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魔法使いの嫁 最新 78話 ネタバレ&感想 特別授業と険悪な一幕

2021年6月5日発売の

コミックガーデン 2021年7月号で

連載されている魔法使いの嫁 78話

ネタバレ&感想になります。

 

第78篇 Gather ye rosebuds while ye may.Ⅱ

内容ネタバレ

 

昼休み、チセはルツと一緒に

学園にあると思っていなかった

木を見つけその枝を

切らせてもらっていた。

 

そして昼休みが終わり

特別授業が始まったが

その内容に生徒達が

悲鳴を上げていた。

 

迷路のように入り組んだ道の中

現れる敵に対し立ち向かわず

逃げ回り護符を拾って階段へ。

 

ザッケローニの性格の悪さを

表現しているかのように

現れる敵に生徒達は

苦戦を強いられていた。

 

そんな特別授業に参加したチセだが

立ち向かうなと言われたのにかかわらず

手を出してしまい怒られていた。

 

バツが悪そうにわざととかじゃなく

うっかり身体が動いてしまって・・・

そう言い訳するも通用するはずもなく

野生動物と一緒だと言われ

がっくりしていた。

 

チセは自分でもどうして身体が

動いてしまうのか分からないようで

追加課題を言い渡され

再び迷路へ戻らされることに。

 

そんなチセにもう隠れることもなくなった

エリアスは手を振り

チセも手を振り返すが

その隣にはアルキュオネの姿が・・・。

互いに何も話さず

微妙な雰囲気の中エリアスは

何か喋った方がいいんだろうかと

思い始めたが今日も話し始めたのは

アルキュオネのほうからだった。

 

手を振り返して

もらえるのですねあなたは。

 

その言葉にエリアスは君の主は

振り返してこないのかと返したところ

アルキュオネはあの方が小さい頃は

よく手をつないでいたと語る。

 

私はあの方の世話係として作られたが

いつからかあの方は

私の手に触れることもなくなりました。

 

私は役目を失ってしまったのでしょう、

おそらくは・・・。

 

そう語るアルキュオネにエリアスは

子供はいつか親を必要としなく

なるんじゃないかと声をかける。

 

大きくなれば一人で

立つんだからと。

 

しかしアルキュオネは否定する。

あの方の父と母はたったひとりずつで

そのような役目を与えられていないと。

 

役目という言葉に思うところがあったのか

エリアスは自分とチセの事を語る。

 

僕は彼女の魔法の先生で

人間ってものを教えてもらう

生徒でもある。

 

最初はお互い片方の役しかなかった。

夫婦って役も持ってる。

 

もしかしたら他の役も

持っているかもと。

 

だけどあの子が言うには

それに固執することは

しなくてもいいらしいんだ。

 

世話係でも親の役を兼ねることは

できるんじゃないのか

君が願えばだけど。

 

アルキュオネは否定するが

いつもと違う反応にエリアスは

彼女が記憶の奥に深く

潜っていくように見えていた。

 

何かを思い出しているような

なにかをかき集めているような・・・。

 

僕はそんな風に思い出したり

したことがあっただろうかと。

 

特別授業が終わり

フィロメラのもとへ向かう

アルキュオネを見送りながら

エリアスは考える。

 

なんだって僕はあれの話を

大人しく聞いて

あれは僕に話をしてくるんだろう?

