2021年11月2日発売の
週刊少年サンデー 2021年49号に
掲載されている
君は008 第178話の
ネタバレ&感想になります。
第178話 人は変わるよ
内容ネタバレ
その男はオレのすべての面倒を
見てくれると言った・・・。
正直胡散臭いと思ったが
なあに、最後はひと暴れして
運が悪ければ死ぬだけだと
高を括っていた。
中野へ入学することになった
千堂はアララギに語る。
ドグラ・マグラと戦える
というから入学を決めたが
こんな事をしても
オレは何も変わらないと。
その言葉にアララギは
笑いながら告げる。
別に君に変わって欲しい
わけでもないが・・・
人は変わるよ・・・必ずね。
その妙な自身に満ちた言葉を
今も忘れない・・・。
中野にてチーム分けで
アルファ1に振り分けられた千堂。
皆に怖がられた過去から
イマイチ乗り気にはなれなかった。
それでもまあ、振り分けた奴の責任だ、
オレと組むハメになった奴には
運が無かったと諦めてもらおう・・・。
そう思ってアルファ1に
集合場所へと向かった千堂は
入った瞬間アユーシに
刃物を投げつけられ!?
集合と同時に殺されたかけた・・・。
その女は”アユーシ”。
彼女曰く自分の崇高な目的の
足手まといになる人間なら
早めに殺しておこう
ということだったらしい・・・。
そしてもう一人の男”七々扇 櫂”は
銃をバラバラに解体しながら
皆ぶっ壊してやるぜ!と
狂ったように笑っていた・・・。
アルファ1には俺とは違う方向で
ヤバい奴らが二人もいた。
成程・・・毒を以て毒を制す
これが校長のやり口
なのだろうと思った。
だが何故か少しだけ妙な
安心感を覚えたのも事実だ。
そんなオレ並にヤバいと思っていた
七々扇が明石エイトと戦った後・・・。
時間切れで退学寸前だった
明石エイトにコインを一枚弾いた。
明石エイト!
お前の目指す正義の諜報員って
やつを見て見たくなったと。
その時奴の中で何かが
変わった瞬間をオレは見た。
そして脳裏にアララギの言葉が
思い出される。
君に足りないもの
それは”陽だまりの力”!だと。
少年に止めを刺そうとしていた
千堂の手がピタっと止まる。
その様子を見ていたエイトに
千堂は語り掛ける。
オレの諜報員としての
合理的な思考はこの強敵をここで
仕留めておくべきだと囁く・・・。
だが何故だろう・・・
オレの心の中の何かが
この剣を止める・・・。
これが人の”情”なのかな?
そう話す千堂にエイトは
嬉しそうに応える。
ああ!旧人類の誇るべき感情だと。
しかしシックボーイは告げる。
その感情に溺れてみろ、
弱くなるぞと。
その言葉にピクっと反応する千堂だが
エイトは真っ向から反論する。
そいつはどうかな?
オレは強くなると思うね!
そう言ってシックボーイの顔に
初めて蹴りを食らわせていた。
その攻防の中、幹部の少年は
架台の上から下を走る
電車に落下。
シックボーイは真面に入った蹴りも
全く効いていないのか
倒れることもたじろぐこともなかった。
そしてエイトの足を掴むと
強くなる?どういう理屈だよ!?
と言いながら何度も地に叩きつける。
それを見たルルスから
殺さずに連れて帰るって
指令だったでしょ!と言われ
落ち着きを取りもどすシックボーイ。
そんな彼にエイトは告げる。
お前らには決して
分からない理屈だと。
そう言った次の瞬間
千堂がシックボーイへと
斬りかかっていた。
間一髪で躱したシックボーイだが
その隙にエイトの身柄を
奪われてしまい舌打ちしつつ
二人を睨みつける。
助けたエイトに千堂は声をかける。
あれで本当に良かったのか
オレには分からん・・・。
だが気分はスッキリした!と。
もっと質の悪そうな
ドグラ・マグラが残っている・・・
こいつでよしとしよう!と二人は
シックボーイへと剣をむけるのだった。
当ブログでは簡易的な
あらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は
本誌かコミックスでどうぞ!
感想
千堂の回想から始まった今回ですが
なんていうかアルファ1の面々は
色々な意味で濃かったですね。
七々扇は初めてエイトと
出会った時と同じような感じでしたが
アユーシもこれまた濃い性格を・・・。
まあ、だからこそ千堂とも
やっていけているんでしょうけどね。
彼らを組むように振り分けた
アララギの決断は良い意味で
間違っていなかったと。
とまあ粗方の予想通り
止めを刺すことなく
敵を一人倒したわけですが
ルルスはあやめに任せるとして
シックボーイが本当に厄介。
二人が万全の状態でも
まず間違いなく負ける相手ですからね。
現状は必ずしも有利とは
いかないだろうなと。
予告で衝撃の結着!?とありましたので
それに期待するしかないでしょうね。
衝撃の”結着”と決着ではない
言葉を使っているので
それがどういう事なのか・・・。
予想としては誰か助けに
来る可能性もあるのかなと
思っていますが
正直何とも言えないので
次回どうなるのか楽しみです。