2019年7月24日発売の週刊少年サンデー 2019年34号に連載されている
君は008 第70話のネタバレ＆感想になります。
第７０話 泳ぐ鳥、飛ぶ魚
内容ネタバレ
目を覚ましたエイトの目の前には
青い空が広がっていた。
トンビが空を舞う様子にこんな都会の空に珍しいと
ぼーっとしていたが都会という自分の言葉に
今自分が中野区で中間考査の真っ最中であることを思い出す。
慌てて身体を起こすエイトだが
周囲にはエイトと同じく感電のダメージを受け蹲る七々扇と
その仲間たちの姿が！？
リーダーらしき男が自分のタイブレードを手にしているのを見て
今の自分が絶体絶命の危機に陥っていることに気づくエイト。
そんなエイトに未だ蹲っていた七々扇は
よくもやってくれたな、このイカれ野郎め！と吐き捨てるように声をかけるが
エイトもお前にイカれ野郎と言われたくないと真っ向から反論。
睨み合う二人だが、七々扇はあんな行動に出たエイトに対して
悪くは思っていないようでいきなり大笑いしながら
お前マジでイカれてるな～と楽し気にエイトの肩を叩いていた。
そしてエイトに最後に言った”正義の諜報員”になりたいんだという言葉は
本気かと問いかけ返ってきた答えからそれが本気であることを理解し
ま、いいんじゃないのと否定することなくオレは尊重すると告げる。
その上で”正義の諜報員”って”泳ぐ鳥”とか”飛ぶ魚”くらい
無茶ではあるがと言葉を重ねるが
エイトがペンギンやトビウオを思い浮かべながら
どっちもいると答えたことで
確かにね～と大笑いしながらその肩を叩くのだった。
そうした中、彼のチームメンバーの一人である
アユーシと呼ばれる女性徒が
七々扇に対して一般人への存在漏洩は減点になると注意したところ
二人はいきなり一気に険悪な雰囲気に。
しかしそんな雰囲気もコロっと元に戻り
仲良さげに話す様子にエイトがなんか怖い関係だなと思っていると
リーダーの男からこれは008号のブレードの造り込みかと声をかけられることに。
剣を突きつけられての問いかけに対し
エイトがそれを認めたところ
男は成る程と呟きながら突然軽い感じで剣を振るう。
エイトはその一撃が目の前にいた自分ではなく
背後にある地面へと十字に刻まれたことで
一体何をしたのかわからず動揺を隠せずにいたが
男はあっさりタイブレードをエイトに返していた。
そして用は終わったとばかりにここから去ろうとしているのを見て
エイトがあれ？オレはこのまま見逃されちゃうわけ？と
何が何だかわからないまま内心狼狽えていたところ
七々扇からオレを捕まえられたら返す約束だったろ？と
奪われたコインがエイトの手の中に。
自分が完全に遊ばれたことに気づいたエイトは
コインの入った袋を握り潰すかのように憤りつつも
この考査はコインを集めるのが目的だったことを思い出す。
まさかもう集めるくらいに持っているのかと
改めてデバイスで彼らのコインを調べるが
その反応は彼らが一枚もコインを持っていないことを示していた。
考えた結果、彼らはレーダーの探索を受けなくするために
わざとコインを集めていない事に気づくと共に
つまりその気になれば後半からでも
すぐコインを集める自信があるのだと思わず息を飲んでいた。
その後、あやめ達と無事に合流を果たしたエイトは
お互いに無事を喜びながらも
やっぱりこの学校、オレの想像以上に奥が深いと
高い壁を前に心を燃え滾らせるのだった。
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ！
感想
ここでエイトが脱落するわけがないとは思っていたものの
結局のところ相手に見逃された感じですかね？
というよりあのチームについてですが
ぶっちゃけエイト達よりも遥かに上じゃないですかね？
エイト達チームはあやめが現役の諜報員ということで
始めからハンデをつけられているわけですが
あのチームにハンデは？
明らかにリーダーの男はあやめと比するレベルだと思いますし
それに加えてあの七々扇と謎の女生徒がいるわけですよね？
流石にあのレベルの連中にハンデなしというのは・・・。
まあ、結局のところあのリーダーにしても
名乗らん君にしても実際にあやめと戦ったわけじゃないですし
なんとも言えないところではあるんですけどね。
ともあれ見逃されたとはいえ
コインも無事に戻ってきたのは何よりだったと思います。
とりあえずあれ程の強敵とまた戦うことになるかは分かりませんが
他にも名乗らん君たちを含めまだ見ぬ強敵がいるのは間違いないと思いますし
そんな彼らを相手にエイト達デルタ3がどこまで奮闘できるか楽しみです。
確か今の時点で考査も四日目だったはずですので
また時間が飛ぶかどうかもわかりませんが
最終日に向けて頑張ってほしいものです。