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葬送のフリーレン 最新 第61話 ネタバレ&感想 パーティーとして

2021年8月4日発売の

週刊少年サンデー 2021年36・37合併号に

掲載されている

葬送のフリーレン 第61話

ネタバレ&感想になります。

 

第61話 封魔鉱

内容ネタバレ

 

勇者ヒンメルの死から29年後。

北側諸国ザオム湿原。

 

フェルンとシュタルクは

いつものように

朝食の準備をしていた。

 

しかしその日は珍しく

フリーレンも早起きしたらしく

多分ここら辺のはずなんだけどと

茂みの中で何かを探していた。

ガサゴソと茂みの中から

出て来たフリーレン。

 

その手には綺麗な石が握られ

むふーと笑みを浮かべていた。

 

シュタルクはその石の事を

フリーレンに尋ねるのをよそに

フェルンは朝食の準備のため

薪に火をつけようとするが

何故か火の魔法が出ず

首を傾げていた。

 

どうやらそれはフリーレンが持つ

石によるもののようで

フリーレンは説明する。

 

これは封魔鉱と言い

魔法を無効化する力を持った

鉱石であると。

 

この純度なら半径3mは

無効化できるらしく

シュタルクが封魔鉱を持って

少し離れると魔法が

使えるようになっていた。

 

フリーレンが言うには

とても希少な物で

小石ほどの大きさで金貨数枚。

 

フリーレンが見つけた

大きさなら豪邸が

買えるとのことだった。

 

そんな特性を持つ封魔鉱だが

フェルンは近くにあるだけで

魔法が使えなくなるなら

道中が危険すぎると語る。

 

そんな石早く捨てないと

今魔物に襲われたら

全滅しますよと。

 

フリーレンはその前に

この石の変わった特性も

見て欲しいと言い出し

石に魔力を込め始める。

 

すると封魔鉱は眩く光

フリーレンはドヤ顔を浮かべるが

フェルンから早く

捨てて来てくださいと

一蹴されるのだった。

その後旅を再開し

今日中には次の村に

着きそうな所まで来ていた。

 

フリーレンは北部平原は

まだだいぶ先だと語る。

 

大きな森林と火山地帯を

越えた先にあると。

 

火山地帯と聞き危険な感じを

覚えるシュタルクだが

フリーレンは否定する。

 

数百年は噴火もないし

今は比較的安全な温泉地帯だと。

 

温泉と言う言葉に

ちょっと魅力的だと話す

フェルンはシュタルクと共に

少し前を歩いていた。

 

しかしあれ。とフリーレンが

何かに気づいたその時

突然地面が崩れ落ちてしまうことに。

 

すぐさま浮遊魔法を使い

下に叩きつけられるのを

防いだフリーレンとフェルンだが

運悪く落ちた先には

封魔鉱の鉱床があったようで

下まで落ちてしまうことに。

 

シュタルクを盾にすることで

傷一つなく降り立った一行は

普段見る機会が無い

封魔鉱の鉱床を前に

唖然としていた。

 

この洞窟全体がほとんど

封魔鉱で出来ているようで

ここから登るのは無理だと判断。

 

魔法が使えない今

シュタルクを頼りに

他の出口を探すべく洞窟へと

足を踏み入れる一行。

 

洞窟はとんでもなく広く

途中野営することに。

 

こういった場所でも

ぐっすり眠れるフリーレンだが

二人はそんな風にはなれず

フェルンは不安を吐露する。

 

フリーレン様はこんな場所でも

楽しそうだったが

私は怖くて堪らない・・・。

 

魔力感知すら使えず

こんなことは生まれて初めて。

 

まるで暗闇に

放り込まれたみたい・・・だと。

そうした中、近くにあった

水源から水しぶきが上がり

魔物が姿を見せる。

 

すぐさまフリーレンを

起こすシュタルクだが

目覚めたフリーレンは

目の前の魔物について語る。

 

あの魔物は毒極竜。

シュタルクとは相性が悪く

戦ったら死ぬと。

 

じゃあどうしろって言うんだと

話すシュタルクに対し

フリーレンは語る。

 

私はシュタルクに命を預けている。

シュタルクを前衛として

仲間にした時から

そのつもりだった。

 

パーティーっていうのは

そうじゃないと

機能しないんだと。

 

その言葉にシュタルクは

俺はいざっていう時に

逃げ出す男だと言い

今だって逃げたくて

堪らないと語る。

 

そんなシュタルクに対し

フリーレンはじゃあ一緒に

逃げようかと持っていた封魔鉱に

魔力を込める。

 

そしてシュタルクに

目を瞑るように指示し

その石を魔物の前に

放り投げた瞬間

眩しい光が!?

勇者一行として旅をしていた頃

アイゼンがヒンメルに尋ねる。

 

何故お前は俺に命を

預けるなんて言えるんだ?

俺は村を捨てて逃げた男だと。

 

その言葉に対しヒンメルは

笑みを浮かべながら語る。

 

じゃあ逃げたくなったら

皆で逃げよう。

僕達はパーティーなんだからと。

 

その時の勇者一行と同じように

フリーレン達はその場から

急ぎ逃げ出していた。

 

無事洞窟の外に辿り着き

フリーレンは怖かったねと

笑みを浮かべていた。

 

そして皆で逃げるのも

悪くないでしょ?と

シュタルクに声をかける。

 

シュタルクも満更

悪い気持ちではないのか

笑顔でああと答えていた。

 

そしてフリーレンは立ち上がり

じゃあ行こうかと歩き出すが

シュタルクから腰が抜けて

歩けないとの声が・・・。

 

当ブログでは簡易的な

あらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は

本誌かコミックスでどうぞ!

感想

 

今回お約束の

勇者ヒンメルの~から

始まりましたが

やっぱりこうでなくちゃ。

 

試験篇はシリーズものだったので

仕方ないかもしれませんが

あのくだりから始まらないと

この作品っぽくないなと。

 

それにしても今回は封魔鉱という

不思議な鉱石の話でしたが

なんともファンタジーっぽいですよね。

 

魔法という力がある以上

そういった物もあるんでしょうけど

中々興味深いものがあります。

 

とても希少な物で

小石ほどの大きさで金貨数枚は

くだらないとのことですが

やっぱり買うのは

王侯貴族なんですかね?

 

あの石が城とか屋敷とかにあれば

魔法を使えなくなりますし

安全を確保する上で

重要なものなのかも。

 

あとは単純に戦士とか

魔法を使えない連中が

欲しがっているのかなと。

 

ともあれフリーレン達

魔法使いにとっては

かなり厄介なシロモノなのは

間違いないかと。

 

魔力を込めると眩しいくらいの

光を発生させる等

色々有用な部分もありますが

少なくともフリーレン一行には

必要ないものでしょうね。

 

封魔鉱が魔族に対しても

使えるかどうかはわかりませんが

その辺りどうなのかなと。

 

何にしても先はまだまだ

長いようですので

次回はどんな話になるのか

続きが楽しみです。

 

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