葬送のフリーレン 雑誌掲載最新話

葬送のフリーレン 最新 第21話 ネタバレ&感想 卑怯で最低な戦い方

2020年10月7日発売の

週刊少年サンデー 2020年45号に掲載されている

葬送のフリーレン 第21話のネタバレ&感想になります。

 

第21話 卑怯者

内容ネタバレ

 

フェルンの魔法を受け

深手を負ったリュグナーは出血が止まらず

自分がここまでだと理解していた。

 

これで貴方達の計画は失敗だと告げられ

それを認めつつも今頃アウラ様と戦っているはずの

フリーレンは無事では済むまいと語る。

 

前回は勇者一行のせいで撤退を余儀なくされたが

今はもう彼女を守る勇者たちは存在せず

魔力はアウラ様に及ばない事から

正面から戦えばフリーレンは必ず負けると。

 

しかしフェルンは

ならフリーレン様が勝ちますねと断言する。

 

あの人は魔族と正面から戦うような真似は

絶対にせず必ずアウラを欺いて殺すと。

 

それを聞いたリュグナーは反論しようとするが

ある違和感に気づく。

 

目の前の小娘の脆弱魔力・・・

私は確かにこいつの迅速な魔法の物量に押し切られたが

だが何故魔力切れを起こさずそんな事が出来たのか・・・と。

 

そしてある事に気付きフェルンに睨みつけるように

卑怯者め・・・お前達は魔法使いの

風上にも置けないと告げる。

 

それに対しフェルンはそれはフリーレン様が

一番よく分かっていることだと言い

止めの魔法を放つのだった。


今よりも遥か昔、

フランメはエルフの集落を訪れていた。

 

その集落は魔族の襲撃を受けたようで

すでに壊滅していたが

そこには魔族を率いていたと思われる

魔王軍の将軍の一人、玉座のバザルトの遺骸が。

 

どうやら彼の者を倒したのは

近くにいるエルフの子供(フリーレン)のようで

その身体からは溢れるばかりの魔力が立ち上っていた。

 

自分から漏れ出る魔力と比べ明らかに魔力が大きく

フランメはフリーレンが強い事を認めつつも

正面から戦ったことをくだらねぇ、とんだ馬鹿だなと

その戦い方を酷評する。

 

逃げる、隠れる、不意打ちする。

いくらでも選択肢はあるだろうがと。

 

強い魔法使いの気持ちはわからねぇと

この場を去ろうとするフランメに

フリーレンはあなたにはわかるはずだと告げる。

 

あなたの方が遥かに強い魔法使いだからと。

そう言ったフリーレンに興味が出たのか

フランメは笑みを浮かべ

名前を聞くと彼女を背負って歩き出す。

 

フリーレンはフランメの背に負ぶさりながら

集落はどうなったのか聞くことに。

 

女子供も皆殺しにされたと聞いたフリーレンは

私が一番強かったのに守れなかったことを嘆くが

フランメは私がお前の立場なら迷わず逃げていたと語る。

 

その上でフリーレンには才能があるとして

私の弟子にすると告げる。

 

私が通りかからなければお前は死んでいた。

お前は集落も守れなかった上に死ぬところだった。

文字通り無駄死にだと。


そんな事を話していた所

フリーレンが倒した将軍よりも強いと思われる

追っ手が三人姿を見せる。

 

明らかに絶対絶命の状況の仲

フランメは面白いよな、こいつらと

口元に笑みを浮かべていた。

 

直前まで魔力を完全に消して

闇討ちする気だったくせに

こっちが魔法使いとわかるや否や

堂々と姿を現しやがった。

 

魔族は卑怯で狡猾だが

同時にどいつもこいつも

くだらねぇ魔法への誇りを持っていやがると。

 

そのエルフの女を置いていけと告げる魔族を前に

フランメはフリーレンを卸し

確かに私は強い魔法使いの気持ちが

痛いほどよくわかると語る。

 

こいつらの気持ちも手に取るようにわかり

今まで研鑽してきた自らの魔法に対する自信と信頼。

 

要するにクソみたいな驕りと油断だと言い

魔族達に冷たい視線を向けた次の瞬間

フランメの放った魔法によって

三人の魔族は跡形もなく消滅させられていた。

 

その様子を目を見開いてみていたフリーレンは

フランメが体外に放出する魔力を制限し

強さを誤認させたことに気づく。

 

フランメもそうだと認めると共に

相手が認識した魔力の誤差で欺いて殺す。

 

誇り高き魔法を愚弄した

卑怯で最低な戦い方だと語るのだった。


その後傷を癒したフリーレンは

フランメを師匠と呼び

彼女から修行を受ける。

 

その修業とは体外に放出する魔力を

十分の一以下に抑えると言うものであり

エルフであるフリーレンはなんなくこなしていた。

 

後は並行して基本訓練で

基礎的な魔力を伸ばすと言われ

それだけでいいのかと疑問に思いつつも

この魔力の制限はどのくらい

続ければいいのかと尋ねるフリーレン。

 

フランメはそんな彼女に

私と同じくらい、一生だと告げる。

 

お前は一生を掛けて

魔族を欺くのだと・・・。

 

リュグナーが死んだことに気づいたアウラだが

計画は失敗したものの

ここでフリーレンを仕留められれば

戦果としては十分だと考えていた。

 

あなたはこの戦いで沢山の不死の軍勢を

私の支配下から解放したが

この私の前でそんなに多くの魔力を消費して

大丈夫なのかしら?と嘲笑うかのように告げた

アウラの手には服従の天秤が・・・!?

 

当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!


感想

 

リュグナーとの戦いも終わり

アウラとの激しい戦いが始まるかと思ってましたが

フランメとの過去回がメインでしたね。

 

どうやってフランメとフリーレンが知り合ったのか等

色々知りたかったことも描かれてましたが

鍵となるのは魔力の隠蔽についてですかね。

 

人間にしても魔族にしても

何故か魔法というものを神聖視しているのか

魔力を隠蔽すると言うのは

禁忌というか卑怯者と呼ばれるみたいです。

 

私としては生死が掛かっていることもあって

強さを隠したり勝つためにどんなことをしたりも

当然と言うかどこが卑怯なのか

理解できない部分ではありますが

そういう風潮がこの世界にはあるようですね。

 

フランメも魔法を愚弄するような卑怯者は

私達だけでいいと言っていましたし

かなり根強いものがあるのかも。

 

ただまあリュグナーが死の間際に

フェルンが魔力を隠蔽していることに気づき

卑怯者と罵っていたことは

一体どの口で言っているのかと正直失笑ものでしたが。

 

なんにしてもフェルンが隠蔽していた以上

その師匠であるフリーレンもそうでしょうし

アウラがどの段階で気づくのかが見物。

 

前にグラナトが言ってましたが

服従の天秤は天秤に自身と対象の魂を載せ

魔力の大きさを秤に掛け

より大きかった方が相手を服従させ操り人形に出来る魔法。

 

だとしたら隠蔽しているフリーレンの魔力が

アウラよりも上だったとしたら・・・

というのが二人の戦いの焦点になるかと。

 

いくらフリーレンが魔力を隠蔽しているとはいえ

アウラよりも多いかどうかはなんとも言えませんが

そうでなかったら詰んでしまうので

おそらくフリーレンの方が上なんだろうなとは思ってますが。

 

まあ、その予想が正しいのかどうかは

次回明らかになると思いますので

どんな展開が待っているのか楽しみです。

 

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