2026年10月29日発売の
週刊ヤングジャンプ 48号に掲載された
テラフォーマーズ #80の
ネタバレ&感想になります。
#80 LOTS 運命
内容ネタバレ
客船が今にも沈みかけている中
燈とジョセフは容器に入れられた
ハンニバルの頭を引っ張り合っていた。
2人の体重は――互角!
どちらも渾身の力で引っ張り合う中
燈は以前エヴァから言われたことを思い出す。
エヴァは言っていた。
――あれ私も感電してますからね。
デンキウナギも感電してるらしいですよと。
燈がえっ何でエヴァは気絶しないのと尋ねると
エヴァはそれは――・・・と
一瞬自分の胸を見てハッとしていた。
燈はそれに気づかなかったが
一緒に話を聞いていた八重子が
気合ね!?と言ったことで
エヴァもそう!ハートですよ!と。
そして燈は思う。
――さっきと違い遠距離で周りに拡散しやすい
今は・・・強い電撃はこない!いや撃てない!
ハンニバルの脳を持って帰る。
コイツの脳にはゴキブリの目標と
次の作戦が入っている。
それが目的には違い無ぇ・・・
違ぇ無ぇけどよ・・・ッッ
負・・・ける・・・かと
燈が歯を食いしばる中
ジョセフも力を籠めながら思う。
兄さんの遺体は渡さない。
感傷?兄弟愛・・・?意地――・・・?
まさかそんなものは無い・・・
そんなもので只の綱引きの結果は変わらない。
おれが勝ってもそんな心の証明にはならない。
何故ならおれが勝つのは当然だからだと。
『動物の賢さがわかるほど人間は賢いのか?』
2009年冬 中国
成都パンダ繁育研究基地にて行われた試験に
17頭のパンダに餌の隠された箱を
探させるというものがある。
その結果『空間能力』と『ワーキングメモリ』
共にオスの方が有意に高いことが分かった。
――この実験から言える事は・・・
”パンダは雄の方が頭が良い”・・・という事・・・?
パンダは雄の方が進化している・・・?
”人間ぽい方が良い”というのは
”人間”の都合にすぎない。
――パンダの雌は年に一度しか排卵せず
交尾も二、三度しか行われない。
広大な中国大陸の中で、雌雄は特定の日に
絶妙なタイミングで出会わなければならない。
――ゆえにパンダの雌は”探して””覚える”能力が
高くないように進化している。
迷子になったらどうするか!?
片方は”探す”!片方は”探させる”!
これが正解!
時に!ニュートン一家の者に施されている
その”進化”と”改良”は・・・
『西洋美術』并びに『近代競技』にとっての
最適化が為されている!
――しかし!アジア人がアジアに適応する為
進化していない筈が無い!
この特定の日 この条件下のみ
アジア人種 膝丸燈にとって
このタイミングにてのみ――
”人類の到達点”よりも適した運動が行われていた!
それはッ――”限られた足場で”!
”腰を落として”!――『引く』!
徐々に均衡が燈へと傾き始める中
燈は昔のことを思い出していた。
”――これあとどれ位やるの・・・?”
少年の頃、燈は稽古中に師匠である紫暮に尋ねると
返ってきた答えは2時間だった。
どう考えても無理だと思われる時間に
燈は絶句しながらも稽古を続け
これそもそも意味あるの?と尋ねると
紫暮はあるかないかで言われると
まぁ・・・ないけど・・・と言った。
燈が思わずないんかいと返すと
紫暮は揶揄うような表情で告げる。
これが無いと授けられないけぇのぉ・・・『奥義』
そう言われてやめるわけにはいかず
稽古を続ける燈に紫暮は笑いながら言葉を続ける。
脳力は体力 体力は筋力 人生は足腰じゃ!
この先何が役に立つか分からんけぇ
土台が肝心なんじゃい!と。
少年の頃、ジョセフはピアノを弾きながら
あ・・・クソまた失敗したと零していた。
これ・・・あとどれ位で出来る様になるんだろ・・・と。
同じ部屋にいたハンニバルは
そんなジョセフの言葉に答えるように口を開く。
・・・常人なら『一万時間』
まぁニュートンなら1250時間ってトコだな・・・と。
それを聞いてジョセフが
意味あるのかな・・・と零すと
ジョセフは笑いながら言った。
脳が発達するらしいぜ~
わりと他の楽器にも移行しやすいし。
・・・まぁ弾けなかった曲が
弾けるようになンのは
楽しいもんじゃねーの?と。
それを聞いたジョセフは
そうかな・・・と返す。
どうせ必ず出来る様になるんだから・・・
この時間ただの作業じゃん・・・と。
その時のことを思い出したのか
ジョセフが兄さん・・・と呟いた瞬間
優勢になりつつあった燈の動きが止まる。
再び力が拮抗し始めるが
燈が再度力を籠めた瞬間
二人の力に容器が耐えられなかったのか
容器が弾けるように壊れてしまう。
その結果、燈は力を籠めていた反動からか
後ろに飛ばされてしまうも
慶次がお見事!とその体を受け止めていた。
そして同じく飛んできた壊れた容器に入った
ハンニバルの頭部を受け止めた
慶次が燈くんの勝ちだと告げると
燈は嬉しそうに・・・へ・・・ッと笑い・・・
当ブログでは簡易的な
あらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は
本誌かコミックスでどうぞ!
感想
ハンニバルの頭部を巡っての
綱引きが行われたわけですが
結果は燈の勝利でしたね。
正直勝つとは思っていなかったので
ちょっと驚きましたが
勝因はアジア人としての進化と
幼い頃の鍛錬が大きかった気がします。
進化についてはご都合主義っぽい感じでしたが
鍛錬については無駄だと思えることを
ずっと続けてきたその心持ちとでも言えばいいのか
作業だと思っていたジョセフとの違いが
ほんの僅かに出たんじゃないかなと。
仮に糸が切れなかったら
ジョセフが綱引きに適応して
結果はわからなかったというか
負けていた可能性が高いとは思いますが。
ともあれ慶次の言うように
綱引きは燈の勝ちでしたが
ジョセフがそれであっさり引き下がるかどうかで
これからの展開は変わってくると思います。
今にも沈みかけている中で
これ以上戦わないとは思いますので
これで終わるとは思いますが・・・
気になる続きについてですが
月イチ連載ということもあり
次回は11/26発売の52号にて掲載とのこと。
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