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君は008 最新 最終話 ネタバレ&感想 平和な世界

2024年4月24日発売の

週刊少年サンデー 22・23合併号に掲載されている

君は008 最終話

ネタバレ&感想になります。

 

最終話 君は008

内容ネタバレ

 

実家に荷物を送り終えたエイトは

3人で少し遊んで帰らないか?と

野原とあやめを伴い街へ出ることに。

 

街に出たエイト達は普通の学生のように

ゲームセンターを訪れ

ガンシューティングをプレイする。

 

諜報員として訓練を積んできた

エイトと野原は周りから歓声を受けるも

何故か全く楽しめず・・・。

 

ならばといっそ映画でも見るかと向かうも

やっていたのはスパイアクション映画であり

これはちょっと・・・と中に入ることはなかった。

何をしようとしても気分が乗らず

三人は一先ず休憩しにお茶することになるが

エイトと野原は中野に入る前と

今では感覚が違うことにため息を吐いていた。

 

野原が突然もしかしてボクたち・・・

大人になってしまったのでは?と言い出し

あやめに笑われることに。

 

どうやら野原とエイトは真剣に

その理由を考えていたようで

何がおかしいんだと詰め寄られてしまい

あやめは謝りながらその理由について語る。

 

過酷な戦闘や壮絶な経験をすると人は

一時的に”日常”に虚無感を感じるものだと。

 

あやめの話を聞いた二人は

これまで経験したことを思い出し

笑みを浮かべる。

 

そんな二人にあやめはさらに言葉を続ける。

もしこの退屈な日常が平和に思えるなら

それは”あなたたちの守り抜いた”平和よと。

 

野原と別れたエイトはあやめを伴い

電車に乗り明石家へと向かうが

その道中、ふと思う。

 

なんか諜報員の世界が嘘の様だ。

オレ、本当にあそこにいたんだよな~。

 

そんな事を思いながら

あやめの方へ目を向けると

目があったあやめは

嬉しそうに笑っていた。

 

彼女の笑顔を見てエイトは

自分の考えが間違っていることに気づく。

 

あの世界で生き抜いた確かな証が・・・

オレの隣に1人いるじゃないか!と。

駅についたエイトがあやめの手を取り

家に向かうと何故か家の前には

おかえりーエイト♡と迎えるルルスの姿が。

 

どうやら彼女は向かいのアパートを借りたようで

エイトとあやめは驚きのあまり

ただ口をパクパクすることしか出来ずにいた。

 

さらにその2階にはアユーシもいるようで

続けさまに驚愕させられることに。

 

エイトを狙う彼女達の存在に

あやめもこのままではマズイと思ったのか

もう入りましょと焦ったように明石家へ。

 

エイトの家族たちは

待ってたとばかりにエイトを迎え入れ

それはあやめも同様だった。

 

出迎えも一段落すると

母は二人にお茶を出し

仏壇に手を合わせる。

 

ああ・・・エイトがこんなに

成長して帰ってきましたよ。

それに恋人まで連れて・・・。

 

そう仏壇の父の写真に報告するのを見て

あやめはお茶を噴き出すも

エイトはまるで動じることはなかった。

 

そんなエイトにあやめは驚くが

エイトは何気ない感じで口にする。

 

母さん・・・そういうのはいっそ・・・

本人に直接会ってから言ったら?と。

 

母は何を言っているのかと

エイトに尋ねようとした瞬間

ただいまーとチャイムを鳴らす声が。

 

その声を聞いた母は

誰なのかわかったのか玄関へと走る。

 

そして写真と変わらない姿を

目にした母は涙を流し・・・。

 

家族が涙を流して喜び合う姿を見ながら

エイトはあやめに君のおかげだと

心からの笑みを向けるのだった。

 

当ブログでは簡易的な

あらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は

本誌かコミックスでどうぞ!

感想

 

ついに最終話を迎えたわけですが

とりあえず綺麗な形で終わってなにより。

 

欲を言えばもうちょっと

盛り上がりは欲しかった気もしますが

これはこれで良かったのではないかなと。

 

それにしても約6年間という

中々に長期連載だったわけですが

それ以上に143号連続大増Pというのは

今まで聞いたことのない偉業だと思います。

 

それも週刊連載という

かなりキツイペースでの事ですからね。

正直松江名先生には頭が下がります。

 

それに連載漫画で打ち切りなく

最後まで描き切ったのは

読者としてもかなりありがたいことだなと。

それも前作・前々作から続いてですからね。

 

打ち切られる場合にも

出版社と作者が色々考えた末だとは思いますが

気に入っている作品が最後まで読める事。

読者としてそれが何より嬉しいです。

 

なんにしても6年間という

長期連載が終わったばかりですので

松江名先生にはゆっくりと

身体を休めて欲しいですね。

 

先程も言いましたが週刊連載というのは

かなりの激務であることは間違いないので

十分に身体を休めてから

また本誌に戻ってきてほしいなと。

 

最終ページにも

お楽しみにお待ちくださいとありましたし

また再び本誌で松江名先生の作品に

出会えることを願っています。

本当に6年間お疲れさまでした!

 

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