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地上へ・・・ 最新 第2話 ネタバレ&感想 目標変更!?

2025年1月22日発売の

週刊少年サンデー 8号で連載中の

地上そらへ・・・ 第2話

ネタバレ&感想になります。

 

第2話 つながり

内容ネタバレ

 

あれからヒイロは第一目標である

”就職”をしようとするも

うまくいかず悩んでいた。

 

やはり”地上そら”にはヒイロにはわからない

”イロイロ”があって

それを知らないと何も進まないようですね・・・

 

そして改めて思う。

思えば”下”は過酷とはいえ

実に単純で分かりやすい世界だったと。

そう どこまでも単純で過酷な世界・・・

 

力の続く限り戦い、力尽きれば

死んでいくだけの単純な世界・・・

 

だから、戦う事以外

何も考えなくてよかった。

 

でも友人の”シオン”だけは違っていた。

その能力で”地上そら”の情報を

知ることのできた彼は言った。

いつしか”地上そら”で暮らしてみたい!と。

 

そんな彼にヒイロはウソをついた。

あまりにも楽しそうに

地上そら”への憧れを話す友を見ていたら

なぜかどうしても”わからん”と

言えなかったのです・・・

 

だがその友人が死んだ・・・

ヒイロの嘘を信じたまま・・・

ヒイロに自分の夢を託して・・・

 

だから・・・何としても

この世界の”イロイロ”を理解し・・・

地上そら”で暮らすというシオンの夢を

果たさなければならないのです!と。

一方その頃、登校中の結は

友人からの挨拶すらも

耳に入っていない様子で悩んでいた。

 

あの時、私はたしかに

トラックに轢かれたはず・・・

 

ついつい飛び出しちゃって

正直さよならって思った・・・

 

でもあの”ナゾ”の少年が

疾風のごとく飛び出してきて・・・

何かがどうにかなって私は生きている。

 

一体何が起こったのかしら?

っていうかあの子何者?

 

そんな風に悩んでいた結だが

唐突に理解する。

 

わかったぞ・・・これ・・

私にはわかんないやつだ・・・・・・・・・・・!と。

 

そう、この世界には

私にはわかんない事がいっぱいある。

 

でも・・・わかんないってことを

私はわかってる。だから・・・大丈夫!と。

 

思わぬ形で悩みを解消した結は

街中でヒイロを発見する。

 

どうやら結は学校が終わってから

ヒイロの事を捜していたらしく

ヒイロも驚いていた。

 

そして戸惑いながらもヒイロから

あの公園からだいぶ離れているのに

なぜこの街にいると分かったのか聞かれ

結はケロっとした様子で答える。

 

わかんない・・・でも

前にお別れした時歩き出した方角と

キミがなにやら探しているっぽいことから

この辺りの大きな街を彷徨ってるんじゃ

ないかな~って思っててきと~にと。

 

それを聞いたヒイロは

呆気にとられながら思う。

 

不思議な鋭さです・・・

ある意味すごくわかってるのでは?

 

はっきり言ってこの変なひと

上の世界で会ったどんな人間よりも

最も変てこな存在です。

 

何も聞かずにヒイロの味方をしてくる

このひとに就職できない理由を聞けば

なにかわかるかもしれないです・・・

 

しかし、それははたして

得策でしょうか・・・です。

 

ヒイロの身の上を聞いた上の人間は皆・・・

怒るか笑うか警察を呼んだです。

このひともきっと・・・

そんなことをヒイロが考えている等露知らず

結はヒイロに話しかける。

 

私、普段はわからない事は

わかんないままにしとくんだけど

なんかキミはほっとけないって

なっちゃったんだ。

だから聞きにきたの。

 

キミ一体何者?どこから来たの?

私を助けたとき何が起きたの?

 

矢継ぎ早に問いかける結に対し

ヒイロは腹をくくって話すことを決め・・・

 

彼の名前は”ヒイロ”君。

その身の上は、実に壮絶な物でした。

 

実はこの世界は既に終焉を迎えており

それを引き延ばすべく”超人オーバーマン”と呼ばれる子供たちが

地下30kmで戦い続けているのです。

 

そして彼は、死んでいった友人

”シオン”君の夢を引き継ぎ・・・

この地上の”自由な世界”で

暮らさなくてはならないんだそうです。

 

全部話し終えたヒイロは

結がどう動くのか窺っていたが

彼女が先ずしたのは

ヒイロに礼を述べることだった。

 

今まで世界を守ってくれて・・・

ありがとうございましたあああ!と。

 

驚く程すんなり信じてくれた

結に対して戸惑いを隠せないヒイロに

結はうるうるした瞳で言葉を続ける。

 

なる程・・・それで

あんな餓死しそうになってまで

一人で頑張ってたんだね~。

 

その言葉を聞きヒイロは

自身が抱える悩みを打ち明ける。

 

そうです・・・ですが

ヒイロの能力は地上では

まるで通用しないのです・・・

 

ヒイロから能力を取れば

ほぼ何も残らないというのに・・・と。

 

なんとも言えない表情を浮かべながらも

結は改めて尋ねる。

 

その意志の力で物理の法則を

超越する”力”ってどんなのかな?と。

 

ヒイロはこの間トラックから

守るために使ったやつだと話すが

結からあの時は遠くて

よく見えなかったから・・・と言われ

そうですかと素直に納得していた。

 

そして結からその力を見せてほしいと

言われたヒイロは控え目に・・・と

近くの電柱に手を当てる。

 

するとヒイロの手はまるで枯れ枝でも

折るように電柱を引きちぎっていた。

 

その瞬間、電柱を破壊したせいか

辺りから灯りが消えてしまうが

ヒイロはなぜ消えたのかわからず・・・!?

