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葬送のフリーレン 最新 第133話 ネタバレ&感想 影の戦士達の任務

2024年9月11日発売の

週刊少年サンデー 42号に掲載されている

葬送のフリーレン 第133話

ネタバレ&感想になります。

 

第133話 銀貨

内容ネタバレ

 

指揮官のレーヴェの正式な着任に当たって

今回の任務のリストを作成した。

 

いつも通り子供でも分かるように書いておいた。

頭に叩き込め。

 

クレマティスはそう言って

皆にリストを渡す。

 

シュリットは語る。

あっし等の役割は暗殺遂行時に

ゼーリエの護衛を引きつけて

排除する事だと。

 

リストには7人の護衛となる

名が記されており

そこには勇者一行の魔法使いであるフリーレンや

ゼンゼの名も記されていた。

 

ルティーネはそれを見て

強敵ですねと目を細めるが

ヴァルロスは古い記憶を思い出すかのように

フリーレンか・・・と呟く。

 

それが聞こえたのかヴォルフから

何か覚えがありそうだけどと言われ

ヴァルロスは計画が頓挫した

昔のリストで見たことがあると語る。

 

先代皇帝の継承権争いで混迷していた時期だ。

指揮官が何人か失脚して

それと共に進行中の計画も虚空に消えた。

それを思い出しただけだと。

そしてガゼレもフリーレンとシュタルクに

今朝会ったことを明かす。

俺の店に買い物に来たと。

 

リストを見る前で良かったぜ。

敵前逃亡でぶっ殺されるところだったと話すと

イーリスから強そうだった?との声が上がる。

 

ガゼレは挑んでたらこの場にいねぇよ。

戦士が厄介過ぎると笑みを浮かべ

少なくともあんたかヴォルフ

どっちかいないと勝負にならねぇよと。

 

それはどっちかがいれば

勝負になりそうだということであり

シュリットにその事に触れられた

ガゼレも否定しなかったが

逆に問いかける。

 

俺たちは別にいいんだよ。

いつも通り仕事をするだけだ。

使命のために殉じる覚悟だってある。

 

けど問題はゼーリエだろ。

神話の時代から生きているような魔法使いだ。

 

本当にレーヴェの旦那とやらは

あの化け物を仕留められるのか?

 

流石に夢物語のために

無駄死にするのは御免だぜと。

 

そんなガゼレにシュリットは

旦那からの預かり物だと

ある物を投げ渡す。

 

あっしもこいつを見せられるまで

信じられなかったと。

 

投げ渡された物は聖杖の証であり

大魔法使いの証ともされるものを見て

魔法使い相手に商売をするガゼレは

証を見てそれが誰の物なのか気づく。

大魔法使いミーヌスの物だと。

 

シュリットは語る。

今から20年前、南側諸国に

終わりなき戦乱を齎した大逆の魔女ミーヌスが

辺境の小国の名も無き戦士に討ち取られたと。

 

ガゼレは相討ちだったって話だとして

その戦士がレーヴェとは限らないと話すが

シュリットは仮にそうだとしてもだと言葉を続ける。

 

現存する三人の大魔法使いの内

一人が、この世から消えている。

その事実は変わりはしない。

 

魔法の世界じゃ、イメージできないものは

実現できないそうだ。

 

少なくともレーヴェの旦那は

大魔法使いやつらを不死の化け物とは

考えちゃいないと。

会合を終えイーリスは

ルティーネと共に

地下通路を歩いていた。

 

ルティーネによるとこの地下通路は

統一帝国時代の避難経路で

宮殿まで繋がっているらしく

念のため使えるかどうか

確かめたいとの事だった。

 

イーリスはそんなルティーネの危惧を

心配性だねと笑みを浮かべ

さっさと終わらせようと先を急ぐが

その瞬間仕掛けてあった罠に掛かってしまい

放たれた矢を受けて倒れてしまうことに。

 

ルティーネがヴォルフさんが

仕掛けた罠があるので・・・と声をかけると

イーリスは口で止めた矢を吐き出しつつ

言うの遅いと文句をつける。

 

どうやらイーリスは矢を

歯で止めたことで無傷だったらしく

何事もなかったように歩き出すが

ルティーネから大丈夫ですか?

