぜこんな・・・愚かな・・・。
その言葉にエウリュディケは
エウメネスの言葉を思い出す。
エウメネスは言った。
おれは・・・愚かだよ。
でも・・・行く手を遮る敵は
倒してみせると。
そんな事を思い出した
エウリュディケが
道の先に目を向けると
そこには馬を駆る
エウメネスの姿が・・・!?
当ブログでは簡易的な
あらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は
本誌かコミックスでどうぞ!
感想
ここ最近の話は
かなり滅入る内容ばかりでしたが
最後にエウメネスが出て来たことで
事態は変わりそうですね。
槍で突かれたエウリュディケは
流石に命を落としそうですが
その子供は生きられる可能性が
僅かながら出て来たかも。
前回の感想でも言いましたが
オリュンピアスが王の血をひく子を
殺めようとするのは
一概には間違っていない。
そうしなければ
王位を巡る争いが
起きかねないわけですし。
ただこれまで読み続けてきて
多少ながらもエウリュディケには
思い入れがあるので
気分が滅入るのは仕方ないかと。
出来る事ならエウリュディケ本人も
助かって欲しいところではありますが
そこまで望むのは難しいですし
子が助かる可能性が出て来ただけでも
良い事なのかもしれませんね。
やっぱりどんな理由があるにせよ
子を殺めるというのは
良い気分ではありませんし・・・。
ともあれ先程も言ったように
エウメネスの登場により
事態は動くことになりそうですので
彼がどんな風に動くのか楽しみです。