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キングダム 最新 736話 ネタバレ&感想 桓騎の宜安入城と壁の檄 67巻続き

2022年10月27日発売の

週刊ヤングジャンプ2022年48号に

掲載されているキングダム 736話

ネタバレ&感想になります。

 

第736話 重要な城

内容ネタバレ

 

信達が宜安城を攻める数刻前

桓騎達は追っ手を撒くため

川に入って逃げていた。

 

間もなく岸へと辿りつく直前

桓騎は倫玉にお前の手下十人を

このまま岸に上がらせて

足跡を作らせろと指示。

 

そして自分達はこのまま

川下へと泳ぐことで

さらに追っ手を撒こうと考え・・・。

趙軍李牧本陣に討伐隊から

桓騎を見失ったとの

急報が入る。

 

どうやら桓騎の策に

まんまと嵌ったようで

対岸の足跡を追ううちに

見失ったとのことだった。

 

李牧はすぐさま

上陸した場所が違うと看破し

川下側を調べるように指示するが

そこへさらなる急報が入る。

 

宜安城が秦軍に

落とされたとの急報が。

 

将達にとってその報は

流石に予想外だったようで

誤報を疑っていたが

李牧はそうでないならばと

考えに耽っていた。

 

宜安城将軍である袁環が

自城が奪われたことで怒り狂う中

李牧はある可能性に至り

討伐隊に伝令を出す。

 

彭川の対岸ではなく

こちら側の岸

再上陸した足跡がないかも調べよと。

 

その上で李牧は将達に語る。

桓騎は最初から攻城戦部隊を

別動隊として動かしていた

のかも知れません。

 

だとしたら今頃宜安城に

入城しているかも知れないと。

一方その頃桓騎は

信達が出迎える

宜安城へと入城していた。

 

再会の言葉もそこそこに

主要な将達は趙軍が

宜安城に押し寄せる前に

対策を練る必要があると

すぐさま作戦会議を始めることに。

 

貂は現状について

説明しつつ語る。

 

焦点となるのは

本土からの救援軍が来るまで

今いる戦力だけで

籠城できるかどうかということ。

 

兵は一万ほどいるが

足りるかどうかは

趙軍がどれくらいの規模で

来るかによる。

 

桓騎将軍が宜安に入城したと

李牧なら読んでいるかも知れないが

”確証”はない。

 

確証がないまま広く展開して

包囲網を築いている軍を

全て宜安に向けて来るとは

考えにくいと。

 

話を聞いた桓騎が

宜安には何人の住民がいる?

と口にしたことで

信が食って掛かろうとするが

貂はそれを止める。

 

今この状況では

”そういうこと”も重要で

窮地に陥った時の

”手の一つ”であり

人質は交渉に使えると。

 

摩論もそれに同意し

いざという時は砂鬼に

”見せしめ”をやってもらうことで

李牧は手が出せなくなると

悪辣な事な口にしていた。

 

そこまでは言っていないと

貂が文句をつけるが

砂鬼から残念だが人質は

さほど居ないとの報告が入る。

 

砂鬼によると最初からこの城は

人が”減らされている”らしく

残っているのは最低限の人数と

身重な者達だけ。

 

ほとんど宜安の住民は

ここから東にある”肥下”という

城に”疎開”していると。

 

全部で千もいないことから

一万の軍を守る人質としては

少々心もとない数だった。

 

しかし貂は人質はあくまで

最後の手段だとして

その前に”重要な所”があると言い

”赤麗”の名を挙げる。

 

赤麗は開戦前に一個だけ取った城だが

まだ秦軍の城のままで

かつ秦軍の残兵がここまで戻り

立て籠もってるとしたら・・・。

 

趙軍は赤麗にも

包囲の軍を割かざるを得なくなり

いよいよこの宜安に

一点集中は出来なくなる。

 

赤麗が今も

”秦軍の城として健在”なら

宜安が長く持つ可能性が

大きく跳ね上がると。

前夜——

包囲を抜けることに成功した

壁は兵と共に赤麗へと辿り着く。

 

彼らが入城する前には

北東部軍の兵や

桓騎兵の残兵らも入城したようで

壁が考えていた以上に

兵力が残っていた。

 

しかし北東部軍の将である

風范は深手を負い倒れ

桓騎がいないためか

桓騎兵の士気は下がる一方だった。

 

この状況に壁は

彼らを奮い立たせるべく

檄を飛ばす。

 

あの李牧の大包囲戦から

よく生き残って

この赤麗まで戻った!

 

この数は間違いなく

敵の想定を大きく上回り

かつここは元々

無傷の守備兵二千が居た!

 

戦力としては決して

戦えぬ数ではなく

おまけに飛信隊・楽華という

二つの今日軍も外で健在だと。

 

そして何より

桓騎将軍がまだ生きている。

 

あの包囲から将軍が抜けられた故

敵は乱れ我らも外へ出られた。

 

ここへ敵が押し寄せていないのも

桓騎将軍が生きていて

それを必死に追っているからであり

つまり桓騎将軍が生きている証だと。

 

その言葉は桓騎兵にとって

大きく士気を上げるものであり

檄を飛ばした壁自身も

涙が出るほどの

赤麗の士気の高揚だった。

 

故にこの時誰も予想だにしなかった。

朝にはこの赤麗の兵は

ほぼ全滅することを・・・。

 

当ブログでは簡易的な

あらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は

本誌かコミックスでどうぞ!

感想

 

桓騎が宜安に入城して

これから反撃開始って感じですが

状況は決して良くはないようですね。

 

どちらにしても

兵力という点からみても

勝てる見込みがない以上

籠城するというのは

理に叶っていると思います。

 

問題は本土からの救援軍が

来るまで持ちこたえられるかどうか。

 

ぶっちゃけそれは流石に

無理なんじゃないかなと

思う位に厳しくはありますが

それくらいしか打開策もないので

それに賭けるしかないのかも。

 

そして籠城に際して

重要となる赤麗城ですが

何やら不穏な言葉が・・・。

 

あの状況で壁が生き残ったのは

紛れもなく吉報ですが

朝には赤麗の兵が

ほぼ全滅するとか

不穏にもほどがありますよね。

 

せっかく壁が檄を飛ばして

桓騎兵の士気を上げたのに

全部意味がなくなるとか・・・。

 

とりあえず何かあるのは

まず間違いないにしても

一体何が起こったのか気になる所。

 

宜安の民が前もって

疎開していたことから

赤麗にも同じように李牧による

何らかの策が残っていても

おかしくないでしょうね。

 

元々赤麗は趙の城であり

占領してから

そう日が経っていないわけですし。

 

あくまで私見ではありますが

提供された水の中に

毒を仕込むとかすれば

一網打尽にできる気がしますしね。

 

ともあれ次回は赤麗がどうして

ほぼ全滅するという事になったのか

明らかになるかなと。

 

出来ることなら壁だけでも

生き残ってほしいものですが・・・。

 

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