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【漫画版】アルスラーン戦記 最新 116話 ネタバレ&感想 アトロパテネの地にて

2023年3月9日発売の

別冊少年マガジン 4月号に

連載されている

アルスラーン戦記 116話

ネタバレ&感想になります。

 

第116章 始まりの地

内容ネタバレ

 

来たるルシタニア軍との決戦を前に

アルスラーン軍の兵士達は

ナルサスの命令を受け

命を落としたルシタニア兵から

武具や服を剥いでいた。

 

メルレインは俺たちゾット族は

死人と病人からは盗まないとして

ナルサスを蛮族と変わらんと貶していた。

 

その頃、ナルサス達は遠くを見通せる

崖の上でザーブル城をも素通りした

ギスカールらについて話していた。

 

そうした中、アルスラーンは

厳しい表情でギスカールらが

向かった先へと目を向け語る。

 

この先は始まりの地。

ダリューンとたった二人で

あの地から逃げて来たのだと。

 

アルスラーンの言葉を受け

ピリっとした雰囲気へと変わる中

ナルサスはエラムとジャスワントに

この先にあるアトロパテネの偵察を頼み・・・。

第116章より引用

一方その頃アトロパテネでは

ギスカールが将兵たちを前に演説していた。

 

昨年の秋 我らルシタニア軍は

この地において異教徒の大軍を撃滅し

——神の栄光を地上に輝かせた。

 

まことに記憶されるべき土地だ。

ここを根拠地として

一時の勝利に驕る異教徒どもに

神の鉄槌を叩きつけてやろうぞ!と。

 

その言葉を受け頭を下げる

将兵たちを前にギスカールは思う。

 

この地から退くわけにはいかぬ。

ここを失えばパルスの境から追い落とされ

マルヤムに逃げ込むしかなくなる。

 

今そこにはボダンがおり政敵である俺が

マルヤムに逃げこもうものなら

一体どうなるか・・・と。

 

最悪あらぬ罪をでっちあげ

殺されてしまうとして改めて決意する。

 

このアトロパテネで時をかせぎ

パルス軍の内紛と自滅を待って

最後の反撃に出るのだと。

ギスカールの命を受けたルシタニア兵らが

この地に陣を築こうとしていたところ

突然何事か騒ぎが起こる。

 

騒ぎを起こしたのは

ザラーヴァントとジムサであり

つい深入りしてしまった為に

ルシタニア兵に見つかってしまい

大騒ぎとなってしまっていた。

 

それでもなんとか逃げようと

追っ手を蹴散らしながら

懸命に馬を走らせるザラーヴァント達。

 

しかし逃げた先にも軍の姿があり

挟み撃ちされた!と慌てるザラーヴァントだが

そこにいたのはダリューン率いるパルス軍だった。

 

ルシタニア兵らもここで戦いになるとは

思っていなかったようで

深追いすることなく撤退したことで

ザラーヴァントとジムサはようやく

アルスラーンとの再会を果たす。

 

アルスラーンが二人との再会を

心から喜んでいたところ

偵察に向かっていたエラム達が戻る。

 

ちょっとした因縁があるジャスワントと

ザラーヴァントだが互いに

見習うべき点を見出したようで

遺恨などまるでない様子を見せていた。

 

それはジムサも同様であり

問題らしい問題も起きず

快く受け入れられるのだった。

 

一方その頃報告を受けたギスカールは

うかつだったと自らを責めると共に

必死に考えを巡らせていた。

 

サハルード平原で糧食を焼いたのが

アルスラーン軍であることに気づいたものの

アンドラゴラスとの関係性が分からず

どんな意図があって動いているのか分からずにいた。

 

兵数すらも分からないアルスラーン軍だが

これ以上糧食を焼かれるわけにもいかず

糧食と宝物を確実に守るため

十万の内二万の兵で固めることを決める。

 

そして残りの八万で

全力で眼前のパルス軍を叩き潰す!と。

 

”パルス歴三二一年八月十一日”

”第二次アトロパテネ会戦がここに始まる”

 

当ブログでは簡易的な

あらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は

本誌かコミックスでどうぞ!

感想

 

ギスカール率いるルシタニア軍が

一体どこを目指しているのかと思ってましたが

アトロパテネとはなんとも懐かしい・・・。

 

ギスカール自身も言ってましたが

あの地でパルス軍は大敗して

王都まで落とされたわけですから

ルシタニアにとって反撃するのに

かなり都合のよい土地なのは間違いないかと。

 

そんな地で決戦を行うというのは

パルス軍にとっても非常に意味があることで

ここで勝てば完全にとは言わないまでも

敗戦を払拭できるわけですから

なんともアツイ展開になりそうです。

 

ただギスカール自身

どうもパルス軍とは相性が悪い気が・・・。

 

アンドラゴラスには逃げられ

アルスラーンひいてはナルサスには

好き勝手やられているわけですし。

 

政治屋としてはこの作中でも

屈指の実力者なんでしょうけど

戦においてはそれほど功績を残していない

という印象は否めないかと。

 

それでも兵の数ではルシタニアが

圧倒しているので油断はできませんけどね。

 

ともあれ予告にもあったように

次回は第二次アトロパテネ会戦

という流れになりそうです。

 

この戦いの結果次第でパルスから

ルシタニアの軍勢を叩き出せるか決まるので

どういう戦いになるのか楽しみですね。

 

そういえば巻末のコメントで

ちょっと気になるところが・・・。

 

原作者の田中先生のコメントに

最終決戦が間近とありましたので

思いのほか終わりが近い可能性も?

 

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