雑誌掲載最新話 君は008

君は008 最新 第270話 ネタバレ&感想 シックボーイに芽生えた感情!?

2023年10月4日発売の

週刊少年サンデー 45号に掲載されている

君は008 第270話

ネタバレ&感想になります。

 

第270話 絶頂喜!!

内容ネタバレ

 

首領とシックボーイの戦いは

どちらも一歩も退かず

互角といった様相を見せていた。

 

しかし今のシックボーイの強さは

首領でさえも想定外だったようで

徐々に押されつつあった。

 

そんなシックボーイに

防戦一方の首領は問いかける。

 

シックボーイ つまりキミは、

ボクがティティアを助けなかった時以来

ずっと恨んでいたというわけかい?と。

 

エイトはたしかに兄妹とも言える

二人の間にならば

ドグラ・マグラ種族にも

愛のような感情が芽生えても・・・と考えるが

シックボーイはあっさり否定する。

 

いや・・・そういうんじゃない。

恨む?とんでもない。

私の中には喜びしかないよと。


設計通りだと首領が反撃に移る中

エイトはふざけるな!と叫ぶが

シックボーイは笑いながら語る。

 

ティティアは”哀しみ”だけを

私は”喜び”だけを胸に抱いている。

 

あの時私はむしろ・・・

プロトタイプとしての

崇高な喜びすら感じたくらいだと。

 

そして首領に告げる。

これは喜びのための反乱だと。

 

虐殺の喜び・・・惨殺の喜び!

私の長き人生は

実に多くの喜びに満ち溢れていた!

 

そんなある日だ。

あの娘が私のもとへ来たのは・・・。

 

コードネームキトゥン。

そう・・・ルルスだ。

 

ルルスの面倒を押し付けられた時は

さっさと始末してしまおうと思っていた・・・。

 

・・・が、なんだろう——

しばらく一緒にいると・・・芽生えたのだ。

不思議な喜びが。

 

私は喜び特化型原形型ドグラ・・・

何に対しても喜びを感じて

当たり前なのかもしれない・・・。

 

・・・だが、その喜びは

今まで感じたことのないタイプの喜びだった。

 

そしてあびる程の喜びの日々は流れた。

そんなある日!!

 

任務を共にしていたルルスが

私がいつものように虐殺しようとした時

ボソっと口にした。

 

でも殺される方は・・・

嬉しいのかなあ?と。

 

その言葉を聞き動きを止めた私に

ルルスは少し戸惑った様子で言う。

 

相手も嬉しい事を自分の喜びにできたら

喜びは二倍だ!と。

 

そのいかれた考え方は

どっから来たのか尋ねても

ルルスは答えなかった。

 

娘の様子が変だ!

私は調べた。

 

最近のあの娘のミッション

移動機関全てを克明に。

 

そしてルルスが変わった

原因らしきものを見つけた。

 

そこにはルルスが落下しかけた

少年(エイト)を助ける場面が・・・。


以来 私は、ルルスの、いや・・・

私の喜びを邪魔する者をこっそり排除してきた。

 

そんなあの娘が私に

キバを剥いてまで手に入れたい

自分の喜びをついに見出した。

 

あの時 私の中の喜び”回路”は

最高潮を記憶し、ついに数十年前の

あるナゾの答えに辿り着いた!

 

それはティティアを救えなかった時感じた

私の中にポッカリ空いたナゾの感情・・・。

 

あれは喜びを大切な者に

与えられなかったという”慙愧の念”だったのだ!

 

だから私が行うのは

「喜びによる喜びのための反乱」!

 

そう それこそ喜びをあげられなかった・・・

ティティアへのたむけ!

 

そしてドグラ・マグラ

あなたを切り刻むことが出来れば・・・

多くの喜びを守る事ができる!

 

そう語り首領の身を切り刻みながら

シックボーイは告げる。

 

まあ、理屈はこの際どうでもいい♬

私の名はシックボーイ。

 

自分が嬉しければ・・・

あとはどうなってもいい男さ!と。

 

当ブログでは簡易的な

あらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は

本誌かコミックスでどうぞ!


感想

 

なんともシックボーイらしい理由で

首領に反逆したわけですが

呆れる程強かったですね・・・。

 

ティティアのこともあったんでしょうけど

反逆の道を選んだ一番の要因は

ルルスの存在にあったのは間違いないかと。

 

子供を育てることで親になるとは言いますが

シックボーイもそれに近いのかも。

 

ルルスと生活するうちに

親心とでもいうかそれに近い感情を

ルルスに対して感じるようになっていた。

 

だからこそ傷つけられたルルスを見て

あれほどまでに激昂したと。

 

そう考えるのが自然というか

しっくりくるような気がします。

 

他のクアドロ達もシックボーイのように

誰かを育てる経験があれば

また別の道があったのかもしれないと思うと

少し残念な気も・・・。

 

まあ、ルルスがああいう性格で

シックボーイとも相性が良かったから

起きたことであって

他ではそうもいかなかったかもしれませんが。

 

ともあれ改めて考えても

ルルスのおかげでシックボーイが

首領に反逆したわけですから

ルルスの存在は大きいですね。

 

ただ今回圧倒されてしまった首領ですが

このままというのは考えづらいので

何かしら反応はあるかと。

 

首領は首を斬り飛ばされても

何事もなかったかのように

元に戻るわけわからん生態ですしね。

 

予告にはボス、ガチで絶対絶命!?

とありましたがこういった作品の場合

予告通りいかないのが常ですので

どんなことが起こるのか楽しみです。

 

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