テラフォーマーズ #51(224話)のネタバレ&感想になります。
#51 EXISTENCES 道つれし者たち
内容ネタバレ
小吉は燈と戦いながら
自分の身体であって自分の身体ではない・・・と感じていた。
だからか身体のスイッチが奪われてからずっと思考することにしてしまい
考えないようにしてきたことまで・・・
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自身の武術をもって戦う燈だが
今の小吉はもはや空手使いではなく
別の何かになってしまっているようで
全く手に負えなくなっていた。
そうした中、意識をとり戻したのか小吉は
俺を追うなといっただろう、火星で死ねたといっただろうと
声を発していた。
やっと死ねたとなのに・・・と口にする小吉を
燈は嘲笑かのように一笑し
俺らの世代じゃ恋人が火星で死ぬなんて事は日常茶飯事なのだと告げる。
それをイジイジと「これ以上アタシに構わないで!」とか
今日びサークルの姫ですらそんな台詞吐かねぇよ!と。
それを聞いた小吉の頭には幼い頃の記憶が蘇っていた。
12歳の時自分の母親から息子を遊びに誘わないようにと言われていた事、
15歳の時グレ方も分からず迷走していた自分に手を差し伸べてくれた事。
あの事件が起きた後、両親共に見捨てた自分に会いに来てくれたのは
アキちゃんだけ、2年半で秋田奈々緒只一人だったことを。
あいつが?初恋?
そんな生易しいものではないと激昂したその時
小吉の右手にある毒針は燈の身体を貫いていた。
他にどんな生き方があったのかと
懺悔するかのように口にする小吉だったが
燈は次の瞬間自分の体内に準備していた変態薬を発動。
そして燈はあんたの事情なんか知るかよ!と言い放ち
天異変態(大雀蜂×大蓑蛾×蜘蛛糸蚕蛾×蘭花蟷螂))するのだった。
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!
感想
ついに燈が変態しましたが
天異変態したこともあって
四つものベースとは恐れ入りました。
以前の戦いの際に小吉の大雀蜂以外の天異変態は見たことがありますが
その際には全てのベースを発動させていないように見えましたので
これこそが今の燈の最終形態なのかなと。
最後のページにもあったように
これが燈の切り札ともいえる形態でしょうし
これがどこまで今の小吉に通じるのか楽しみです。
それにしても奈々緒と小吉の関係は
前から知っていましたが
これほどまでに重要なキャラなのに冒頭で死ぬとか・・・。
初期の段階でどこまでプロットが出来上がっていたのかは分かりませんが
改めて小吉が奈々緒と幸せな家庭を築いているところを見たかったものです。
なんにしても燈が変態して
ここからが本番となりますので
この二人の戦いがどうなるのか楽しみですね。
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