毒塗ってありますけど・・・との言葉が。

 

イーリスはルティーネからその毒が

死ぬやつだと聞かされるも

まあ、大丈夫でしょとあっけらかんに返す。

 

あたし毒効かないから。

たぶんお腹痛くなるくらいで済むと。

 

ルティーネはそういう体質なんですか?と

ヴァルロスも毒は気合でなんとかなると

言っていたことを思い出し話すが

イーリスはあんな化け物と一緒にしないでよ

一緒にされることを嫌っていた。

 

その上でそういう訓練があり

死ぬほど痛くて苦しいことを話そうとするが

何かに気づいたのか口を閉ざす。

 

ルティーネからどうかしましたか?と聞かれ

いや気のせいだったみたいと返しつつ

二人は久々に命懸けの任務だとして

楽しみだと心を躍らせながら歩き出すが

そんな二人を物陰からファルシュが

監視していたようで・・・。

一方その頃ガゼレがツケを返しに

ヴォルフのもとへ訪れていた頃

フリーレンはガゼレがいた

露天商の元へ訪れていた。

 

しかしその場にガゼレの姿はなく

フリーレンは逃げたなと言いつつも

まあいいと笑みを浮かべる。

 

実は銀貨に追跡の魔法を

掛けておいたんだよねと。

 

何でなのか訝しむフェルンだが

フリーレンは私は全部お見通しだったんだよと

明らかに分かる嘘をついていた。

 

まあ冗談はさておいてと

フリーレンは説明する。

 

シュタルクも見たでしょ。

あれは戦士だと。

 

シュタルクはそれだけでは

影なる戦士とは決めつけられないと話すが

フリーレンはあの商人と接触していた

ドワーフの男、あれは北の果ての英雄

ラーゼンだったと語る。

 

彼は80年以上前に帝国の国土の三分の一を

魔族から取り返した英雄だと。

 

シュタルクはとんでもない英雄じゃねぇか

なんでそんなことになってんだよと口にするが

フリーレンはもう皆忘れちゃったんでしょ

よくあることだと返す。

 

でも私は彼の顔をはっきりと覚えている。

ここに来る途中、街の住人から彼の話を聞いたが

”ヴァルロス”って名乗っているらしい。

 

なんで偽名なんか使っているんだろうね。

だから私はこれを偶然とは考えていないと。

 

でもフリーレン、銀貨だろ。

もう使っちまってる可能性もあるんじゃねぇかと

シュタルクは思い口に出すが

フリーレンは違った。

 

銀貨だよシュタルク。

銀貨なんて大きなお金

そう簡単に消費できるものじゃない。

 

しばらくは手元に置いておくだろうし

万が一彼が影なる戦士なら

その資金源に辿り着くかもしれないと。

 

フェルンとシュタルクは

今のところは推論の域を出ない話だと言いつつも

こういうときのフリーレンの勘は

当たると考えていた。

 

そんなフリーレンだが

まあ色々と理由は付けたけど

私が言いたいことは一つだけだと

悲しそうな表情で口を開く。

ヘソクリ返して・・・と。

 

当ブログでは簡易的な

あらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は

本誌かコミックスでどうぞ!

感想

 

どうやってあのゼーリエを倒すのか

倒せるのかと思っていましたが

思っていた以上に勝算はあるみたいですね。

 

あのレーヴェがもし本当に大魔法使いの一人

ミーヌスを討ち取っていたのならば

ゼーリエも討ち取れると思っても

おかしくないのかも。

 

ただミーヌスとゼーリエ

どちらも大魔法使いとはいえ

実力も同じとは限らないわけで

その辺りが不安材料でしょうか。

 

とまあ、影の戦士側の考えは

そんな所かなと思いますが

レーヴェ以外の者達が

どれ程の実力者なのか気になる所。

 

あの露天商ガゼレは

シュタルクの存在が厄介だと言いつつも

フリーレン自体を厄介だとは言ってませんでしたし

少なくとも以前会った影の戦士の一人

ラダールと同じくらいには強いのかも。

 

だとしたら戦士としても実力も

シュタルクを上回るでしょうし

フリーレン達にとっては

かなり厳しい相手になりそうです。

 

それにガゼレだけではなく

他の戦士達も一筋縄ではいかなそうですしね。

 

特にフリーレンも知っていた

80年前の英雄であるラーゼンは

イーリスから見ても化け物らしいですし

現時点での戦力差は明らかに

フリーレン側が劣っていると見ていいかと。

 

それはそれとして大魔法使いとして

現存しているのは3人らしいですが

一人はゼーリエ、もう一人は討たれたミーヌス

だとしたらもう一人は誰なんでしょうね?

 

確かフリーレンも聖杖の証を持っていたはずですが

面と向かって大魔法使いとは

一度も呼ばれていませんし

もう一人別の誰かがいるのかも。

 

まあ、誰かいるとしても

今回の騒動には関わらないでしょうし

今は気にしないでいいのかもしれませんね。

 

ともあれ今の時点で戦力的に

ちょっと厳しいのは間違いない以上

魔導特務隊がどちらに付くのかが

大きな焦点になりそうです。

 

今の時点ではどちらなのかわかりませんが

近いうちに明らかになるでしょうし

その時が楽しみです。

 

気になる次回については

9/25発売の44号に掲載とのこと。

 

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