2022年4月25日発売の
アフタヌーン 2022年6月号で
隔月連載中のヒストリエ 122話の
ネタバレ&感想になります。
第122話 王宮の外・4
内容ネタバレ
かつての恋人エウリュディケの
命の危機に馬に乗り
颯爽と姿を見せたエウメネス。
エウリュディケの右手が
喪われているのを見たエウメネスは
一刻の猶予も無いと判断し剣を抜き
その勢いのままに突撃。
そしてすれ違いざまに
彼女と相対し槍を向けていた
兵士の首を斬り飛ばしていた。
しかし同時にエウリュディケが
背後から槍で貫かれていることに
気づいたエウメネスは
その光景にハッとしつつも
咄嗟に手綱から手を離す。
その結果、エウメネスの体は
宙に浮くことになり
地に叩きつけられそうになるも
体勢を立て直し勢いを殺すことで
無事着地に成功していた。
そんな突飛な行動に
呆気にとられ動きを止める
兵士達の隙を突き
エウメネスは斬りかかる。
そして二人の兵士を討ち
槍を突きたてられている
エウリュディケの前に立つ
エウメネスだが・・・!?
当ブログでは簡易的な
あらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は
本誌かコミックスでどうぞ!
感想
前回のラストで元恋人のピンチに
颯爽と登場したエウメネスですが
彼の戦いを見るのは
かなり久しぶりな気がします。
なんだかんだで
フィリッポス王の下では
武力よりも知力を買われていましたし
彼自ら剣を取る展開も
そうなかったですしね。
改めてエウネメスの強さが
再認識できたのは良かったですが
もうちょっと早く来て
欲しかったというのが正直なところ。
彼女が命を落とす前という意味では
間に合った気はしますが
背後から槍で貫かれている以上
助からない可能性が高い気がします。
ただその代わりと言ってはなんですが
生き残った赤子の命は
守られることになるかと。
あのままだったら成すすべなく
母子揃って命を落としていたでしょうし
子供だけでも助かる道が
生まれただけでも良かったのかも。
欄外にも書かれてましたが
間に合った・・・のか!?
という形で終わったので
次回どうなるのか気になる所。
赤子の命だけでも助けられれば
エウメネスが急いで来た意味もあるので
最低限それだけでもと
願ってはいますが・・・。
生き残ったとしても
王の子なのは間違いないので
なんとも数奇な人生を
歩みそうな気がします。
それが子にとって良いかどうかは
正直なんとも言えないところですが
エウリュディケの予言通りに
なるのかどうかも含めて
どう生きていくのか楽しみです。