2021年2月12日発売の
ヤングアニマル 2021年4号に
連載されている3月のライオン 178話の
ネタバレ＆感想になります。
第１７８話 冬の匂い③
内容ネタバレ
お隣の花田家のおばあちゃんから
提案された土地について
話し合っていたあかりと相米二。
そこへ話は聞かせてもらったと
美咲が姿を見せる。
美咲はあかりの提案を
面白いと言い私もひとくち
乗らせてもらうと賛成する。
その上で何か大事なヒトを
忘れてはいないかと言い出し・・・！？
誰の事を言っているのか気づいた
あかりと相米二がハッとする中
美咲は語る。
ひなの旦那候補
そして未来の名人候補
私達にはあの坊やが
いるじゃない！と。
一瞬それだと思ってしまった
相米二だが少し冷静になり
ダンナったってあくまで候補で
ひなはまだ高1であり
この先万に一つも気が変わらん
とも限らないと語る。
そん時に金が絡んでいたら
別れるに別れられないだろうと
話す相米二の言葉に
美咲もたしかに・・・と
冷静に考えさせられていた。
何とも言えない雰囲気の中
あかりは落ち着いて算段を
考えましょうと語る。
桐山君に力を貸してもらえたら
そりゃあ心強いけど
誰かの力をアテにしないと
叶わない夢じゃ計画自体に
無理があるって事。
三日月堂は私とひなで
守って行くことになるのだから
最悪2人だけでもやっていける
探すのはそういう道筋だと思うと。
その言葉を聞いた二人は感動し
零をアテにしたことを反省。
その上で冷静になって
なにか良い方法はないかと
考えを巡らせていたが
美咲から零を養子にすれば
良いのではないかとの声が。
相米二もオレに未来の名人って
若い息子が！？と興奮し
美咲も未来の名人という弟が！？と
興奮を隠し切れずにいた。
一方、その頃零は
未来の孫から一転
本気のただの金づるに
なりかけていた事もしらず
二階堂と重田の対局を
スミスらと検討していたのだった。
相米二は冗談はさておき
坊主にはこの話はまだ
聞かせない方がいいと語る。
アイツは真面目だから
こんな話を聞いたら
皆の役に立とうと張り切って
突っ走り始めてしまう。
だが勝とうと力むと空回り
空回ると焦る。
そして焦ると勝ちが遠のくと。
零に負担をかけるのは
得策ではないとして
ひなにも大騒ぎになるからと
内緒にすることを決める。
その上で大人三人で
もう少し計画を煮つめるため
話し合うのだった。
二階堂たちの対局も終わり
将棋会館を出た零達は
興奮を隠し切れないようで
最高だった！と話していた。
スミスは普通定石と言う
ストーリーがあるが
二人の対局には無く
あげく最後はただの力比べ・・・
絶対に指したくないと語る。
オレはああいう将棋だけは
絶対に指さないって
気持ちを新たにしたと
零に賛同を求めるが返ってきたのは
感動したという言葉だった。
多分家に帰ったら
並べちゃいますよと言う零に
スミスはイヤミか！と話すが
零は本気のようで・・・。
対局は国技館の座布団が
乱れ飛び（イメージ）
二階堂の勝利で幕を閉じた。
そしてイヤミなどではなく
ホントに並べた零は
次に二階堂に会った時に直接
お前ホント最後ここから
どうするつもりだったん？と
盤上で問い正したい気持ちで
胸いっぱいなっていましたとさ。
当ブログでは簡易的な
あらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は
本誌かコミックスでどうぞ！
感想
話は聞かせてもらった！と
美咲が入り口に立っていた時は
ちょっと笑ってしまいましたが
なんだかんだで上手くいきそうですね。
とりあえず大人として
家族としての矜持で
零の資金はアテにしないことに
決まったみたいでなにより。
すでにプロとして稼いでいるので
美咲さん達の気持ちもわかりますが
流石に・・・と言った所でしょうか。
まあ、本人が聞いたら
すぐさま貯金通帳ごと
渡しそうですが（苦笑）
それにしても零くんが
相米二さんの養子ね～・・・。
とりあえず実の両親は
すでに亡くなっていて
今は幸田師匠の養子でしたっけ？
（違ってたら申し訳ない！）
相米二さんが言っていたように
あくまでも冗談だと思いますが
中々面白い手だなと。
と言ってもすでに家族扱いですし
将来的にはひなちゃんの
旦那様ですから
そう変わりはないのかも。
そんな話が川本家で起こる中
二階堂と重田さんも
決着がつきましたね。
盤面を見ていないので
何とも言えませんが
何やらとんでもない
対局だったのは間違いないかと。
零もそれを見て笑っていたみたいですし
もっと詳しく知りたいところです。
とまあある意味区切りが
ついたようですし
次回どんな展開が待っているのか
楽しみですね。