2023年10月11日発売の
週刊少年サンデー 46号に掲載されている
君は008 第271話の
ネタバレ&感想になります。
第271話 自由自在
内容ネタバレ
反逆したシックボーイの手により
首領は全身を切り裂かれ
今にも倒れそうな程のダメージを負っていた。
それを見ていたエイト達が
やった・・・のか?と二人の動向を窺う中
首領は血を吐きながら呟く。
これも旧人類の”ナゾの心の力”が・・・
伝播した結果ということなのか?と。
そしてその要因となったと思われる
エイトへと目を向け確信と共に告げる。
やはり私の”すごい未来”は
心の力から来るらしいね!と。
首領は今にも倒れそうな状態だったが
諦めたわけではないらしく
いつのまにかシリンジのようなものを手にしていた。
その中には”ドグゼイロン細胞β”という
薬品が入っているようで
首領は実験台も経ず、いきなり自ら使うのは
始めてだと言いつつ自身の腕に注射。
その事にいち早く気づいたエイトだが
シックボーイも同じく気づいたようで
すぐさま致命となる一撃を放つ。
その一撃は首領の身体を切り裂き
シックボーイも勝利を確信し笑うが
バラバラにされた首領の身体は
何故か急速に復元を開始し
見る見るうちに元に戻りつつあった。
衝撃的な光景を目の当たりにし
驚愕するシックボーイに
首領は笑みをうかべながら
今打ったのは”ドグゼイロン細胞β”だと語る。
これは限界なき「心の力」を
細胞ベースで取り込むことが出来る
新技術なのだ!と。
首領はまさかβ版を
自分自身で試すことになるとはと
ここまで自分を追い込んだ
シックボーイを称賛。
その上でその役目は終わりだと告げるが
首領の頭部には角が生え
異形の姿へと変貌していた。
ドグゼイロン細胞によって
異形の姿へと変貌した首領の力は凄まじく
角から雷を打ち出すばかりか
羽が生え空まで飛び出し始め
シックボーイは瞬く間に劣勢に。
そうこうしている間にも
首領の身体はさらに変化していき
下半身が馬のような姿へと変わり
まさに邪悪の化身といった風貌になっていた。
それでもシックボーイの戦意は衰えず
こうなればあなたの心がへし折れるまで
切り刻むだけだと真っ向から攻めかかる。
しかし顔に向かって放たれた
シックボーイの一撃も歯で受け止められ
そればかりか攻撃した右腕を
切り裂かれてしまい!?。
嘲笑う首領と腕を喪い
倒れ込むシックボーイ。
二人の戦いを見ていたエイトは
やはりドグラ・マグラの勝ちか!?と
戦況を窺っていたが
シックボーイは笑みを浮かべ首領に告げる。
確かに私は旧式さ・・・。
でも・・・殺戮の日々で蓄積された
経験というものもある・・・と。
首領は負け惜しみだとして
止めを刺そうとするも
口にくわえていたシックボーイの腕が
突然動き出したことで動きを止める。
腕には線のようなラインが繋がっており
シックボーイは自らの腕を
接合させながら告げる。
私の腕も一本だけ
ドグゼイロンなんですよ・・・と。
思いもよらぬ攻撃を受け
驚愕を露わにした首領だが
その一瞬の隙をシックボーイが
見逃すはずもなく
復元したばかりの右腕で攻撃を繰り出す。
このうっかりさん♡と
放たれたシックボーイの一撃は
首領の頭部を細切れに吹き飛ばし・・・!?
当ブログでは簡易的な
あらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は
本誌かコミックスでどうぞ!
感想
あの首領がそうすんなりとは
勝たせてくれないと思っていましたが
まさかの第二形態が!?
まあ、”ドグゼイロン細胞β”という
新技術によるものみたいですが
あれはすでに人とは呼べないだろうなと。
今話の最後でシックボーイが
起死回生となる一撃を与えたものの
それでも首領は倒せないでしょうね・・・。
ただ気になるのは”ドグゼイロン細胞β”が
所謂新薬・新技術であり
その効果が実証できていないこと。
とりあえず全身を精神感応物質である
ドグゼイロン細胞に変化させるみたいですが
所謂副作用とでもいうべき問題が
本当にないのかわからない。
異形とかした首領の力は凄まじく
これまでにないレベルの脅威だと思いますが
その辺りどうなのかが
この戦いの突破口になるのかも。
例えば長期間使うことはできない等
時間制限があるのかどうなのか。
体を急激に変化させたことで
めちゃくちゃ劣化するのが早いとか。
まあ、どちらにしても新技術とはいえ
何かしら瑕疵があるんじゃないかと。
というよりもそういったデメリットがないと
どうやっても首領には勝てないでしょうね。
その事についてはこれから描かれる
戦いの中でわかってくるかなと。
なんにしてもこの戦いが
そうすんなり終わるとは考えづらいので
何かしら動きはあると思います。
それにエイト達としても
今話のように見ているだけというのは
ないと思いますので
これからどう動くのかも含めて
次回どうなるのか楽しみです。