2020年10月28日発売の
週刊少年サンデー 2020年48号に掲載されている
君は008 第129話のネタバレ&感想になります。
第129話 刀気
内容ネタバレ
ドグラ・マグラの真実を知ったエイトは
前の戦いでの悔しさもあって
地下にて刀気の鍛錬を行っていた。
それを見守るファントムは
ナノゼイロンは使用者の精神力を
物理的な力に変換する、
それが”刀気”だと語る。
エイトはロウソク越しに的を狙い
タイブレードを振り下ろすも
まだ自由自在に出せるわけではないらしく
苦戦していた。
ファントムはエイトの父008号について語る。
いつだったか大勢の女と子供を
人間の盾にしたテロリストがいた。
奴はそれをためらいなく横一線に切り払い
見事後方のテロリスト5名のみを制圧した。
人質には一切のダメージを与えずになと。
罪なき人々を救うことのできる
”遠当て”の刀気が奴の得意技だった。
その上で助言としてオレの場合は
怒りや憎しみなどを一点に集中させ”刀気”を成すが
もしかするとお前も父親と同じく
”正義の心”を”正義の力”に変えることで
”刀気”を成せるのかもしれんと語るのだった。
ファントムの助言を聞いたエイトは
目を瞑り”刀気”が発動した時の事を思い出す。
野原を救おうとした時
レディ先生とボマーとの戦い
その時感じた思いを。
そしてそれこそが勇気だと目を開き
振り下ろしたエイトの斬撃は
見事に”刀気”が成されロウソクの火を消すことなく
的へ衝撃を与えていた。
しかしどうやら的自体は
全く斬れていなかったらしく
悔しがるエイトはもういい、帰って寝ますと
不貞腐れつつもすっきりとした表情で
ファントムにご指導ありがとうございましたと
笑顔で挨拶し帰っていった。
そんなエイトに対しファントムは
もしこれが”敵までも殺さずに収めたい”という
心の現れだとしたら・・・
こいつのお人好しはもはや父を超えるかもしれぬなと
思いながら見送るのだった。
あくる日、エイト達は
久々にランチャーに乗り
開発部へと足を運んでいた。
どうやら枳殻から呼ばれたようで
互いに画面越しではない再会を喜んでいた。
野原が枳殻の今の環境を羨ましく思いながらも
新技術について楽しそうに話す中
エイトは所長である北部博士に
タイブレードについて尋ねていた。
北部博士によるとタイブレードは
ドグラ・マグラから盗み出した技術とのことで
奴らのドグゼイロンは普通の銃器では
太刀打ちできない。
切られる事に弱いゼイロンの特性を突いた
対ドグラ・マグラ用兵器として開発されたのが
タイブレードとのことだった。
そんな話をしていたところ
以前エイトが助けたノヴァクも姿を見せ
再会を喜ぶことに。
彼女もまた中野機関に協力をしてくれているらしく
エイトの顔をじっと見ていたかと思いきや
ポッと顔を赤らめてそそくさと走り去っていた。
彼女が去り再び枳殻から
声をかけられたエイトだが
そんな彼から今日呼び出したことについて
説明を受けることに。
枳殻もまたエイトが父親である008号のことを
色々調べていることを掴んでいたようで
少しでも役に立とうと
中野機関のデータベースに侵入した結果
それらしいファイルを見つけてしまったらしく・・・!?
当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!
感想
刀気の鍛錬から始まった今回ですが
あの概念は男心にクルものがありますね。
ドラ○ンボールもそうでしたが
もし子どもの頃にこの漫画を読んでいたら
どうにかして発動できないか
絶対試しただろうなと(苦笑)
まだ自由自在とはいかなそうですが
それでもファントムの助言もあって
発動させることができたので
これからに期待したいところですね。
話は変わって開発部での話ですが
枳殻少年はともかくノヴァクちゃんが再登場したのは
思いのほか早かったですね。
結構良いキャラしてましたので
どこかのタイミングで出てくるとは思ってましたが
変わりないようでなによりという感じでしょうか。
まあ、例のごとくエイトに惚れているみたいですが
それも主人公らしいのかなと。
それにしてもタイブレードの技術の元は
ドグラ・マグラだったとは驚きました。
おそらくナノゼイロンの技術だけではなく
他にも色々技術を盗んでいるんでしょうけど
それだけドグラ・マグラという組織が
脅威で強大なんだろうなと。
まあ、それはドグラ・マグラも同様だと思いますので
どっちもどっちだとは思いますが。
次回についてですが
枳殻少年が008号の非公式ファイルを
見つけたらしいので
その話になりそうですね。
一体どんな話になるのかはわかりませんが
良いものにせよ悪いものにせよ
エイトにとっては大事なことだと思いますので
一体どんな展開が待っているのか楽しみです。