2022年5月12日発売の
週刊ヤングジャンプ2022年
24号に掲載されている
キングダム 719話の
ネタバレ&感想になります。
第719話 錐型の陣
内容ネタバレ
蒙恬の指示を受け
錐型の陣へと陣形を変える
飛信隊と楽華軍。
相対する青歌軍を率いる楽彰は
敵が錐型の陣を敷いたことで
我らに突撃をかけ突破して行こうと
考えているのだと判断する。
つくづく面白い動きをすると
笑った楽彰は同じく青歌を率いる
将軍・上和龍に声をかける。
あの錐型突破の
”最も屈辱的な破り方”を
知っているか?と。
配置についた両軍は
大将である信と蒙恬を先頭に
錐型の陣による突撃を開始。
それに対し青歌軍のとった行動は
目の前の秦軍と同じく
錐型の陣を敷き正面から
ぶつかり合うというものだった。
その動きを見た蒙恬は
まさかそんな手でくるとはと
思いつつも退かず
衝撃に備えろと指示を出す。
信もまたこれは勢いが劣る方が
負けると判断し退くことなく
その勢いのまま突撃。
そんな青歌軍の動きを見て李牧は
そんな止め方を試みるとは
思っていた以上に苛烈なのですね
青歌の”第二将”楽彰と零していた。
両軍ともに錐型の陣による
全速力での突撃。
その衝撃は極めて大きく
ぶつかり合った人馬が
宙へ投げ出される程だった。
信が飛んできた馬にぶつかり
一時倒れ込む一幕があったが
楽華は陸仙、飛信隊は飛麃が
前面に立ち青歌軍へと向かう。
岳雷が前に出たのを見た我呂は
目の前の敵に何か感じることがあるのか
あんま出過ぎるなと声をかけるが
次の瞬間岳雷の前に
青歌軍の将である上和龍が姿を見せる。
目の前にいるのが敵将であると
判断した岳雷はその首を討つべく
自ら向かうも一太刀すら打ち合えず
その命を落とすことに。
あまりの事に呆然としていた
我呂が我を取り戻し
岳雷の名を叫ぶ中
その命を奪った上和龍は告げる。
そう気に病むな。
どうせお前達もこの李牧殿の
包囲から外に出られずに
一人残らずここで死ぬのだからなと。
その言葉を受け激昂した我呂は
怒りのままに上和龍に向かうが
それを追い越す形で信自ら
上和龍に斬りかかっていた。
そんな信の矛を真っ向から
受け止めた上和龍は告げる。
手遅れなのだよ お前達はと。
当ブログでは簡易的な
あらすじとしてありますので
より詳しく知りたい方は
本誌かコミックスでどうぞ!
感想
楽彰が言っていた
錐型突破の最も屈辱的な破り方が
まさか同じ陣形で突撃とは
正直驚きました。
まあ、敵と同じ条件で
それを真っ向から打ち破ったら
確かに屈辱だとは思いますが
それを実行に移せるのは
大したものだと思います。
もちろん自軍が勝てると
判断しているからこそ
出来る事だとは思いますが
李牧が言うように
その顔に似合わず苛烈だなと。
それにしても馬で全速力で
ぶつかり合うのは
以前の戦いでも何度か見ましたが
今回は物凄かったですね・・・。
同じ陣形というのもあるんでしょうけど
馬ってあんな感じで
空に投げ出されるんだなと。
まあ、車で言うところの
正面衝突もいい所でしょうし
あれだけのスピードでぶつかれば
ああなるんでしょうけど
なんとも現実味がない光景でした。
それにしてもこれだけの
劣勢で始まった戦いですから
飛信隊でも犠牲が増えることは
ある程度予想してましたが
岳雷がああもあっさり
命を落とすとは・・・。
元麃公軍ということもあって
飛信隊においてかなりの実力者でしたが
この序盤で指揮官の一人が
亡くなったのはかなり痛いですね。
相手が相手だったので
仕方ない部分もありますが
それにしたって惜しい人物を
喪ったものです。
その仇は信が討ってくれるとして
もう一人の将である楽彰は
蒙恬が戦うことになりそうですね。
もしかしたらその配下の
陸仙か愛閃かもしれませんが
そっちはそっちで厳しい戦いになりそう。
相手は青歌の第二将ですし。
ともあれのっけから
指揮官の一人を喪うとか
展開が早いので
これからどうなるのか楽しみです。
これから先を考えれば
なんとかして青歌軍を
突破したいところですが・・・。