あまりの事態に口をパクパクさせていた結は

慌てたようで電線を切っちゃったからだと話すが

ヒイロは”電柱”とやらを一本折っただけですよと

驚きながらシオンのノートをめくっていた。

 

しかし結はそんなヒイロに声をかける。

だって全部つながってるもん!

 

わかんないけど・・・電柱には電線が通ってて

その電線は町中の・・・全部の家とかに

つながっているんだよ!と。

 

それを聞いたヒイロは

目から鱗が落ちたかのように驚き

周りのビルの人々が騒ぎ始めたのに気付くと

なんてことです!と言いながら

折った電柱を無理やり繋ぎ直す。

 

そしてたった一本で本当に

人々に影響が・・・と零しながらも

意志の力で電気が流れるようにしたことで

無事?この地域に再び電気が戻っていた。

 

それを見た結がすごい、直しちゃった!と

興奮のあまり手をブンブンする中

ヒイロは理解する。

 

そうですか・・・つながり・・・

この複雑な”つながり”がシオンの暮らしたかった

地上そら”の”イロイロさ”を生み出しているのですねと。

 

上の世界の”イロイロ”の一端を

理解した気がするとしてヒイロは

この調子で理解すれば”就職”も出来ると考えるが

結によって否定される。

 

私、法律とか正直ギリギリな感じだけど

確かこの国の法律では

子供は働けなかったはずだと。

 

根本的なところで成功の目がないことを

理解したヒイロはその場で項垂れる。

 

第一目標の”就職”が果たせないなら

ミッションは失敗・・・もうおしまいですぅぅ!

シ、シオン・・・すまんです!と。

 

嘆くヒイロを悲しげに見ていた結は

わかんないんだけど・・・と

前置きしたうえで尋ねる。

 

そのシオン君の書いたノートにある

第二目標はなんなの?と。

 

その言葉を受けヒイロは

今までその先を読んでいなかったのか

改めてノートをめくり答える。

第二目標は”定住”とあるですと。

 

それを聞いた結は提案する。

とりあえずここは柔軟に

その第二目標から達成するのはどうかな!?と。

 

それありですか!?と震えるヒイロに

結はキミの場合部屋さがしも

けっこう大変そうだけどね・・・と声をかけるが

すでにヒイロはビルを駆け上り空にいた。

 

ちょっといって住みかさがしてくるですぅ~

ありがとう変なひと

 

そう言い残し去っていたヒイロを

結は楽しそうに笑う。

 

私より無鉄砲な奴はじめて見た!

なんかすごい友達、できちゃった!と。

 

結の助言から第二目標である”定住”することを

目的として動き出したヒイロはノートを見て

住みかは”不動産”屋さんで見つけるですか!と

早速不動産屋さんへと向かう。

 

ついに目標が一つ叶うと

シオンを思うヒイロだが担当した男性から

今のご職業は・・・と言われ

頭を抱えるのだった・・・。

 

当ブログでは簡易的な

あらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は

本誌かコミックスでどうぞ!

感想

 

第2話となる今回ですが

いくら超人的な能力を持っているとはいえ

さすが法治国家日本!

そう簡単にはいかないですよね・・・。

 

まあでも、結の言葉もあって

氷山の一角とはいえ

地上世界の一端が理解できたのは

結構な進歩なのかも。

 

それにしても家を借りるのに

仕事つまり”就職”する必要があるとは

ヒイロも思わなかったでしょうね。

 

仮に一般人ならば仕事がなくても

親や親戚等に保証人になってもらえれば

なんとかなる可能性は高いでしょうけど

ヒイロにそういったものはないですしね。

 

金がある程度あるならば

どうにかできるでしょうけど

おおっぴらに意志の力を使えないヒイロが

そんな大金を得ることも難しいと。

 

マジで八方塞がりもいいところなんですが

どうにかできるとしたら

人の縁にすがるほかないでしょうね。

 

結の知り合いか血縁に

会社かなにかやっている人がいて

その人に結経由で頼んでみるとか?

 

それが無理ならば人助けか何かして

見返りに仕事を紹介してもらうとか

そういう人頼みしかない気がしますが・・・

 

なんにしてもこのままずっと

宿なし仕事なしという展開は

さすがにどうかと思いますので

何かしら動きはあるかなと。

 

ヒイロが脱走したことは

すでに政府も知っているわけですし

いい意味でも悪い意味でも進展があっても

おかしくないと思いますしね。

 

ともあれまだ2話目ということで

まだまだ始まったばかりですし

これからどうなるのか楽しみです。

 

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