 

チセにも聞いてみるか・・・とも

考えたものの何故か言うべきが

言わずにいるべきか逡巡していた。

 

なんだか内側がぐにゃぐにゃに

なるような感覚にエリアスは

ここに来てから本当に新しい感覚

ばかりだなと改めて思うのだった。

学院が閉鎖され1か月半。

授業が終わっても外に出れず

生徒達にも不満が募っていた。

 

そんな彼らの話を

たまたま遠くの席で聞いていた

チセもまたもうそんなにたつのかと

しみじみ思っていた。

 

そんな中、不満を募らせていた

男子生徒ケヴィンは

犯人探しをしてみないかと言い出す。

 

友人達は思わずはあ?と返すも

ケヴィンは賞金とか貰えるかもしれないし

暇つぶしには丁度いいと。

 

しかし皆から反対された上に

近くの席にいたルーシーから

死にたいの?そういうのを考えなしって

言うのよと痛烈な言葉が。

 

普段話に混じったりしない

ルーシーの強い言葉に反発した

ケヴィンは喧嘩腰になってしまい

険悪な雰囲気に。

 

そして言ってはいけない言葉を

口にしてしまう。

 

もしかして止める理由でもあるのか?

ウェブスター家最後の一人

魔術師嫌いになる理由しかないもんな。

 

案外お前が犯人だったり?

何したいのか知らないけど

迷惑・・・。

 

その言葉に話を聞いていたベアトリスが

調子にのるなと席を立ったその瞬間

チセはケヴィンの襟を掴んでいた。

 

その行動に皆が息を呑む中

チセは真顔で告げる。

 

言っていいことと悪い事

・・・あるよと。

 

そんなチセの行動に続いて

ゾーイもルーシーを擁護する声をあげ

ベアトリスもそれに追随。

 

ケヴィンもマズイと思ったのか

冗談だろ!と弁解するも

ルーシーは別に謝ったり

しなくていいと告げスタスタと

ケヴィンの前へ。

 

そして見事に拳でケヴィンの顎を

打ち抜きダウンさせると

そのまま去るのだった。

 

そんなルーシーを追いかけたチセだが

何故あんたが先に怒ったのかと聞かれ

”あの光景をあなたも”と口にしてしまい

”見えて”しまったことに気づかれ

その事を吐かされることになるのだった。

 

一方その頃フィロメラは

一人部屋で蹲り苦しそうに

あと一週間・・・と

何かを必死に耐えていた。

 

アルキュオネがそんな彼女の姿を

心配そうに見守る中

ヴェロニカが部屋をノックする。

 

そしてヴェロニカはフィロメラに

優しい言葉をかけながら問いかける。

 

フィロメラ・・・なにか私に

話すことはない?と。

 

当ブログでは簡易的な

あらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は

本誌かコミックス、

MAGCOMIでどうぞ!

感想

 

今回どう書いていいか

わからなかったので

冒頭の襲撃者の話を

カットしましたが

何か記憶を操作されているみたい?

 

操作したというか

襲撃者を使っているのは

リズベズですが

どうみてもまともな方法では

ないような気がします。

 

それにもう一つ分ったのは

ルーシーの家を襲撃したのは

やっぱりあの獣人だったようです。

 

ルーシーと思われる少女を

見逃した瞬間がありましたし。

 

まあ、ある程度予想はしていましたが

襲撃を指示したのもやっぱり

リズベズが黒幕だったので

その上のリッケンバッカー家が

糸を引いているんだろうなと。

 

色々と事実が判明しましたが

その動機まではわからないので

その点が明らかになった時が

この問題が解決する時かと。

 

どう見てもろくでもない目的

だとは思いますが

もう結構引っ張っているので

どんな真相になるのか楽しみです。

 

途中ケヴィンがルーシーに

見事に打ち抜かれたのは

あれはもう言葉もないなと。

 

あんなこと言ったら

そりゃぶっとばされますよね・・・

って感じです。

 

一言言えるとすれば

ナイスパンチ!でしょうか(苦笑)

 

そんな一幕もありましたが

フィロメラの様子がどうにも

気になるところ。

 

何かを耐えていたので

彼女の身に何かが起こっているのは

間違いないかと。

 

傍らの包帯には

血がついてましたし・・・。

 

そしてそんな彼女に対して

ヴェロニカの問いかけと

色々興味深い展開になりそうです。

 

恐らく今回の学院の事件に

関わっていると思いますが

二人の関係がよく分からないだけに

気になるところです。

 

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