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ヴィンランド・サガ 最新 第178話 内容ネタバレ&感想 長き航海とヨルムンガンド

2020年12月25日発売の

アフタヌーン 2021年2月号にて

連載されている

ヴィンランド・サガ 178話

ネタバレ&感想になります。

 

第178話 西方航路⑫

内容ネタバレ

 

トルフィン達の船団は

北大西洋を西へ進む。

 

グリーンランドを出発して以来

陸地を見ない日が何日も続いた。

 

11世紀当時まだ方位磁針はなく

目印となる陸地が確認できない状態で

航海する場合、太陽や星々が

進路を定める基準となった。

 

天体と水平線との角度から

船の現在の井戸を測定する

この”天測航法”により

緯度線と平行に航行することが

可能になる。

 

トルフィン達の船団は現在

ラブラドル海上北緯60度線付近を

真西に航行していた。

長い航海の中

大きなトラブルこそないものの

クジラに驚いたりと

小さな騒ぎは起きていた。

 

開拓団の中には海が怖いという

ウッゲという男性もおり

やっぱり無理だ引き返してくれ!

と騒ぐ一幕も。

 

航海に慣れているグズリーズも

ひたすら西に十日間進んでいるのに

陸地が見えないことで

もしかしたら航路を間違ってて

世界(ミッドガルド)の端から

落ちてしまうかもと恐怖を感じていた。

 

トルフィンもそれを聞き

それはヤバいな・・・と

冷や汗をかいていた。

 

カルリも二人の話が聞こえていたのか

たどたどしい口調でそえはやばいなと

ヒルドに話しかけるも

ヒルドはそれを否定する。

 

たぶん世界に端なんてない。

たぶんこの世界は球体だと。

 

水平線が少しだけ曲がって見えるのは

海面が巨大な球の表面だからだと

考えれば色々説明がつく。

 

丸いものに端っこはない。

そういうことだと。

そんな事を二人が話している中

ギョロは一人退屈そうに

マストの上で見張りをしていた。

 

どんだけ進んでも水平線ってやつは

ちっとも近くに来ない

不思議だなーとボケっとしながら

つらつらと考えていたところ

水平線の向こうに陸地を発見。

 

待ちに待ったその報告を聞き

開拓団の面々は歓声を上げ

ギョロも安堵の表情を見せるが

右舷の方向から何かが

近づいていることに気づく。

 

クジラだと判断したギョロは

下の連中に注意を促すものの

大騒ぎする面々には届かず

聞いちゃいねぇ・・・と

しかめっ面をしていた。

 

遊び半分で船に体当たり

かましてくるんだぞと

愚痴を零していたが

影が近づくにつれて

あれがクジラではないことに気づく。

 

大きなヘビの様な姿を見た

ギョロはヨルムンガンドだと叫び

騒ぐ連中に後ろに行った見ろ!

と声をかけるも下にいる者達には

まるで聞こえていなかった。

 

興奮したギョロはマストの上で

懸命に呼びかけるも

ふとした拍子に足を滑らせ

そのまま海へ投げ出されしまい!?

 

ギョロはこの後救助され

約3時間昏睡し目覚めてから

この日体験した出来事について

次のように語った。

 

あ~ビビった・・・。

大ウミヘビ(ヨルムンガンド)の

夢見たわー。と

 

”トルフィン率いる”

”ヴィンランド開拓団”

 

”大西洋横断に成功し”

”北米大陸に上陸する”

 

当ブログでは簡易的な

あらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は

本誌かコミックスでどうぞ!

感想

 

結構長い航海だったみたいですが

無事に次回は上陸に

漕ぎつけそうですね。

 

正直もっと航海中の事を

描くのかなと思っていただけに

ちょっと拍子抜けでしたが

最後の最後に

ヨルムンガンドとは・・・。

 

確か北欧神話でヨルムンガンドは

ロキが産んだ子供か何か

だったような気がしますが

ミドガルドオルムとも

呼ばれているようです。

 

世界蛇とも呼ばれているようなので

あれを見てそう思うのも

分からなくはないんですが

私的には恐竜っぽい感じ?

 

調べてみた所、首長竜という

恐竜ではなく魚竜に分類される

古代の生物なのかなと。

 

本当にいるかいないかは

定かではありませんが

ネッシーみたいな?

 

分類上恐竜ではなさそうですが

ああいう古代の生物って

ロマンがありますよね!

 

この時代ってヴァルハラとか

北欧神話が深く根付いた時代ですし

だからこそあれを見て

ヨルムンガンドと呼んだんでしょうね。

 

海特に深海なんて

現代でも謎だらけですし

ああいう生物も

どこかにいるか可能性も。

 

色々と夢がある回でしたが

時代としてまだ地球という名も

球体であることも明らかには

なってなかったんでしょうね。

 

トルフィンやグズリーズみたいな

考え方が一般的で

ヒルドの仮説なんか

想像もできないんだろうなと。

 

そこへ行くとある程度理解した

カルリって実は天才なんじゃないかと

思ったりも。

 

何にしても現代とはまるで違う

時代の話というのは面白いものです。

 

次回はついに上陸とのことですので

今度は何が起こるのか楽しみですね。

 

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