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キングダム 最新 第803話 ネタバレ&感想 韓攻めの概要

2023年7月11日発売の

週刊ヤングジャンプ 32号に掲載されている

キングダム 第803話

ネタバレ&感想になります。

 

第803話 三本目の柱

内容ネタバレ

 

”全秦人の戸籍作り”の難点は

咸陽がまだ確認出来ていない

集落までも含めて作るというところである。

 

つまりいずれかの城邑の統治に

属していない地は探し出す・・・・ところから

始めねばならぬのだ。

 

広大な土地でそれは

あまりに途方もない作業であり

見つけてもそこの人間は

”秦国”であることすら知らぬ場合もあり

度々摩擦が起こった。

 

それは正に戦いであった。

それでも文官達は音を上げず

必死にその成果を咸陽へと送り続けた。

 

月日の進みと共に

秦の民の戸籍の数は

着実に積み上がっていった。

 

そんな中、年が明けた。

つまり秦軍が”韓”攻めに動き出す

始皇16年の幕明けである。

年が明け、信は貂・羌瘣と共に

騰の元を訪れていた。

 

遅くなっちまったと

天幕へと入った信だが

いきなり遅いわバカ者と

隆国に怒鳴られることに。

 

ぐちぐちと説教を始める隆国の他

天幕の中には騰や録嗚未・官央の姿もあった。

 

騰は隆国を宥めると

早速今回信達を読んだ理由について語る。

 

さて 先日改めて軍総司令昌平君と

軍議を行ってきた。

その内容を伝えるため皆を集結させた。

 

まずは当初の予定通り

今年この面子で韓攻めを行う。

 

文官界の方では昌平君が打ち立てた

”三本の柱”の一本 戸籍作りが

苦労しながらも着実に進んでいる。

 

夏を過ぎた頃には完成し

そこから徴兵により

二十万規模の新しい兵力が

生み出されるとのことだ。

 

それが一本目の柱。

そしてそれを使い飛信隊・玉鳳・楽華を

増強させ新しい”主軍”を作りだす

それが”二本目の柱”であると。

 

そしてこの二本の柱を使って

”三本目の柱”を立てる。

つまり我々で韓を滅ぼす。

 

だがしかしこれはただ

滅ぼせばいいという話ではない。

 

韓を滅ぼす”目的”は

韓の国の持つ”領土”と”人”と”金”を奪い

そこで得た力を持って・・・・・・・

再び李牧へ挑み倒し

続けて趙を滅ぼすためだと。

話を聞いた録鳴未は

やはり狙いは”趙・李牧”かと笑みを浮かべ

貂は先生が考えた三本の柱は

あくまで秦国立て直し・・・・の策だと語る。

 

もう一度軍容だけでも

二連敗の前の状態に戻して

再度趙攻略を目指すのだと。

 

信はそれじゃ韓はただの

”踏み台”みてェじゃねえかと声を上げる。

 

仮にも七雄の一国なのに

韓はそんな簡単に滅ぼせるのかよと。

 

信の声に対し騰は

いやそれが残念ながら

全く簡単ではないと言い

隆国が言葉を引き継ぐ形で語る。

 

韓は七王国中

最も弱小であることは間違いない。

 

だがここまでどこも

滅ぼせなかったのには理由がある。

 

韓を滅ぼそうとすると

その後ろの趙と魏が韓を援けるために

大軍を送ってくるからだと。

 

貂はその事について説明する。

韓が秦の領土となれば

趙と魏への本格的な侵略拠点となる。

 

趙は今 国境を接していないけれども

やはり今も韓を失うわけにはいかないのだと。

そうした背景の元、騰は語る。

故に今回は楽華と玉鳳が

それぞれから来る援軍の線を断つのだと。

 

それがどれ程難しいのかは

王騎に仕えた碌鳴未たちもまた理解していた。

 

王騎は生前言っていた。

韓攻めは泥沼化すると。

 

だがそこに挑む以外に

手が無くなったということであり

騰は昌平君が私に伝えた

韓攻略の期限は二年だと語る。

 

二年で我々は兵力の犠牲を極力抑えて

韓王都・新鄭を落とし

韓を滅ぼさねばならん。

 

それが昌平君の示した

三本目の柱の”真の姿”だ。

 

それが叶わねば

秦の中華統一の道は失われると。

 

それはどう考えても無理であり

信達も口々に無理だと声を上げるが

騰によると昌平君からはそれをやれ

我々を信じるとのことだった。

 

見事に丸投げされた形となり

皆がそれぞれ意見を出し合う中

騰は羌瘣がじっと自分を見ていることに気づき

何か言いたいことがあるのか?と尋ねる。

 

録鳴未は羌瘣が新任の将軍ということもあり

何か”策”でもあんのかよと羌瘣将軍・・

揶揄うように声をかけるが

羌瘣は真顔で驚くべき言葉を口にする。

うん あるよ 多分と。

 

当ブログでは簡易的な

あらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は

本誌かコミックスでどうぞ!

感想

 

とりあえず順調に戸籍作りが

進んでいるみたいですが

流石に大変みたいですね。

 

まあ、秦国内だけとはいえ

中華はかなり広いので

前回李斯が言っていたように

文官達はろくに眠れない日々が

続いていくんだろうなと。

 

そんな感じで二本目の柱

そして三本目の柱へ続くわけですが

やっぱり韓攻めは厳しいことになりそうですね。

 

七雄の一国を滅ぼすわけですから

簡単なことじゃないのはわかってましたが

騰達の説明でよく分かった気がします。

 

だからこそ玉鳳・楽華が

趙・魏の軍を止めるために

洛紫・黄都の地に派遣されると。

 

どちらの国からも

大軍が押し寄せると思われるので

兵力を増強したとしても

厳しい戦いになるでしょうね。

 

あくまでも韓攻めがメインなので

その戦いが描かれるかどうかはわかりませんが

出来ることなら描かれて欲しいものです。

 

とまあ、色々分かってきたこともあって

韓攻めも面白くなりそうですが

その戦略について丸投げされることになるとは

それだけ難しい舵取りになるんでしょうね。

 

とりあえず羌瘣が何か思いついたようですし

それ次第ということになるのかも。

 

これまでも飛信隊のピンチを

何度となく救ってきた羌瘣ですし

彼女の口から次回

どういう戦略が語られるのか楽しみです。

 

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