2021年6月2日発売の
週刊少年サンデー 2021年27号に
掲載されている
葬送のフリーレン 第52話の
ネタバレ&感想になります。
第52話 作戦会議
内容ネタバレ
ゼンゼの複製体と戦い
命からがら逃げだすことに
成功したドゥンストが
フリーレン達の前に姿を見せる。
どうやら一緒に逃げたブライが
複製体の足止めを
してくれたおかげで
逃げ切ることが出来たらしく・・・。
ドゥンストも話し合いに
加わることになり
そんな彼から複製体には
心がないことが明らかに。
フリーレンはこれで楽に倒せる
手段はなくなったとして
それを踏まえた上で
作戦を立てることを提案。
そうは言っても不確定要素は多く
一番の問題はあの複製体と
その術者の正体であり
性質が分からないという事だった。
話し合いを続ける中
複製体に弱点はないと
声をかけてきたのは
ラヴィーネ・カンネ組だった。
どうやら彼女達も
ここに辿り着いたらしく
ラヴィーネは語る。
複製体を操っているのは
水鏡の悪魔って言う
神話の時代の魔物であると。
どうやら彼女の兄が
この迷宮攻略の先遣隊として
参加していたらしく
そこからの情報とのことだった。
先遣隊の観測結果によると
水鏡の悪魔はあの扉の向こう側
宝物庫の内部。
本体は攻撃手段を持たない
脆弱な魔物だって話だが
そいつを倒せば複製体は全部消える。
そう語ったラヴィーネの言葉に
こちらの魔力探知の結果と一致すると
デンケンも同意。
だが本体は扉の向こう側であり
あの扉には強力な封印が
施されていた。
フリーレンが言うには
それは私の複製体によるものらしく
”命懸けで宝物庫の扉を閉じる魔法”
民間魔法の中でもトップクラスの
封印魔法であり
あの扉は術者が死ぬまで
開くことはないとのことだった。
どちらにせよ倒すしか方法はなく
その上でラヴィーネは
倒すなら早い方がいいと語る。
水鏡の悪魔は迷宮の中にいる
全員の複製体を作り出す。
その複製体は時間と共に
最深部に集まってくる性質があり
前回の先遣隊は兄貴の部隊を除き
ほとんどが最深部目前の
この場所で壊滅したと。
話を聞いていたフェルンは
改めてドゥンストに複製体が
心の働きを精密に
模倣していることを確認する。
そして行動パターンによる弱点は
本人と同じであると聞き
それならやっぱりなんとか
なるかもしれないと。
その弱点について説明するため
フェルンはフリーレンに
向こうの壁際へと
向かってもらったところで
魔法を彼女へと向ける。
その魔法はフリーレンの
防御魔法によって
なんなく防がれたものの
それを見ていたデンケン達は気づく。
魔法を使う瞬間に
ほんの一瞬だけ
魔力探知が途切れていることを。
それは見習い魔法使いが
よくするミスだったようで
フリーレン曰く
昔から苦手とのことだった。
弱点が判明したところで
話し合いが続けられることになるが
フェルンはフリーレンが
なんだか楽しそうなことに
していることに気づく。
フリーレンはヒンメル達とも
迷宮のボスを倒すために
こうやって話し合いを
していた時のことを思い出していた。
そして話し合いは終え
扉の前に立ったフリーレンは
よし、攻略を開始しようかと
皆に笑みを向ける。
そして不安そうな表情を
浮かべるデンケンに対し告げる。
大丈夫。
攻略できない迷宮なんか
存在しない。
私は歴史上で
最も多くの迷宮を攻略した
パーティーの魔法使いだと。
当ブログでは簡易的な
あらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は
本誌かコミックスでどうぞ!
感想
前回フェルンがどうにかなるかも
しれないと言っていましたが
まさかの方法でしたね。
勇者一行の魔法使いにして
世界的にも最高峰の魔法使いである
フリーレンの弱点が
魔法を使った際に魔力感知を
途切れさせることだったとは・・・。
明らかに罠だと思われる
ミミックに食われたりと
完璧には程遠いフリーレンですが
あの弱点は流石に予想外でした。
魔法を使うほんの一瞬
魔力感知が途切れるという事は
多分複数人でタイミングを
合わせれば攻略できそう?
例えば複製体の魔法を防いだ瞬間に
別の方向から攻撃するとか
反対に攻撃を複製体が防いだ瞬間に
タイミングをずらして
他の誰かが攻撃するとか?
実際には全く違う
別の方法なのかもしれませんが
何にしてもその弱点を突かないと
勝つのは難しいでしょうね。
他の複製体もこの地点に
向かってきているようですし
出来るだけ早く
フリーレンの複製体を倒すことが
求められているのかなと。
ぶっちゃけ一級魔法使いである
ゼンゼの複製体も
かなり強かったですしね。
ともあれ可能性がありそうな
作戦も考えついたみたいですし
次回はフリーレンの複製体と
本格的に戦うことになるかと。
弱点を突いてもなお
強いのは間違いないので
どういう戦いになるのか
楽しみです。