2018年8月24日発売の
ヤングジャンプ 38号に連載されている
テラフォーマーズ #55(228話)の
ネタバレ&感想になります。
#55 THE PARADIGM SHIFT 地の底からの叛旗
内容ネタバレ
現れた男が敵対していた
四班のドルヂバーキだったことから
警戒を強める燈だがドルチバーキの口から
今回の仕事に中国軍は関わっていないと聞き
全部まかした!と返していた。
その事にドルヂバーキの仲間達は
呆気にとられたものの
改めて燈の境遇はもとよりかつての火星での戦いが
凄まじいものであった事を理解するのだった。
一方、施設から逃げようとしていた凱は
見知らぬ男を前に誰何するが
その男は自らを李孟進(リー・モンツイン)と名乗り
シルバーフォックスの別動隊であると語る。
敵だと判断した凱はすぐさま自身の能力を使い
相手を操ろうと動いたものの
李は予め彼の能力を無効化する
抗真菌剤を飲んできていたらしくまるで通じず
さらに懐から取り出した銃器も破壊されてしまうことに。
そんな彼から劉主席が亡くなったことを聞かされたことで
呆然とする凱はそのまま掴まれるままに
李によって引きずられてしまうも
次の瞬間いつの間にやら謎の男が
李の身体の上へと姿を見せていた。
匂いもなく突然現れた男に
李は何か思うところがあったらしく
”混ざりモン”と呼びかけると
共にラハブの事について語り始める。
そして母星が滅び一度滅んだ
ラハブの神々がなぜ今も生き残って
普通に生活していないのかと問いかけると共に
敗けたからだよ、ばぁ~かと馬鹿にした瞬間・・・!?
一方、その頃燈はドルヂバーキらと共に何とか
外へと脱出することに成功していた。
外に出た瞬間ドルヂバーキは小吉に何かしたらしく
燈に小吉の心臓が動いたと告げる。
そして李が謎の人物の手により命を落とし
凱の身柄と共に外へと脱出した一方で
ドルヂバーキは燈に小吉の心臓についている
”劉将軍の専用武器”のスイッチを入れたのだと説明していた。
そして火星では劉将軍の命に尽くしたが
艦長はずっと小吉だと思っていたと聞かされ
燈はそっか・・・とただ返すのだった。
当ブログでは簡易的な
あらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は
本誌かコミックスでどうぞ!
感想
ドルヂバーキがここまで来た以上
燈の無事は予想していましたが
小吉に関してもちょっと安堵しました。
とりあえず過剰変態に関してはともかくとして
心臓は動き出したとのことですから
すぐに復帰とはいかないまでも
多少は先が明るくなったかなと。
それはそれとして今回たくさんの謎が残ったのは
凱を助けに来た?謎の男について。
シルバーフォックスの別動隊だと名乗った李は
男を混ざりモノだと称していましたが
確か前にも似たような男がいましたね。
その男と今回の男は別だとは思いますが
あの目を見る限り似たような
出生なのは間違いないかと。
テラフォーマーの後ろには
ラハブの神々の影がずっとありましたが
彼らもまたそれの関係者なんでしょうね。
なんだかんだで当事者以外には
ジョセフたちニュートン一族くらいしか
その全容を知らないと思いますので
詳しく分かるのは当分先だとは思いますが
いずれ燈達もその事に触れる時が来るんだろうなと。
最終的に敵対するのがラハブの神々なのか
ニュートン一族なのかは分かりませんが
少なくともどちらも強大なことには変わりないですし
どういった展開、流れを見せるのか楽しみです。
やっぱり敵が強大であればあるほど
それに打ち勝った時の感動は大きいですしね。