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キングダム 631話 ネタバレ&感想 天地の間

2020年2月13日発売の週刊ヤングジャンプ 2020年11号に連載されている

キングダム 631話のネタバレ&感想になります。

 

第631話 朱い階段

内容ネタバレ

 

信を呼び戻すために自身の寿命が必要という

文字通り命懸けで天地の間へと辿り着いた羌瘣。

 

そこで信を発見し何度も声をかけたものの

信はまるでこちらの声が聞こえていないかのように

前へと歩き出しその眼前には朱い階段が・・・!?


その階段を登ったら本当に戻れなくなると

必死に声をかけ続ける羌瘣だが

いつの間にか自身の身体が沼のようなものに捕らえられていた。

 

それでも涙ながらに信を引き留めようと声を上げるが

その声は信には届かずついに信の足が階段へと差し掛かった瞬間

信は何かに呼ばれたような感じを受け振り返っていた。

 

しかしどうやら信の目には羌瘣の姿は見えていないようで

ま、いっかと再び前を向いた信だが

そこへ信と共に夢を語り合った漂が姿を見せる。

 

何故ここに漂がいるのか困惑する信だが

漂は案内だと告げ信を伴い階段へと向かい歩き出す。

 

漂には羌瘣の姿が見えているのか

一瞬目を合わせたものの言葉はなく

羌瘣は何とかして追いかけようと足掻いていた。

 

そして力を吸い取られるかのような感覚に

これは命を吸っているのだと気づき

ふざけるな!そうなる前にあいつを戻すんだ!と奮起し

沼を振り払い懸命に信達の後を追いかけていた。

 

先を行く信は久々に漂と会えたこともあって

漂から問われるままにこれまでの事を話していた。

 

しかし漂から自分が持っていた隊の名前は何だ?と聞かれ

何故かその部分だけ抜け落ちているかのように

答えることが出来ずにいた。

 

信の後を必死に追いかけていた羌瘣が

限界が近づいたのか血を吐き蹲り

再び沼に捕らわれようとしていた頃

信は再び朱い階段の目の前に辿り着く。

 

その階段の前で漂から続けざまにされる

質問を答えていく信だが

その話題が秦王の話になった途端

またしても抜け落ちたようにその記憶は無くなっていた。

 

そして漂に促されるままに階段へと歩き出そうとした瞬間

信は何か一番でけーの忘れてる気がするんだと言い出す。

 

懸命に思い出そうとしたものの

結局思い出せず諦めて階段へと向かう信だが

一歩足を進めようとした瞬間

その身体はそれを拒むかのように動きを止めていた。

 

一体何が起こっているのかと困惑する信だが

その身体には信の目には映らない羌瘣が

必死にその身体を引き留めていた。

限界を迎えた身体は小刻みに震え

口から血を流し息も絶え絶えの中

羌瘣はお前の隊の名前は飛信隊だと叫ぶ。


そしてお前の夢は・・・と口にしようとした瞬間

その口は漂の手に塞がれており

漂はそれは自分で思い出さないといけないのだと告げる。

 

そんな羌瘣の必死の叫び声が聞こえたのか

信は漂にお前達の所にはいけないと告げる。

 

何故だと尋ねる漂に信は決まってるだろ、

二人の夢だった天下の大将軍にまだなってねーと返し

漂も嬉しそうにそうだったなと応えていた。

 

いつの間にか信の傍らには光の穴が出来ており

漂はじゃあ今すぐその光の穴から向こうへ行け

それで”戻れる”と告げる。

 

そして本当に上手くいったんだと喜ぶ羌瘣に

俺は役割を制限されていた、本当にありがとうと

言い残し姿を消すのだった。

 

漂がいきなり消えたことに驚いた信だが

すぐそばに羌瘣がいたことに気づく。

 

何故自分がここにいるのかもイマイチ理解していない信を

羌瘣は涙を流しながらぎゅっと抱きしめ

頑張れと告げ信を光の穴へと押しやっていた。

 

信を無事に送り返し安堵した羌瘣は

頑張れ信と呟き沼の中へと沈もうとしていた。

 

しかし沈み切る直前二人の男が

その身体を沼から引きずりだしていた。

 

その男とは少し前に命を落とした

松左と去亥だった。

 

二人はギリギリ間に合ったことを喜びながら

うちらの大将頼んだぞと羌瘣を

光の穴へと放り投げるのだった。

 

一方、禁術を使った羌瘣から信に呼びかけろと言われた

飛信隊の面々は必死に信の名を叫んでいた。

 

皆が涙を流しながら信の名を呼び続けていた所

唐突に信がひょこっと身体を起こす。

 

一瞬何が起こったのか分からず

思わず自身の槍を放り出すほどに驚愕していたが

ようやく信が戻ってきたことを理解したようで

涙を流しながら信の名を呼ぶのだった。

 

当ブログでは簡易的なあらすじとしてありますので

より詳しく知りたい方は本誌かコミックスでどうぞ!


感想

 

信がこの漫画の主人公である以上

ちゃんと戻ってくるとは思ってましたが

いざ戻ってくると嬉しいものです。

 

それに前回の幽連と象姉もそうですが

亡くなった者達がまた出て来てくれるのは

かなり嬉しい。

 

今回は漂がかなり久々に登場しましたし

松左と去亥をまた見ることが出来るとは・・・。

 

特に松左と去亥についてですが

あのタイミングで登場するとは

本当によくやった!と。

 

もう見られないと思っていた

あの二人の兼ね合いも見れましたし

もう言うこと無いです。

 

そんな二人の活躍もあって羌瘣も

無事に戻ってくることが出来そうですしね。

 

まだ羌瘣の方は戻ってきてないものの

おそらく次回には戻ってくるでしょうし

これで今回の飛信隊として戦いは終わることになるかと。

 

ここから李牧を追撃しても遅いでしょうし

あとは鄴での戦いがどうなっているのか

李牧は間に合うのかくらいですかね。

 

まだこの侵攻軍自体の行動は終わってはいませんが

なんにしても信も無事に戻って来て

彼らの挙げた戦功もかなりのものですので

とりあえず一段落といったところかと。

 

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